越後駒ケ岳

今年はまだ登山に行っていない・・・ 忙しかったのもありますが、関東近辺の百名山を一通り登ってしまって、次に目指す山が遠すぎるというのもありました。遠出するなら縦走したいなということで、今年の一発目は尾瀬と決めていたのですが「さぁ行こうか!」となって調べてビックリ。至仏山は山開きが7月らしいw 尾瀬に入ることはできるも、登山道が閉鎖されているのだそうです。

縦走のつもりで私もTさんも3連休取っちゃってるし、どこか行かねばなるまい。ということで急遽、越後駒ケ岳へ行くことにしました。

ここを選んだ理由は・・・

①登山口との標高差が少なく(登山口と頂上で800m)

②避難小屋があり(宿泊する気満々)

普段たるんだ日常生活をしている我々にはちょうどいいのではないかという浅はかな考え。まぁこれで思いっきり打ちのめされるわけですが・・・

ところがこれまた調べてビックリ、越後駒ケ岳の山開きは6月24日。「なんでこんなに山開きが遅いんだろう?」と思いつつも25日に行くことになりました。

25日というのはワールドカップ、24日深夜の日本vsセネガルの翌日。ワールドカップを2時過ぎに見終えて、1.5時間ベッドでウトウトしつつ、3時半に起床。実質寝ないで登山という、半年ぶりなのにいきなりハードモード。Tさんも当然似たような状況で、朝4時に横浜を出ました。片道300キロ弱。アイサイトがあれば眠くてもラクチンです。まぁ行きの車内はTさんと近況報告をおしゃべりしているだけで着いちゃうんですけどね。

関越の小出ICから小一時間かな。大湯温泉以降、急に細い峠道になります。しこもこれが結構クネクネしていて怖いです。ICから出たところにセブンイレブン、その先のローソンがラストコンビニですね。越後駒ケ岳は避難小屋で水の補給ができるのですが、登山口の枝折峠にはトイレはあるも水はありません。コンビニで補給を忘れずに。

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枝折峠に到着。フロントグリルVer2!こっちの方がカッコいいですなw トイレを済ませて身支度、8時30分に出発しました。

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6月ももう終わるというのに、標高も1200mくらいだというのに、いきなり雪が出てきます。え?ここなんかおかしくない?

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最初の方はツツジがまだ残っていたかな。高山植物はまだまだこれからという感じでした。

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「そこまで辛い登山ではないだろう」と思っていたのですが、一向に標高を稼ぐことができません。この山、登り6時間のコースタイムですが、3時間は水平移動なんですw しかもその水平移動、100mくらいを3回昇り降りします。気温は22度くらい。寝不足でおなかの調子は悪いし頭痛がするしで、結構きついっすw

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この湿原、カエルの卵がものすごい数です。左側のモヤモヤしたところは全て卵。

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今回もGEAR360持ってきました。まだ元気そうですねw

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道行山の分岐。この辺りは気温も25度くらいになってきて蝉が鳴きまくっていました。雪はあるは蝉は鳴いているは、どうなってんだ!って感じです。

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今回はPloom techで登山です。ちなみにカプセルはコンビニで売っていないです。これだとゴミが更に少なりますが、吸いごたえが物足りないかな。個人的にはニコチン補給というより、口淋しいのを紛らわすだけの効果はあったと思います。というかほとんど吸っていなかったかも。禁煙に繋がる予感・・・

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やっと見えてきました。先長いぞ・・・ 一番高い山が越後駒ケ岳。雪が結構ありそう。

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雪解け水が登山道を流れています。ここでトラブル。地図では登山口>明神山>道行山>小倉山>百草の池>前駒>避難小屋>頂上となっていて、それぞれで休憩を取る予定だったのですが、本格的な登りが始まる小倉山の分岐が見つけられませんでしたw おそらく雪渓トラバースのところが小倉山だと思います。雪渓手前に見晴の良い立派なベンチのある場所がありますが、ここで一休みしないと百草の海まで休めません。

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私達は小倉山に気づけず百草の池までぶっ通しで歩いて果てましたw 下山中のおばさんも小倉山がわからなかったようです。

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この辺りから植生が変わった模様。

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雪渓結構ズルズルの雪なんですが滑ります。

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ここが前駒かな?

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前駒の前後から本格的な登りというか岩場になります。かなり怖い登りが続きます。

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雪渓を左に眺めながら登ります。というか足元が怖すぎて景色を見る余裕ありませんがw 越後駒ケ岳かなり手強いです。

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そしてついに駒の小屋に到着。ほとばしる水がめちゃくちゃ冷たくて気持ちいい!

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この小屋は週末のみ管理人さんがいるのだとか。ちょうど下山中の管理人さんに会いました。不在の際は名簿に名前を書いて2000円をポストに入れます。2階に毛布があってそれを利用可能。

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天気もいいし誰もいないし最高です!

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小屋に入ったところ。

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小屋の一階。キレイです。冬季も利用できる小屋で、中で自炊可能。電気はありません。

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一休みしたらあともうちょっと登っちゃいます。

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頂上手前は雪景色。ここはアイゼンがあったほうが良いかもしれません。私は持ってはいたのですが使いませんでした。でもここ一旦滑ったらかなりやばそうです。

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そして登頂!

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八海山も良く見えます。

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上州武尊で遭ったヤマトタケルかと思っていたのですが、調べてみると猿田彦なんですね。

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夕焼けは期待できなさそうなので惜しみつつも下山します。

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これはこれでキレイですね!

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小屋に戻ったら寝床を作って、お待ちかねのTさん料理です。ソロだと絶対自炊しない私ですが、Tさんはいつもいろいろ考えて料理をしてくれます。そのために重い荷物を担いで・・・ 次からは私も背負いますw

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ウィンナー>チーズ>焼きそば>スンドゥブチゲ>雑炊のフルコースです。ワインを開けたのですが私、ビール・日本酒・ワインは即死します。この夜も途中から気を失いかけていますw ただこの鍋めちゃくちゃおいしかったです!

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最後雑炊はもう食べられないということになったはずでしたが、その頃になってTさんが日本酒で酔いだします。酔ったTさんは暴走するだけして翌朝記憶を失っていますw この晩も結局雑炊まで行きました。おなか一杯・寝不足・疲労マックスのトリプルアタックで21時に横になり気づいたら朝4時でしたw

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朝焼け

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普通ここに泊まったら頂上で日の出を見ると思いますが、私達そんな余裕ありません。ただ気温は12度くらいあって気持ち良かったです。

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半分寝てますねw

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朝ごはん付きです!この網を使いたかったそうです。バーナーの火を均等に拡散させるのだとか。マフィンを焼いてくれました。

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これもうまかった!

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身支度をして下山です。

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下山も最初の急斜面がきつい。おっかなびっくりで小一時間下るので気疲れします。ただ百草の池まではあっさり終わるかな。そのあとが長いですけどねw この日は気温が26度くらいまで上がって、小倉山あたりからは灼熱地獄でした。飲んだ水がそのまま汗になっているように感じるほどに苦しかったです。下山のコースタイムは4時間半くらいですが4時間かかったかな。

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これって何の卵なんだろう。

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下山後はそのまま銀山平の白銀の湯へ。650円です。

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この近くにはかもしかの湯というのもあって、キャンプをする人はそちらが使いやすいのだそうです。避難小屋で2000円払った人は400円で入れるのだとか。

実際のところ越後駒ケ岳はピストン登山の人が大半ではないでしょうか。そうなると10時間近い行動時間となるわけで、そんなに楽な山ではないと思います。新潟といえどこの山は2003mですから、夏は気温が比較的高い状態出歩くことになります。自ずと灼熱登山になり、かなり体力を使います。登山道は8割が整備されていて歩きやすいのですが、前駒近辺や雪渓などは一度滑ったらかなり危険な香りがします。平日に登れる人は積極的に避難小屋利用をして余裕を持った登山が良いのではないでしょうか。週末は混むと思いますから早めに登り始めて状況を見て小屋泊かピストンか判断したほうが良いですね。

この地域の百名山はどれも似たような感じで長時間の行動を強いられます。巻機山は小屋がありますが、平ケ岳は小屋なしキャンプ不可とちょっと考えてもハードそうです。自分の体力、天候、時間などある程度計算できる中級者向けの山なのかもしれないと感じました。

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コメント

  1. tkuma より:

    本題と全然関係なくて申し訳ないですが、フロントグリルはVer1よりVer2が断然格好良いですね!