カーオーディオ 初心者が、最短・格安・DIYで高音質を目指すまとめ

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私自身いろいろな車に乗ってきて、メーカーお薦めの「なんたらサウンドシステム」というのはほとんどの車で装着していました。その結果私が感じたのは「カーオーディオは限界が低い」ということです。ウン十万円のシステムだけど、そんなに良くないんじゃね?という感覚が拭えませんでした。

今乗っているスバルXVは「自分で出来ることはすべて自分でやる」というコンセプトで乗っていますが、その中で意外にもハマってしまったのがカーオーディオ。Web情報に踊らされ、悩み続け、毎日いろいろなレビューを読み漁ってはパーツを交換、それでも納得できることはほとんどありませんでした。「所詮カーオーディオは・・・」と思っていたところで見つけたのがYahoo知恵袋の記事。元々カーオーディオでブイブイいわせていた方が(今は表には出ていない)、私のような初心者にアドバイスをくれる記事でした。「そんな安物でいい音になるわけないだろ」と思いつつも、藁をもすがる気持ちで、そのアドバイスに倣ってみたところ、これがほんとビックリするくらい音が良くなり(車の中で独りにやけるレベル)、そのままズブズブとハマっていったわけです。

その後、更なる高みを目指して奮闘しましたが、所詮素人DIY。オフ会のレベルの高さというか方向性の違いというか「あれ?これ俺が目指してるのと違わね??」感から一度は挫折しました。「まぁカオデはこんなもんで良いだろ」と無理やり納得していたのですが、とあるきっかけで大ファンだったブログの主を紹介してもらい(今の師匠)、以降、師匠に翻弄されながらwいつの間にやらカオデの知識と耳を手に入れて今に至ります。

この記事は、私がしてきた失敗を踏まえ、尚且つ今のカオデの世界を斜めから眺めつつ、師匠から学んだ理論と方法のさわりをまとめたものです。「何にも分からないけれどやってみようかな」という人へのヒントになればと思います。最初からショップで組んでもらおうという方には何の意味も無い記事になります。しかしこのDIYでできたシステムは、そこらのショップでは出せない音です。実際何度か超高級システムを聴きましたが、音色はよくとも「所詮カーオーディオ」というものが多すぎます。

かなり世間の流れとズレます。正反対ともいえます。初心者DIYといってもDIYにもならないかもしれません。 対象はカーDIY初心者で、車に前後4スピーカー設置できる人。そう純正のリプレイスができればOK。

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はじめに

カーオーディオを始める際に、まず初心者が考えるのは純正システム方市販システムへの交換。もちろん私もそうでした。でもちょい待ち!それが危険。

スピーカーを変える>音が良くなる

デッドニング>音が締まる

アンプ>音に元気が出る

サブウーファー>低音が出る

これが一番の問題点。「音」は良くなるかもしれませんが「音楽」のバランスは悪くなります。

「お金をかける・手間をかける=良くなってもらわないと困る」という気持ちが、どんどん音楽のバランスを崩していきます。

車を購入して最初の純正の音、XVは最初「音が良い」と感じたけれど、慣れてくると高音がきつく、音量を上げるとドアからビビリが出ていました。まずシステムをいじる前に、素の状態で一番いい音を目指すべきです。今ならツイーターを殺してビビリだけ抑えればそれで満足してたのかもと思います。純正システムの音は下手にいじった車より数倍いい音です。

初心者はとりあえず「あれ買ってこれ買って」と物欲のままにシステムを入れ替え、次にイコライザー・タイムアライメント・RTA測定なんてのをいじり始めますす。

私ももちろん全部やりました。無駄です。

デッキのイコライザー、あんなに調整できても迷惑です。その時良くてもすぐ再調整です。タイムアライメント、一瞬よくなったと思うし、おぉ!っと思いますが、スケールが落ちるだけです。楽ナビのTAは私が大ハマりした諸悪の根源。デジタルによるごまかしと考えましょう。運転席の人はスケールの小さな音で満足、助手席や後ろ席の人にはいい迷惑です。一人で乗っていても、何人乗せても「素敵な音楽」の流れる車の方がいいと思いませんか?お金かけるんだから、みんなに喜んでもらいたいし、褒められたいものです。

「お金と手間をかけたから当然よくなっている」誰もが思います。私も思っていました。しかしそんな甘い話ではありません。基本的には初心者がいじる=改悪です

今思えば私のXVも一通りいじった後はズタボロでしたw

でもポイントを押さえて施工すれば、純正では出せない音楽を楽しめるような車にすることができます。そのポイントを書いていきたいと思います。

カーオーディオ初心者は、ここから先をネタと思いつつ信じてみるのもアリだと思います。

前方定位 

前方定位はカーオーディオの目標のひとつであり、通過点です。読んで字のごとく「前方に音を定位」させます。イコライザーオフ・タイムアライメントオフの状態で、ハンドルからやや左(中央寄り)、フロントウィンドウにヴォーカルが浮かび上がり、車が音楽で包まれた、心地いい音楽を楽しむ空間を作ります。ポイントはスピーカーの存在が消えることです

車だと前後から音が出るので「音に包み込まれる」のは当たり前。前方定位が出れば尚且つ音は前から出てきます。4つのスピーカーが調和することでスピーカーの存在は消え、車幅を超えた音場ができます。意図的に左右に振られた音はスピーカー位置を認識させますが、音源を変えても、ボリュームをいじっても定位はほぼ固定されたままとなります。感動します。これができると窓を開けても、どの座席に座っても、音の軸は一定(前方)で音楽を楽しめます。ただし、これは定位だけの話で音質は要調整です。音質を考え始めると沼はすぐソコwホント下の図の範囲に音楽が定位します。

前方定位概略図

  おそらくこの前方定位、きちんとしたヘッドと純正スピーカーだけでも出来ます。楽ナビでもできるかもしれませんが、私は無理でした(既にかなりの改悪していました)。たぶんこの状態だけで、普通の人は「良い音だね」くれます。「ん?この車音良いなぁ」と感じるのはこの定位の為です。

いけないのは音が散っていて定位の無い状態、また音の芯が壁に張り付く状態(かまぼこと言うそうです)。これは鳴っているだけ。「ここにスピーカーがあって、ここから音が出ている」とはっきり認識できる状態はアウトです。この状態でシステムをいくらグレードアップしていっても、音質はよくなるのかもしれませんが、音楽は鳴りません。多分誰も良い音とは思いません。

ちなみに世間で「スピーカーを変えました、デッドニングしました。思った以上に音が良くなってサイコーです」と言っている車、ほとんどカマボコw中低音スカスカでかなり悲惨な車ばかりです。

車に乗り込んで音楽をかけ、目を閉じてみてください。ヴォーカルはどこにいますか?上に書いたハンドルやや左、フロントガラスの真ん中あたりなら結構いい音楽が鳴っていると思います。

前方定位概略図2

実際に前方定位を知らないと、できていても気づかない可能性があります。百聞は一見に如かずならぬ「百聞は一聴に如かず」となります。実はこれ純正システムはできていたりします(車種によります)。この記事を読んでいる時点でスピーカー変えてデッドニングしちゃっていると思いますから、ショップデモカーやカーオーディオイベントで一度定位を経験したほうが良いです。一応そういう車は前方定位しています。かなりスケールが小さいですけどねw

前方定位の出し方としては、Faderを後ろから前へ移動させていくと音がダッシュボード上に集まって飽和した感じになります。大体フロント:リアが6:4~8:2くらいになるかな。タイムアライメントで出した定位のスケールアップ版となります。タイムアライメント有の場合、運転席の外の音がズバッと削がれますが、タイムアライメント無しなら外まで音場があるはずです。しかもこれがヴォリュームの大小にかかわらずです。

もしダッシュにツィーターがある場合、音量を上げるとこのバランスが破綻します。ツィーターが目立って気になるはずです。ツィーターが気になる人は是非この記事を読み進めてください。気にならない人は良くできたオーディオシステムの人か、そこまで音楽に拘らない人だと思います。

まとめると「車に乗ってFaderを調整してみて」と言っているだけです。ちなみにこれで定位出ない人、改悪しすぎですw 以前の私・・・スピーカー交換・デッドニング・アンプ追加・サブウーファー追加、何してもカマボコから抜け出せませんでしたw

前方定位を出すために

音源

音源はCDが無難。曲は聴きなれた音楽で、シンプルなものが良いかな。私は昔狂ったように聞いていた、浜田省吾と宇多田ヒカル。聴きなれているので、音の位置や高音か低音か、出ていない音が無いか判断しやすいです。FMラジオの男性アナウンサーもお薦め。結構難しい。定位しやすいのは女性ヴォーカル。

スピーカー

スピーカーは純正でOK。できれば低音から高音まで、すべてが一箇所から出る(点音源)スピーカー。フルレンジ(純正もフルレンジ)・コアキシャルとなります。

最近は純正でもツィーターがダッシュ上に配置されていたりしますが、ダッシュにスピーカーというのは、一見定位は出ているが音量が上げられないという致命的な問題を抱えています。音量が低いとダッシュ上で音楽は鳴っていますが、ボリュームを上げるとカマボコになり、果ては耳がキンキンして聴いていられなくなります。セパを使いこなすのはそれなりの経験が必要です。

「いやいや、そんなに音量上げないし。定位もしているからこれでいい」という方は、そのままでいいです。それも一つの選択肢ですし賢明です。カーオーディオの20%しか体感できていませんけどね・・・

なんとなく理解できたらFaderをいじってみてください。定位出ました?出たらラッキーです。それだけで「いい音だね!」もらえる可能性高いです。ただ音質に難がありますよね。ここからは沼です。音質の追求なので個々の感覚が一番重要。純正のシステムって実際かなりいい音ですから、これを超えるのはなかなかキツイです。前述の4スピーカーで定位が出せない場合、とりあえずなんとなく前に振っておいて原因を探してみましょう。

既にいじっている人で定位が出ない人は・・・

ツィーターの位置を変える

ツィーターがある人はおそらく「ある一定の音量まで」は定位が出ていると思います。それってドアスピーカーではなくツィーターの音だけ聞こえている状態です。「そんなに音量を上げないからこれでいいや」と言う人はそのままで。

「納得いかん!」という方は原因はツィーターの位置が耳に近すぎる・腰上に設置されている等が考えられます。ツィーターの配線を抜いてみてください。音は曇りますが、音量にかかわらず定位していると思います。ツィーターの位置を腰より下に移設しましょう。狙う向きはシフトノブでいいです。ホームセンターでステーを買ってきてアクセル脇あたりに仮固定してみてください。

「そんなとこツィーター置いたら高音聞こえないじゃん!」「ハンドルが邪魔で音が通らないじゃん!」いえいえやってみてください。泣けると思います。私もセパレートで試しましたが、アクセルペダルの脇に設置して、ヴォーカルはフロントウィンドウから鳴ってますよ?

デッドニングを剥がす

ツィーターの位置かえたって何も変わらねー!という人、デッドニングしすぎです。アウターパネルはそのままでいいですから(できれば撤去おススメ)、インナーパネル側のデッドニング全部剥がしましょう。サービスホールはサランラップでいいです。私サランラップですw サランラップを貼って周囲はアルミテープ。小さな穴はアルミテープでいいです。音が飛び始めて響きわたる音楽に打ち震えることでしょう。

ちなみに前方定位出せない原因の8割はデッドニングです(言っちゃったw)。私に相談してくる人、10割でこれ嫌がります。でも剥がした猛者は怒り出します。「デッドニングって何の意味があるんだよ!」いや、意味はあるんです。でも最後です。私?面倒だからしませんよ。

ちなみにカーオーディオは安い車程鳴らしやすく、高級車程難しくなります。安い高いというより静音性の高い車はDIYには向きません。振動が使えない為です。高級車の純正スピーカーシステムって10個以上スピーカーついていたりしますが、これは振動が使えないためにスピーカーを増やすしかないのです。

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