ランプの宿 駒の湯山荘

奥只見湖で秘境感を満喫というかわっぱめしを満喫したおっさん二人は、早々に宿を目指します。

だいたいTさんと行く登山は、登山計画を私が担当し、下山後や宿のお楽しみはTさんが企画してくれます。蔵王は遠刈田温泉、男体山は湯本温泉、安達太良山はくろがね小屋、那須は煙草屋と北湯などなど、まぁ外しません。というかどこもコスパよくて「次も泊まりたい」と思える宿ばかり。今回もTさんが考えてくれました。「tyuruは新潟の夜の街を満喫と、何もないところどっちがいい?」という提案はありました。夜の街も捨てがたいところですが「今後新潟には登山で何度か来るからどっちも良い!w」ということで、今回は「何もない方」に決定。

越後駒ケ岳のそばには電気が通っていない「ランプの宿」があるのだとか。良いじゃないですか!下山中に予約した「駒の湯山荘」へ向かいます。

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前回の記事で書きましたが、この辺りは雪がめちゃくちゃ多くて雪崩被害があるため、ライフラインの整備がしきれない模様。

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日本秘湯を守る会の札がありますが、実は会からは脱退されてますw 大人の事情でいろいろある模様。

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ところどころにランプが据え付けてあります。自家発電で点くランプも各部屋に備え付けられています。

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部屋は一泊二食税込み11000円の部屋で六畳一間かな。「ん?これしょぼ過ぎね?」という印象です。もうちょっとお金を出すと14000くらいで囲炉裏付きの部屋になるとか。ちなみに電気が来ていないのでエアコンとかテレビは勿論ありません。唯一電球だけは自家発電で賄われています。高くねーか?w

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館内はちょっとした花や絵画が並べられていて「おもてなしの心」を感じます。山小屋が背伸びして旅館になろうという感じ?(言葉が悪くてスミマセン)

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入り口付近では囲炉裏を囲んでスタッフの方や同宿者同士でお話しできるスペースがあります。

私結構疲れていたので宿に着くなり寝てしまいました。Tさんは温泉へ。そして夕食になります。夕食は入り口そばの食堂です。

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ここもご飯良いです!ご飯は勿論コシヒカリ。鹿肉・山菜・岩魚どれもおいしいです。

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お膳の説明と同時にランプの使い方も教えてくれます。

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私はお酒もコシヒカリの焼酎です。これ美味しいです。日本酒なら雪の華っていうのが絶品だとTさんが言っていました。

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てんぷらやイワナの塩焼きも出てきます。素材の味を生かす感じで素朴でどれもおいしいです。

この際お給仕してくれるおばさんといろいろお話して、この宿の事を色々教えていただきました。実はこのおばさんこそ二代目女将さん。ものすごくフランクな方でお話面白かったです。今は息子さんたちに宿を任せ、お手伝いをしているそうです。

二代目女将さんの話では、今のご主人は三代目。初代はいわゆる山小屋の頑固おやじで、自力でこの小屋を建てたのだそうです。本来この宿は枝折峠へ向かう拠点となる小屋で、この辺りの開発に携わった人たちの為の宿から始まり、登山者が増えるようになり、今に至るのだとか。冬はあまりに雪深い為、今でも雪崩がひどく電線が引けない為「ランプの宿」なのだそうです。冬の間は閉鎖しますが、それこそ雪の影響で施設の破壊はよくある話で、運営を続けるのも大変なのだそうです。

そんなバックグラウンドを聞くと、この宿に愛着が湧いてきます。元が山小屋ならこれも仕方ない、山小屋に比べればものすごく親切だし、気が利いています。

宿に入った時の「コスパ悪くねーか?」という感想は撤回ですw

食後はこちらの宿の最大のウリ、温泉へGO!です。

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混浴露天風呂。ものすごい湯量で噴水になっています。が、これ33度。Tさん曰く「人肌だけれど長く浸かるとちょっと疲れる」温度。実際そんな感じです。どのお風呂もかけ流し33度と、温泉を沸かした暖かめの湯が備え付けられており、寒くなったら暖かい湯、のぼせてきたら源泉という感じで永遠に入れますw 記録は16時間は行った人がいるとか。アホですね・・・ 私は1時間ですw

ちなみに私こんな感じの冷泉大好きです。瑞牆山・金峰山に行くと通り道に「増富ラジウム温泉」がありますが、やはりここが冷たいんですね。「登山の後は冷泉で寝る」最高です!

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夕食の間に部屋のランプに灯が入れられます。これ意外に暖かいのと油の匂いがきついのですが、匂いはすぐ慣れるかな。写真よりも光量はかなり少なく、本も読めないレベルです。温泉でちょうど良くなった体温のまま布団に寝転んだら、この日も即死ですw

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翌朝。食事には時間があるので河原の湯へ。もちろん33度です。

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気持ちいいです。

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館内にはほかにも家族風呂・貸切風呂・内湯があります。写真は貸切風呂1階。

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朝食です。やはり素朴でうまい。この宿は温泉と食事がかなりいいですネ。

駒の湯山荘は子供にはちょっときついかも。現代女性にもきついかも。ある程度詫び寂びのわかる大人のお宿といった感じです。都会の喧騒から離れ、のんびり山間の温泉宿で過ごす。なんて利用方法がいいと思います。

私達が泊まった日は満室に近かったようですが、翌日は予約が一組と女将さんがボヤいていましたwまぁなんといっても秘境ですしね。週末は常連さんで混むんじゃないかな。わっぱめしを食べてランプの宿で温泉三昧。贅沢です!

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