雲取山 Tyuru鳥に遊ばれる

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1月に登山口まで行って、結局登らなかった雲取山へ再度チャレンジしてきました。天気予報は初日晴れ、二日目雨でしたが、まぁ東京だしなんとかなるっしょといつもの軽い気持ちで・・・ 今回は単独です。

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全く雪の気配はなく、天気も最高。気温も10度を超えていました。

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雲取山荘へ前日予約も入れていたので、のんびり歩いていきます。鳥の鳴き声が今まで経験したことの無いくらい多く「私を歓迎してくれているのね!」とメルヒェンな気分で登りますw

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2時間位登っていくと七ツ石小屋とブナ坂分岐になります。今日は調子が良いので(ここまではそんなに急登もないので)、ちょっときつそうな七ツ石小屋へ。「何故こんなところに小屋が・・・」という感じでしたが見晴らしの良いところでした。水場もあります。

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ちょっと気温が上がり過ぎて煙っていますが富士山もバッチリ。

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このあと雪が出てきます・・・ 登るのには特に問題もなくアイゼンなしで進みます。

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今回40-150proを持ってきていたので、小屋でレンズを交換し、小鳥を狙いますw どうみても私についてきてると思われる2羽を狙いますが、早過ぎて捉えきれません。登山道を行ったり来たりしながら小一時間格闘しますが、なかなか良い写真が撮れませんw

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コゲラだと思いますが、木をつつき始めて私を忘れているようなのでその隙に撮りますw

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速いし、望遠だとすぐフレームから外れるしで、大変でしたw

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結局私にはここが限界と諦めまた登ります。ブナ坂。ここから南側は展望も良く気持ちの良い山歩きが楽しめました。

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これが雲取山かな?右が雲取、左が小雲取と思ったのですが逆でした。

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奥多摩小屋。自炊小屋です。

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コレがあるいて来たルート。七ツ石山からブナ坂です。

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進むと避難小屋が見えてきました。

小雲取山手前あたりから雪が深くなり、アイゼンをしました。踏みあとに足をのせてもズボッと膝くらいまでハマったりして結構しんどいw 斜面もそこそこきつくなってきて足の運び方を考えながら進みます。

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そして登頂、避難小屋内部。というかこの小屋泊まれるじゃないかw 扉も2重だしとてもきれいな避難小屋です。

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山梨百名山の碑

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埼玉の碑

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東京の碑・・・3県でわざわざ別々に碑を建てているというw

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ひとしきり眺望を楽しんだ後、雲取小屋へ向かいます。途中レリーフがあったので行ってみたらラッセルになりました・・・というか山頂から小屋までの斜面が一番キツイw

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完全に雪になっています。ちょっとルートを外すと膝上まで埋まりますw

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やっと小屋に到着。この日の宿泊は私だけw「雨降るってのに良く来るねぇ」と小屋番の人に軽いジャブを打たれますw

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小屋の周りはまだまだ雪だらけ。テン場を見に行こうとしましたが膝まで埋まったのでやめておきますw

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貸切の館内。キレイです。水場が無いのですが、トイレも物凄くきれいでした。

小屋番の方とお話ししながら夕食を待ちます。5時半に夕食をとって6時半くらいには寝ましたw

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部屋にはコタツがあって、気温も高目だったので快適でした。

ところが夜中の12時に物音で目覚めます。大雨ですw すごい雨風で明日が憂鬱ですw 雪はともかく膝まで埋まるのがキツイ・・・ またここから山頂への道が更に憂鬱な気持ちにさせますw まき道は雪が深くて今の時期通れません。

朝4時半に起こされました。というか私が4時半に朝食お願いしたのに寝過ごしましたw
「雨なんでゆっくり出ようかな」とぼそっと言うと、早く朝飯作ったんだから早く出なよ」getw ただ雨も小ぶりになっていたので、うだうだしていても仕方ないし、5時半には小屋を出ました。

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ヒーヒー言いながら山頂へ。40分くらいかかったかな?真っ白ですw

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避難小屋からの景色も真っ白・・・ 寒くなかったのが救いでした。

ただ昨日と違って雨のあとで登山道の具合が良くありません。慎重に進んでいき、奥多摩小屋でアイゼンを脱ぎました。すると登山道のど真ん中でテントを張っている人がw なにやら朝日を拝みに来たんだけれど、雨がひど過ぎてビバークしていたようですwというか天気予報は・・・ 私より適当な人がいて驚きましたw 世間は広い。

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下りは七ツ石山のまき道を通ったのですがコレがやばかった。トラバースがツルツルに凍っていてアイゼンなしだと滑落するレベルです。アイゼン履けばよかったのですがそのまま慎重に山側を突き進みました。コレ本当に危険でした。反省ですw

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奥多摩湖には雲海が。

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もうほぼ下山という頃になるとまた鳥達が出てきますw いや私もうくたくたなんで勘弁してくださいw
結局4時間半かけて下山しました。

今の時期はよほど天気が良くない限り雲取山はキツイと感じましたw 鴨沢からのルートはきつくもないのだけれど長いですね。雪がとれるまでは装備も冬用できっちりして行かないと危なそう。今回の山行、すれ違う方は殆どチェーンスパイクされていましたが、とても便利そうです。この時期はチェーンスパイク良さそうだな・・・ 12本爪の安心感はでかいですが、重いんですよね・・・ あとあの避難小屋、是非一回泊ってみたい。避難小屋ですからそういう用途で使うモノではありませんが、夕景、朝日ひとり占め出来そうです。

東京最高峰というだけで、たいしたことないかななんて思っていましたが、いやいや、ここもうガッツリ登山です。景色も良いですし、また行きたいです。

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