カーオーディオ インナーバッフルの自作

いつかはやってみようと思っていたインナーバッフルのDIYに挑戦しました。木工とかほぼ素人の作品です。

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再度見直し

あぁすっかりまたカーオーディオにハマっております。

一度は完成したと思っていたXVのオーディオ、80点の音を出していたと思っていたのですが、今思えば30点でした。ちょこちょこいじっているうちに結線がおかしかったり、設定数値を間違えていたりでガチャガチャになっており、システムを替えずにすべて見直しただけで世界が変わりました。

前方定位だけはしていたので間違いだらけの設定でもそれなりに満足していたのですが、見直し後は師匠のおっしゃる「ライブサウンド」の真髄が垣間見えるようになってきました。足元でバスドラがさく裂、たまにシンバルがシャーンと生々しい音を立てます。私の車の浜田省吾、泣けますw

これはまだ先がありそうということで一部システムを見直しました。

リアスピーカーをSRT1633からSRT1633Sに変更

リアスピーカーをコアキシャルからセパに変更しました。今まで3Wayコアキシャルにツイーター(Cピラーからフロントへ)をかぶせていたので、セパにすることでリアは低音補助に徹していただきます。

変更後、運転席からの音は定位ががっつりしたように感じましたが、これはツイーターの固定方法を変更したことが大きいかもしれません。ただまだなじんでいない気もします。あと低音がドバドバ出過ぎていてちょっとバランス悪いと感じます。

リアで使っていたSRT1633をフロントSRT1733と交換

フロントはコンデンサでハイパス250hzくらいにしていたのですが、今までの感じだと、たまにフロントの低音がしゃしゃり出てきます。これはフロントが径の大きな17センチをつかっているからだと考え、リアで使っていた径の小さい1633へ変更します。ただしこの際、取付用のインナーバッフルは市販品を使わず、DIYで作成することにしました。インナーバッフルの自作ができるようになると、今後スピーカーの選択範囲が無限大になるということもあり、ジグソー等の工具も揃えました。のちのちアウディのバッフルを作る可能性もあるためです。

インナーバッフル

インナーバッフルの必要性についてはいろいろ言われています。どれも正解なようがしますが実際のところはわかりません。素材などから見て「儲かるから」な気がしないでもないです。実際私、カロのメタルバッフルまで買いましたから。使ってませんがw

一応言われているのは・・・

・スピーカーユニットとインナーパネルとの一体化

・スピーカー振動をインナーパネルへ伝える

・背圧の戻りを無くす

・低音強化

・音がスッキリ

などなど。どのレビューを見てもスピーカー変更に伴うインナーバッフル交換にデッドニングが一緒に施工されているので、どれの効果かはっきりしません。

私の場合は「市販品でで取り付けられないスピーカーを取り付けたい」これだけですw

あと「自分で作ってみたい」ってのもあるかな。

施工方法や材質も硬いのがいい/柔くていい、ガッチリ止める/緩めに止める、と両極端。私は以前は説明書やWeb情報のままにガチガチでしたが、今は結構ゆるゆる派です。デッドニングの有無も関係してきますし、これは手間をかけた数だけ答えがありますね。

ちなみに今回はフロントのみ作ります。XVのリアドアはかなりキチキチに特殊な取り付け(インナーパネルが凸凹している)をしているため、市販品でないときっちり取り付けるのは困難な模様。最初前後作るつもりで、リアドアをばらした瞬間諦めましたw 今のXVもリアスピーカーの設定はカロしかないですね。カロのスバル専用バッフル(プラ製)ならば16cmは使えます。まぁこれを台座にして作るのもありかもしれないけれど、リアは低音補助なのでそこまできっちりしなくてもいいかな(できないだけですがw)。

ちなみに純正のバッフル市販のバッフルともに上へ向けて若干スラントされています。そこまでの技術は無いので今回は並行になります。センターコンソールに音が遮られると思うけどどうなるんだろう・・・

インナーバッフルの材質

木・プラ・メタルなどがありますね。正解はわかりません。硬くなるほど音が締まっていくとか低音が出るとか言われますが、その逆もあって何が何だかわかりません。

DIYする場合は加工しやすさからMDFという木材が勧められますが、ドアの中って結構濡れますし過酷なので、私はもうちょっと硬いシナ合板でいきます。私が参考にしている記事でそう書いてあったのでw

ホームセンターで9mmのシナ合板とシリコンラッカースプレーを買ってきました。

※Webの受け売りで9mm買いましたが、実際作ってみたら12mmの方が作りやすいと思います。理由は後述。

採寸

これは現物合わせの人も居れば、自分で図面引く人も居ます。今使っているバッフルから計測するのが一番でしょう。今純正の人はインナーパネルの穴位置とインナーパネルの穴径だけしっかり計っておいたほうが良いです。あと凹凸のあるものは市販品買ったほうが良いかもしれません。私は手元にあるカロのメタルバッフルのサイズがピッタリなので、外周はこれに合わせます。内径は取り付けるスピーカーの「埋め込み寸法」で開けます。

採寸は取付位置だけ気を付けましょう。他はそんなにギチギチじゃなくていいです。そんなにきれいに切れませんからw 適当に切り出して現物合わせでヤスリがけが手っ取り早そうです。

またウィンドウとの干渉には気を付けてください。私の場合は干渉しない確信があったので(板厚が市販品と同等だった)触れていませんが、大きなバスケットのスピーカーだと深さがあるので窓が降りなくなっちゃいます。

切り出し

これもいろいろWeb情報がありますが、一番大事なのはスピーカーの埋め込み部分。穴のところです。電動トリマーで切り抜く/ジグソーで切り抜いてヤスリ/自在錐で切る、等が考えられますが、電動トリマーは無かったので、まず自在錐を使いました。板材の時点で穴を開けないと、押さえている手のわきを錐が超高速回転しているのでめちゃめちゃ怖くて諦めましたw ジグソーだとガタガタです。

一番いいのは板材の時点で自在錐で表面半分を切り、裏面も半分で切り抜くというのが一番きれいに行きそうです。

追記 埋め込みの穴は自在錐一択でしょう。慣れてくるとかなりキレイに穴あけできます。コツとしては「材をガッチリ固定」と「切り出しは少しずつ」です。

また埋め込み穴のアウターパネル側はテーパー状に広げたほうが良いです。そうしないと音が詰まっていまします。手作業でもいけますが、45度ビットを使って電動ルーターがかなりきれいに仕上がります。

1作目。あまりの汚さに自分を呪いましたw すぐに2作目作成に入りました。

2作目。粗を探すと結構あるのですが、ぱっと見いい感じじゃないでしょうか!

穴あけ

インナーパネルとボルト止めするのに3点、スピーカー用に4点穴を開けます。インナーパネルはM6のボルトで留めて、スピーカーは最初爪つきナットでいこうと思いましたが、結局鬼目ナットに変更しました。

爪つきの場合、爪つきナットの分浮きができてしまいます。この浮きが、ぴったりくっつけたいインナーパネル側にいってしまうので、これを嫌いました。

鬼目ナットの場合、市販されているものはだいたいM5だと10mmなので12mmの木材にしないと余ってしまいます。このため木材は12mmを推奨します。私は8mmの鬼目ナットを探して買い直しました。ただこれも、スピーカー側が浮きます。私の場合、スピーカーとインナーバッフルは間にワッシャーを噛ませるので、こちら側は隙間ができても良いと考えました。隙間テープも入りますしね。

爪付き・鬼目ともにM5のボルトを使う際には7mmの穴が必要になります。注意です。

あとこの鬼目ナット、爪付きナットは塗装前につけるか後につけるか悩みますが私は後につけることにしました。

ささくれまくりです

ちなみに木材だからビス止めするのにいちいち予備穴はいらないと考えがちですが、これをしないと最悪割れます(割りましたw)。ビスの径の一回り小さな穴を開けておくといいでしょう。

塗装

インナーバッフルを木材で作る際には塗装が必要になります。多くの方が使っているMDFは加工しやすい代わりに吸湿性が高いです。今回私が使ったシナ合板ももちろん木なのでシリコンラッカースプレーで塗装します。

最初「木が見えてる方がカッコいいんじゃね?」と思い、透明色を買ったのですが「塗装中にどこが塗れてないかわからないんじゃね?」となって、その場で赤に変更しましたw

このあたりはもう形ができているので取り付けたくて仕方がないのですが、きちんと乾燥させながら塗りました。

して出来上がり・・・

爪付きナットを抜いた跡が残りました

ん?あまり格好良くないw 見えないんですけどね。予想ではAlpineの木のバッフルのようになるはずでしたが思いっきり赤でした。

塗装後に鬼目ナットを入れて出来上がりです。

新品なのにボロボロな気がしないでもないですが良いんです!また作りますから!

装着用のボルト類はM5で統一、ホームセンターで買いました。

装着

ちょっと予想と違う出来栄えですが、DIYで作るとそれなりに輝いて見えますねぇ。私だけですか?もう思い込みだけで音が良くなることでしょう。

2年使ったSRT1733。過去一番酷使したカースピーカーです。

一般的にはパネル/バッフルはガチガチ、バッフル/スピーカーはガッチリです。

私はパネル/バッフルはやや強め、バッフル/スピーカーは間にワッシャーを3枚かませてガッチリです。軽快に鳴らして音が飛ぶと勝手に思い込んでいますw

スピーカーの取り付け位置のクリアランスがギリギリすぎたので、次作るときはスピーカーの角度をもうちょっとつけたほうが良いみたいですね。この辺りは経験積むしかないな。

かっこよくないなぁ。まぁ何も見えなくなるので問題ありませんw

あと取付ボルトの長さは気を付けましょう。緻密な計算の元スピーカー取付ボルトは15mmと思ったら長すぎて話になりませんでしたw

してその結果は・・・

同じクラリオンですし、17センチも16センチもツイーター・スコーカーは同じものなので、基本はそんなに変わりません。

一回り小さなスピーカーにしたことで低音が緩和され、軽快に鳴るようになりました。ただし、もともとスラントのついたバッフルからの変更ということもあり、定位ポイントは下がりました。

まとめ

実際にやってみないとWeb情報だけでは気付かないことって結構ありますね。市販品を買ったほうが手っ取り早いですが、段取りがわかってしまえばそんなに難しいDIYではありませんでした。最初はやたらと時間がかかりましたが、おそらく同じものなら、半分の時間で作れると思います。

ジグソーとドリル、自由錐、あとヤスリがあればそこそこのモノは作れますし、トリマーまであれば見違えるほどきれいに仕上げることができます。これからDIYでいろいろなスピーカーを使ってみたいという人は初期投資こそかかりますが、是非チャレンジしてみてください。部品代だけなら1000円で2セットは作れますね。

3/10 追記

毎晩ドライブしての印象。フロント16cmは正解。不快な低音が減り軽快感は増しました。一方で定位が崩れがちになり、ステージが少し下がってしまいました。さらに全体のクリア感が落ちました。ちょっと曇った感じ。取付穴の精度や中途半端なデッドニングが悪さをしている模様。

また今までずっと上向きにスラントしていたバッフルを使っていたため、自分の思い込みもあるのかと思います。センターコンソールが無い場合、平行でも問題はないと思いますが、センターコンソルがある場合は、純正に準じたスラントをさせたほうが良さそうに感じました。試しにカロのメタルバッフルに戻したところ(スラントあり)、定位やクリア感は元に戻りました。ただメタルバッフルは今度は音が硬くなった気がしないでもない。またこれでしばらく聴き込みます。

というか、このメタルバッフル、SRTなら16cmもつくんじゃないかw知らなかった・・・

5/14追記

このバッフルをやめてスラントバッフルにしたけれど、やはり納得いかずに最新作を作りましたw 平行なシンプルなものです。経験値が増えていたためかなりレベルアップしたものができました。

これはかなりうまくできました。1時間くらいで作れたのも我ながらスゴイ。

ルーターでテーパー部も美しく仕上がっております。

埋め込みもピッタリ!

スラントは無くともドアのデッドニングをせず、平行バッフルできっちり固定すれば、音が飛びまくって定位はダッシュボード近くまで上がります。この状態でリアツィーターをルームミラーに向けると定位はフロントウィンドウまで上がります。

最初は面倒だなぁと思っていたバッフルの自作ですが、慣れると1時間くらいで作れますね。私のシステムだと、フロントスピーカーは小さい方がキレが増して良さそう。そのうち10センチ用のバッフルでも作ってみようかなと思います。

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