カメラをまともに始めて2年半くらいたったのかな?駄作を量産しつつも、一応私なりに向上心はあってw ちょこちょこカメラの撮影テクニック本とか作例集等を読んでいるのですが、そんな中ちょっと変わった本に出会いました。
写真家、相原正明さんの「誰も伝えなかった ランドスケープフォトの極意」という本なのですが、機材がどうとか焦点距離がどうとか、絞りは、シャッタースピードは等一切載っていません。
私の場合、自分が撮った写真をiPad等に入れて、半ば強制的に人に見せ「これきれいだなぁ」といわれて自己満足している訳ですがw それが本当にやりたい訳ではなく「もっと見せて欲しい」と言われるような写真を撮りたいのです。今の状況で言うと、本に載っていた作例の真似が好評であったり、単にスマホ写真と比較して「ものすごくきれいだね」と言われることが多く(あたりまえだ!w)、全然納得できていませんw
プロを目指す訳ではないけれど「観た人に何か感情を芽生えさせるような写真」を撮るには、テクニックや最新機材ではなく、自分が何に感動して、それをどうやって伝えるかを考えながら「一瞬を切り取る」事が大切なのだと言うことを教えてくれる本です。
そんなの当たり前といえば当たり前なのだけれど、今の世の中溢れる情報に踊らされる私のような人が大半でw 今はそれこそ機材が行きついていて、誰が撮ってもキレイな写真を撮ることができる時代です、更にその一歩先に進みたいなぁという人は、だまされたと思って読んでみて下さい。
本文中には「そこまでできるのは、それで飯食うためだからだろ!」と思うことも少なからずあるのですが、もし自分の撮った写真が、撮影時の自分の想いと観た人の感想がリンクするようなものだったとしたら・・・アマチュア写真家冥利に尽きるんじゃないかと考えると、作例の真似で無く。自分のスタイルというモノが出来るのではないかと感じます。
まぁだらだらと書きましたが、たぶん伝わらないと思いますw 少なくとも私には久々衝撃的な本でした。
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