カーオーディオ インナーバッフルの自作

いつかはやってみようと思っていたインナーバッフルのDIYに挑戦しました。木工とかほぼ素人の作品です。

※私のシステムはこちら

  気が向くとすぐいじってしまうので現在のシステムを書いておきます。     最…

※カーオーディオのWeb情報は話半分、このブログはさらに半分くらいで読んでください。

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インナーバッフル

インナーバッフルの必要性についてはいろいろ言われています。どれも正解なようがしますが正反対の意見もあり実際のところ何が正しいのかはわかりません。

一応言われているのは・・・

・スピーカーユニットとインナーパネルとの一体化

・スピーカー振動をインナーパネルへ伝える

・背圧の戻りを無くす

・低音強化

・音がスッキリ

などなど。

どのレビューを見てもスピーカー変更に伴うインナーバッフル交換にデッドニングが一緒に施工されているので、スピーカーなのかバッフルなのか、はたまたデッドニングの効果なのかはっきりしません。

私の場合は「市販品でで取り付けられないスピーカーを取り付けたい」これだけですw

あと「自分で作ってみたい」ってのもあるかな。

施工方法や材質も、硬いのがいい/柔くていい、ガッチリ止める/緩めに止める、と両極端。私は以前は説明書やWeb情報のままにガチガチでしたが、一時期はゆるゆる派(Webに遊ばれていました)今は普通です(最近はスピーカーの振動で音を飛ばすというのにハマっております)。デッドニングの有無も関係してきますし、これは手間をかけた数だけ答えがあります。試行錯誤して自分の正解を見つけるしかないです。

ちなみに今回はフロントを作ります。インナーパネルに段差がある車、例えばハイエースなどは自作は難しいです。凸凹がある場合は自作は諦めて市販品で、それに合ったスピーカーサイズで行くしかないです。

「いやいいや凸凹でも頑張る!」という方は頑張ってください。取り付け方によって自作も可能ではありますが今回は触れません。私のXVのリアがやはり凸凹ですが一応自作品を使っています。

また純正のバッフル、市販のバッフルともに上へ向けて若干スラントされているものが多いです。「純正がスラントしてるんだからスラントさせないとだめじゃね?」と思いスラントバッフルも作ってみましたがクソでしたw

バッフルの究極は平行です。スラントさせたから定位が上にとか前にというのは気のせいです。がっつり向かい合わせて音が飛べば、高音は上に、低音は下に定位します。

苦労してスラントさせてしくじった私が言うのです。信じてください。信じられない人は沼に落ちて溺れてしまえ!w

※これは話半分の半分でなく本当です。

インナーバッフルの材質

木・プラ・メタルなどがありますね。正解はわかりません。硬くなるほど音が締まっていくとか低音が出るとか言われますが、その逆もあって何が何だかわかりません。何やら固い木材が高価で良さそうに感じますよね。キレイだし、きっと気分だけはいいんじゃないかな。永遠の素人な私とこれを読んでいるあなたは、ホムセンで全部揃えればOKです。音が飛べば何でも良いのです。

DIYする場合、加工しやすさからMDFという木材がWebで多く見受けられます。ショップでもMDFを加工して・・・なんてありますが、これ一番やってはいけない選択です。ドアの中って結構濡れますし過酷なので、MDFなんて使ったら水吸ってふやけてふにゃふにゃになります。音も一緒に吸われちゃいますね。

実際偉そうなことをいいつつMDFも加工しましたが、加工のしやすさは抜群です。「自分は木工の才能があるんじゃないか!」と錯覚するレベル。しかしカースピーカーのバッフルに関してはMDFはやめたほうが良いです。それでも使う場合は完全な防水加工が必要です。防水加工の手間考えたらMDFのほうが面倒です。

私がお勧めするのはシナ合板。ラワンはささくれまくりました。シナ合板より硬くて軽いのがシナランバー合板。ただこれ私の家のそばのホムセンには売っていないんです。見つけられるならシナランバーが良いです。ポイントは「硬くて軽い」です

板厚はお好みでいいですが、私は12mm。そこに売ってたから・・・ 9mmがあれば9mmが良いと思います。

高価なものは必要ないです。安物で充分。高い材料使っても音は良くなりません。

採寸

これは現物合わせの人も居れば、自分で図面引く人も居ます。今使っているバッフルから計測するのが一番でしょう。今純正の人はインナーパネルの穴位置とインナーパネルの穴径だけはしっかり計っておいたほうが良いです。苦労して作って「さぁいよいよ!」と思ったらつかないとか泣くに泣けません(私はこれで泣きました)。

私は手元にあるカロのメタルバッフルのサイズがピッタリなので、これから型を取っています。「ん?メタル持ってるのに使わないの?」と思う方もいるでしょう。使ってましたけど、今の私には魅力が無いので外しました。でもメタルだから定規代わりに良いですw

内径は取り付けるスピーカーの「埋め込み寸法」で開けます。埋め込み寸法は多少でかい方がすんなり取付出来ます。隙間にならない程度で(1~2mm)大き目でいいです。一番まずいのは狭いこと。

他はそんなにギチギチじゃなくていいです。そんなにきれいに切れませんから。適当に切り出して現物合わせでヤスリがけが手っ取り早そうです。

また海外モノなど後ろにやたらと出っ張るスピーカー(バスケットの大きなスピーカー)の場合、ウィンドウとの干渉には気を付けてください。私の場合は干渉しない確信があったので(板厚が市販品と同等だった)干渉していませんが、大きなバスケットのスピーカーだと窓が下りなくなっちゃいます。干渉しそうな場合は板厚を厚くします。ただしこの時の注意点は板を張り合わせるのはダメです。

一枚物で軽く硬くですね。

「いやいやでも俺のスピーカーそれでも干渉しちゃうし。」という方。そんな高級スピーカー使うなら自作しないでショップに頼みましょう。でなければ練習用に安いスピーカー使ってみましょう。お勧めはクラリオンのSRTシリーズ。もしかしたらその高級スピーカーより良い音かも知れません。これも本当です!

切り出し

いろいろWeb情報がありますが、一番大事なのはスピーカーの埋め込み部分。穴のところです。電動トリマーで切り抜く/ジグソーで切り抜いてヤスリ/自在錐で切る、等が考えられますが、電動トリマーはMDFには良いですが合板は無理です。

一番いいのは板材の時点で(大きな板の状態で)自在錐で表面半分を切り、裏面も半分で切り抜くというのが一番きれいです。材の固定が肝です。私は古タイヤの上に材を載せて切り出しています。

ちなみに自由錐、めちゃめちゃ怖いです。高速回転でガリガリ削っていきますがドリルが斜めになると固定が甘い場合跳ねたり余計なところ削りまくったりします。でも怖いから低速回転だとこれまた引っかかって危ないです。とにかく安全第一で慎重かつ大胆に少しずつ切り出しましょう。ここが一番気を使います。

自由錐用の下穴をあけます。この垂直定規使えます!

とにかくケガをしないように注意してください。表半分削ったら裏からです。

練習したほうが良いです。自由錐の動きを覚えればこんなもんです!

この時は我ながらうまくできたんです!

穴があけられたらジグソーで適当に切りましょう。テキトーでちょうどいいくらいです。切りすぎるくらいなら余らせろで。

あとは取付穴のインナーパネル側をトリマーで45度で削りましょう。このトリマーですが最初は練習したほうがいいです。超高回転で高周波を立てながらスパスパ削りますからやはり怖いです。慣れればこっちは超気持ちいいです。

トリマーまでは・・・という人はヤスリですが、最初私ヤスリで2時間削って日が暮れましたw 高いけどこれなら5分です。自作でバッフル作る人はおそらく沼にかなり沈み込んでいますから(私はまだひざ下です)これからバッフル作り続けることを考えると買っちゃったほうが良いです。もう使わない?ヤフオクGOです。

ここまで見ると「なんだよ市販品買ったほうが安いじゃん!」となりますが、その通りです。市販品が使える場合は市販品でいいと思います。音は微妙ですけどねw 
ただし自分の車につけられないスピーカーを選ぶにはこの自作は重要。極端な話、各ユニットのランク落としてでも工具はきちんとしたものの方がいいと思います。最初はおっかなびっくりだったものが、慣れてサクサク作れるようになり、さらに自分で工夫し始めた時に最高の音が手に入れられます。かなり嘘くさい話ですよね。でも私、今凄くいい音ですよ?
工具が高すぎるという人はヤフオクもアリです。私は何点かオークションで落としました。

下穴あけ

一通り出来上がったら塗装なのですが、その前にスピーカーホール以外のビス止め用の穴をあけます。インナーパネルとのねじ止め用に3点、スピーカーは4点(小径は2点)、予備穴をあけておきます。

ちなみに木材だからビス止めするのにいちいち予備穴はいらないと考えがちですが、これをしないと最悪割れますというかよく割れます(割りまくりましたw)。スピーカー取付穴はビスの径の一回り小さな穴を開けておくといいでしょう。パネル側は緩めでOk。私はSRTについてきたタッピングネジと台座を使いまわしてパネルに取り付けています。ボルト止めは・・・振動殺しちゃうかな。

この下穴開けのポイントは材の下に端材を置きます。出ないと裏側ささくれまくりでとても悲しい気持ちになります。ささくれてしまった場合は・・・見て見ぬふりですw

またWebでは鬼目ナット・爪付きナットを使ってというのが出てきますが、音響的にはこれらは使わない方が良いです。私は最初使ったんですが、重くなるし振動を分散させてしまうから。良いですか?Web情報は話半分です。でもこれも本当です。

スピーカーとバッフルは木ネジ、バッフルとインナーパネルはタッピングネジで行きます。

塗装

インナーバッフルを木材で作る際には塗装が必要になります。多くの方が使っているMDFは加工しやすい代わりに吸湿性が高いです。今回私が使ったシナ合板ももちろん木なのでラッカースプレーで塗装します。ラッカーはアクリル系です。色は好みで。見えませんしw

最初「木が見えてる方がカッコいいんじゃね?」と思い、透明色を買ったのですが「塗装中にどこが塗れてないかわからないんじゃね?」となって、その場で赤に変更しましたw

このあたりはもう形ができているので取り付けたくて仕方がないのですが、きちんと乾燥させながら塗りました。

私はせっかちなもんで3度塗くらいで終わらせています。ダメになったらまた作る気満々ですw

これ4作目くらいです

装着

ポイントとしては、バッフルとスピーカー・バッフルとパネルの間に隙間ができたらアウトです。「いやいや我慢できないし」という場合だけスポンジを張りましょう。スポンジ貼ったら振動なくなっちゃいますけどね。でも採寸さえきちんとやっていれば隙間は無いはずです。

どうですか自作一号。汚いでしょうwでも至高の一枚に見えますよね!出てくる音も最高ですよ!慣れるまでは・・・

慣れたら多分ミスを直したくなると思うので反省点をふまえ2作目行きましょう。

まとめ

実際にやってみないとWeb情報だけでは気付かないことって結構ありますね。市販品を買ったほうが手っ取り早いですが、段取りがわかってしまえばそんなに難しいDIYではありません。最初はやたらと時間がかかりますが、おそらく同じものなら、半分の時間で作れるようになると思います。

ジグソーとドリル、自由錐、ヤスリがあれば、そこそこのモノは作れます。さらにトリマーまであれば、見違えるほどきれいに仕上げることができます。これからDIYでいろいろなスピーカーを使ってみたいという方は初期投資こそかかりますが、是非チャレンジしてみてください。部品代だけなら1000円で2セットは作れますね。

所詮スペーサーされどスペーサー。場合によってはこれで音質が変わってきます。試行錯誤してみてください。

わからないことがあればコメントでもメールでもお気軽にどうぞ。私の分かる範囲ならお教えします!くれぐれもケガにはご注意を。

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コメント

  1. 中川明博 より:

    はじめまして。このブログを参考に自分もバッフル自作を決意しましたw
    バッフルの塗装はする予定ですが、スピーカー自体の防水対策って何かされたのでしょうか?よければ教えてください。

    • tyuru より:

      たいした作業ではないのかもしれませんが、最初はおっかなびっくり慎重にやった方がいいです。塗装はアクリル系のものを使ってください。また取り付け穴部分はテーパー状にしてスピーカーからの音を塞がないように注意しましょう。

      さて傘ですが実は私今のところついていません。これは音響的な理由ではなく、単に施工を急いでいたためです。近々傘をつけますのでその時はこの記事を更新しますね。

      一応説明すると、純正のスピーカーには傘が付いていますが、あれと似たものをアルミテープで作ればいいと思います。ただしスピーカーに直付けすると、スピーカーから出る音を塞いでしまいます。ですから、アルミテープで傘を作り、スピーカーの穴から手を突っ込んで最低10センチくらいのところに傘をつけます。若干大きめに作りましょう。場合によっては10センチ上だとサービスホールですが、そこに貼っちゃっていいと思います。

      車用のスピーカーはある程度耐水性はあると思いますが、端子部などはたまに見ると錆が出ます。傘はつけましょう。

      この記事を書いてから私はすでに6組くらい作っていますが、最初は半日仕事、今だと1時間くらいでひと組作れるかな。作るたびに改良もできて楽しいですよ。怪我に注意してください。電動工具で木材を切る時はメガネとマスクはあった方がいいです。

      私のわかる範囲でしたらなんでもお教えしますので、頑張ってください!