カーオーディオ インナーバッフルの自作 スラントバッフルを作ってみる

前回のバッフル、我ながらよくできたと思ったのですが、実際に使ってみると定位が下に下がり過ぎます。ヘッドユニットのあたりかな?頭の位置を少し下げると音が良くなる・・・定位が低すぎる模様。結局スラントのあるカロのメタルバッフル(17cm用)に戻し、穴をふさぎまくってSRT1633を強引につけていますが、これの方が定位はダッシュ上まで上がってきます。

いつかはやってみようと思っていたインナーバッフルのDIYに挑戦しました。木工とかほぼ素人の作品です。 ※私のシステムは...

自作バッフル・カロのメタルバッフル・カロのプラバッフルととっかえひっかえ付けてみて、スピーカーも隙間を多めにしたりなくしたり、取り付けもぎっちり締めたり緩めに締めたりと何度ドアパネル外したことかw

ここである仮定が浮かび上がりました。

この仮定はあくまでも私の感覚であって、ネット情報とは違う可能性が高いです。鵜呑みにしないでくださいw

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インナーバッフル考察(コアキシャルスピーカー)

車両 スバルXV(GP7) デッドニングはレジェトレックスのみ。軽く貼っているだけの状態

スピーカーはSRT1633。コアキシャル3Way。

スラントの有無

スラントがあると定位が上がると言われますが実際上がりますね。ただし音量によって定位は上下するような気がします。その上下差はたいしたことはないですが小音量と大音量では明らかに大音量の方が上に上がります。

人を乗せて小音量の際はダッシュ下、音量を上げていくと定位は上がり、音の生々しさも出てきます。

スピーカーとバッフルの隙間

本来、パネル・バッフル・スピーカー間には隙間は作ってはいけないとされていますが、隙間を作ると高音が明瞭になります。その代り隙間量に応じて音の芯が無くなります。定位はかつてないほどがっつり決まりますが、音がスカスカで全然気持ちの良い音にはなりませんw ただギチギチに隙間を無くす必要もなさそう。隙間があっても遮音テープで充分な気がします。

隙間量多い 隙間量少ない
定位感  上に上がりがっつり  下がり気味でぼやけていく(揺れる?)
音質  スカスカになっていく  芯が出て聞きやすい

パネルへの取り付けトルク

バッフルとインナーパネルとの締め付けについては、ガッツリ締めこむと音が締まっていきますが、響きが無くなって淡白な音になっていきます。緩いと低音がぼわぼわして下品な音になります。この辺りはねじの締めこみで結構変わると感じました。締めこみすぎない程度が響きもあり気持ちいい音になりました。ネジを回しきって、締め込まないくらいでちょうどいいかな。

メタルバッフルはこの影響が少ないというか普通に音が硬いです。「バッフルは強固にがっつり」とされていますが、これはちょっと違うと感じました。軽いバッフルで振動させるくらいが、音に温かみがあるかな。

バッフルの材質

一般的には硬い・重いが良いとされますが、私の感覚だと軽い方が音が柔らかくなる気がします。重くなると音が硬いかな。まぁこれはいろいろな材質があるので一概にどれがいいとは言えません。私は木の方がいいように感じます。

純正スピーカーを観察

隙間は遮音テープで全塞ぎ、取り付けは自分の感覚でやるとして、問題はバッフルのスラントです。スラントが無いと定位が下過ぎて今一つ音に明瞭感がない。そこでスラントバッフルを作ってみようと思い立ちました。

カロの汎用バッフルはメタル・プラ共に5度強くらいのスラント角が上に向いてついています。これに対しXVの純正スピーカーは7度強の角度、さらに左右ともドライバーシート側に50度程倒し込んで作られていることに今更気づきましたw 右ハンドル車で、スピーカーに正対し、運転席側は2時方向、助手席側は10時方向にスラントが向いています。

これの効果は想像するに、足元からセンターコンソールに直撃していた音が乗員側に向くので定位が手前に来つつも障害物が減る分音が明瞭になるのではないかと思われます。

純正はフルレンジのドアスピーカとダッシュ奥にツィーターがあるため、定位が前に行っていたのであろうか・・・ 私の純正スピーカー壊れているんで確認できないんですよねw というか定位感はそんなになかったけれど聞きやすかったように記憶しています。

TTSで気づいたのですが、ダッシュにツィーターがあると定位はダッシュ上に簡単に出ます。ただしそれは小音量の時の話で合って、音量を上げると次第に定位が崩れ、かまぼこになり、さらには耳がキンキンして聴いていられない状態になります。音量の「これからおいしい!」というあたりから定位が崩れ始めるので音量を上げきれません。「ダッシュツィーターは悪」というのは実感できます。

XVも購入当初、純正スピーカーは音量低い時はそこそこいい音だと思っていて、音量をあげると、かまぼこと内装のビビリがひどかったことは覚えています。定位なんて考えたことも無かったので今ほどはっきり言えませんが、「音量を上げられない」というのは覚えています。

まぁ悩んでいてもしょうがないのでとりあえず作ります。純正ライクなインナーバッフルw

スラントバッフルの作り方

作るにあたって

・Webに決定打がありませんw スラントつける場合はみなさんアウターバッフルですね。アウターはいかにも鳴りそうな見た目のカッコよさがありますが、実際は音が飛ばないとか、長大なバッフルでスピーカーが窒息するなどと言われています。見た目以外のメリットを感じない為、やる気はありません。

・素人DIYでは正確な角度は出せないと思います。

・基本的にはドーナッツ状の輪を何枚か切り出し、接着してから切り出します。

・MDFのスラントバッフルも売られています。2000円くらい。角度指定はできません。MDFは防水性に問題があるので使っていませんが、スラントバッフルだけはMDFのほうが良いと思われます。加工で楽する分、塗装をしっかりしたほうが結果的には楽っぽい。

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・またヤフオクでMDFで切り出してくれるサービスも出ています。価格はASKですね。値段次第ではこれがベストなのだろうか。

・オーダーメイドだと20000円くらいしますね。こちらのバッフルは作りが良さそうです。

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せっかくDIYに手を染めたというか、XVは100%DIYを貫いていますのでw 今回も気合と根性(あきらめの悪さ)でいきます。いつもですが・・・

おそらく技術のある人が見たら「こいつやべー」というような内容になります。

概要

基本は何枚かドーナッツ状のリングを切り出して接着、この円筒を切るか削るわけです。私の場合、材料はシナ合板、スピーカー取付面とパネル面は9mm、スラント部分は12mmを使います。

※作り上げて感じましたが素材はMDFを使うべきです。鋸で切るときにシナベニヤだとまず最後まできれいに切ることができません。加工しやすいMDFで作って、塗装に力を入れるほうが良いと思います。

採寸して4枚の12mmシナ合板を接着、斜めに8度の角度で切り出し、左右一発で作ろうといういかにも素人考えw こういうことをするからきれいにできないw

スラント部の作成

まず左右のスピーカー面。12mmで内径をインストール寸法123mm(SRT1633)くらい、外径は160mmくらいで作ります。きっちりとか無理ですw 2枚作ります。

次にスラント部分12mmのドーナッツを2枚作り、上で作ったドーナッツでサンドイッチして接着します。

ドーナッツをサンドイッチ・・・ 語彙が貧弱ですみませんw 見事にガタガタです・・・

4枚を木工ボンドで接着、さらにハタガネで圧をかけて1日放置。かなりガッチリ接着出来ます。

※ちなみに円の切り出しはトリマーと自由錐(今回はトリマー)で試しましたが、きれいに切り出せるのは自由錐。但し自由錐・トリマーは指を切りそうで怖いです・・・ あと何気にきれいに行けるのがジグソー。内円の場合、8箇所くらいドリルでジグソーの刃が入るくらいの穴をあけておくといい感じで切り出せます。私はMDFを使ったことが無いので苦労していますが、MDFならどれも楽なのかもしれない。

スピーカーの取り付け内寸によりますが、16cmならば必要になります。

ちなみにスピーカー取付部は5mm残して45度のテーパーをドア側に向けてかけてやると音が出やすくなると言われます。SRTはマグネットも比較的小さいのでそこまで神経質になる必要はないと思いますが、トリマーを使うとものすごくきれいにカットできます。ただしそのために買うほどの価値はないかもしれませんw 私は今後木工にハマる気がするのでw 買いました。

出来た円筒をのこぎりで切りますwここがきつい。最初の鋸が上手く入れば板厚が薄いので楽だろうと考えました。なんてことない超ハードですw ガタガタなスラントバッフルが出来上がり、半日ヤスリがけですwww 構想よりだいぶ削りが入るので、余裕を持った設計が必要です。

この辺りできれいに仕上げることを諦めます。それでもなんとなく形にはなってきました。そしてドアパネル部を作ります。9mmのシナ合板を使いカロのバッフルからネジ穴を確定、切り出して接着。

おそらくこの時点でスラント部に隙間ができてしまうと思います。木工パテでこれを埋めます。パテって初めて使いましたが、ヌルヌル粘土で楽しいですw ただこれサッサと作業しないと固まりだします。多少粗めでも良いのできっちり隙間を埋めて成型します。

パテが固まりガタガタになりますがリューターやサンダー、紙やすりで整えます。これは意外に簡単に削れます。

隙間が全部なくなっていい感じです。

最後に塗装します。MDFの場合は防水処理頑張りましょう。私の場合、シナ合板でパテも使っているので、シリコンラッカースプレーのみです。

なんか微妙に左右の厚さが違うんだけど一応できましたw というかパテ有能ですね。粗を全部隠してくれますw

出来ました!純正スピーカーに準じたスラントバッフルです。

そして装着・・・ ラッカーは黒い方が仕上がりきれいに見えるでしょうね。

して、結果は・・・

音を出してみて最初の印象は「あれ?これ車買ったときの音な気がする」ですw 予想以上の結果は無く、予想よりちょっと残念な感じw 音自体は良くなっていますが、ここまで純正っぽいというのは成功しているような無駄なことをしたような・・・

定位は案の定、上に上がり、手前にきます。ただし思い込み補正もあると思います。

意外に良かったのは「助手席からの定位感」が若干強まります。今までの汎用バッフルだと、助手席側はかまぼこから抜け出せなかったのですが、完全なかまぼこではなくなりました。

あと今まで不得意だったCD(宇多田ヒカルのFantome)で音がきれいにまとまりますね。これはちょっと嬉しかったです。

今まで汎用で慣れていたので、定位が手前に来るのがとても残念に感じますが、解像度、明瞭感はこちらのほうが良い。

どうしても思い込みがあるのでもっと聴き込まないといけません。

スラントバッフル自作の反省点

Webに情報が少ない=あまり意味がない のかもしれません。正確に角度を出せない・工具が何かと必要と考えると、お金で済ませるのが早いのかな。

MDFは素材としてよくない(防水性・密度など)と言われていますが、結局何枚も張り合わせる前提ならばMDFでちゃっちゃと作って塗装に力を入れたほうが良いと思いました。もしもう一度スラントバッフルを作るならばMDFで作ると思います。スラントなしの一枚物で作るならばMDFは避けます。

まぁ何事も経験と思います。まぁスラントで悩んでいる人はほとんどいないようですが、もし悩んでいる奇特な方がいらしたら参考にしてみてください。

最後に

純正ライクなインナーバッフル、音は悪くはなりませんが面白みには欠けるのかな・・・ 良くも悪くも聞きやすい環境になると思います。感動が少ないかなw

ただふと思った。というか前々から感じてはいたのですが、ドアスピーカーは普通の平行バッフルで、フロント2Wayにして、足元からツィーターで定位出せばいいんじゃね?今までの経験からしてツィーター(中高音)が定位感に深く関係していると思うので、キックパネル奥に仕込んでシート側に向ければ定位も奥に(ボンネット方面)へ行くのではなかろうか。

次は2Wayですかね・・・

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