皇海山

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今月は仕事が順調に進んで、月末に余裕ができたので、もう一丁登山してきました。今回は日程的な問題で単独行なので、今後もあまり行かなさそうな場所、あまり人気の無い山を選んでみました。群馬の皇海山です。

2時起床で3時横浜発。6時くらいには沼田ICを降りて、皇海山最大の難所といわれる栗原川林道に入ります。


このご時世20kmの林道とは珍しいですが、本当にやばい道でしたw  初めのうちは「おぉこれが噂の林道か!」くらいの軽いノリで走れます。というか余裕で駐車場まで行けそうです。

完全にダートになってもまぁ許せる範囲。カルディナ号はおなかを擦ろうが傷がつこうがお構いなし。

紅葉もきれいだしなかなかいいところだなぁなんて思いながら走っていきます。

このトンネルあたりから雲行きが怪しくなります・・・ ここまでは紅葉眺めながら写真撮ったりして余裕があったのですが、残り12キロが地獄でした。いろいろ検索すると「尖った石がゴロゴロ・・・」とあり「そんな石、都合よく落ちてるわけないだろ」と思っていたらゴロンゴロンありましたw RV車ならば、そこまで気にしないでもいいと思いますが、この先は乗用車はかなり気を使います。 ちなみに道が狭すぎて、石(岩?)を踏まざるを得ない場所もあります。そんな時は車を停めて除石しながら進みましたw

やっと着いた登山口。トイレあります。誰もいませんw

会津駒ケ岳でシャリバテしたので、今回は登山開始前に食事します。ただし糖質制限食w ローソンのサラダにシーチキンの缶詰。これにマヨネーズをかけて食べます。というか最近はこんな食事ばかりですw 行動食はナッツ。前回のようなやばい状況に備えsavasのエナジータブ(ブドウ糖)を持っていきます。そのほかローソンの低糖質パンを3食、フリーズドライご飯3食そのたもろもろを持って歩きました。

今回はストックを使わない予定。今まで使わなかったことがないのでどんなもんか試してみました。というかこの山ストックあると危険ですw

朝8時で気温は5度、空は快晴です!

最初はずっと気持ちのいい登山道です。斜度も緩やかで沢のせせらぎを聞きながら登ります。

何度か川を渡りながら川に沿って登っていくと、だんだんと斜度がきつくなってきて、コル手前はかなりの急斜面を登ります。

登山開始から2時間弱で不動沢のコルにつきます。今日は体調がいいかもしれない。

皇海山は見えませんが反対の鋸山が見えます。というかこの稜線・・・まさに鋸!

一休みしてまず皇海山に登ります。ここも最初はのんびりですが途中から急に険しくなります。

信仰の山だけに青銅の剣が刺さっています。

 

皇海山登頂。ここまで出会った人は一人w 一の鳥居から6時間かけて登ってきたそうです。ものすごいスピードでした。これからまた6時間かけて下山するそうです。羨ましいほどの体力。私はお腹一杯かなw

DSC03069.jpg

皇海山山頂。展望はほとんどありません。反対側の鋸山の展望が良いとのことなのでそちらにも行ってみることに。

不動沢のコルまで戻って鋸山方面に向かいます。コースタイム40分ということで軽く考えていたのですが甘かった・・・

鋸山ヤバいですw 途中からロープ頼りの岩登りになります。しかもそのロープが切れかかっているところがあって冷や冷やものです。というか単独で来て危険を感じ後悔したの初めてですw

どうにかこうにか登頂。この顔つきからしてやはり元気あったんですねw

左から皇海山・日光白根山・男体山が見えます。反対側には赤城も見えました。

ちょっと風が強かったのですがお昼ご飯。糖質制限食ですw たまごスープ・糖質制限パン・たまごにマヨネーズですw


雲がきれいでした。しばらく頂上でのんびりしていました。

下山開始。というかここ降りるの怖すぎる・・・ 誰もいないし落っこちたら終わりっぽいw



写真だとなんてことないんですけどね。もう一回行けと言われたら躊躇うレベルですw

コルからあともしばらく急坂。そこを過ぎればまたのんびり沢沿いの山歩きです。

やはり私しかいないのね・・・ 15:30下山。

しかしここからが再度難所w

夕方で日の当たるところはきれいな紅葉なので写真撮りつつ、尖った石を除きつつ車を走らせます。

駒ケ岳ほどではありませんが見ごたえのある紅葉でした。

もうこの山は一人で来ることはないと思いますw

今回は単独ということで、我ながらかなり慎重に行動しました。バテるのが怖かったので心拍数を上げすぎないようにゆったりと登りました。結果ケトン星人になったのかどうかわかりませんが、行動食を摂らず(というよりおなか減らないんですよね)水だけで動けました。まぁコースタイムで6時間の道ですから軽めの登山といえば軽めではありますが、うれしい誤算でした。

皇海山。林道はほんとパンクのリスクかなり高いです。こればかりは運だよりになってしまいますね。こういう時は悪いほうに転びがちな私ですが、今回はとくに車のトラブルもなく帰ってくることができました。

また今回の写真、広角側はE-M1+7-14Pro 標準域はRX100M3で行きましたが、広角だけでも結構いいなと感じました。展望の少ない登山道なので被写体が少なかったというのもありますが、購入後初めてまともにこのレンズ使いましたw 使い勝手はやはりいいですね。

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