iPhone5+Macro Lens
最近のプリンターはAirPrintに対応しているので、iPhone・iPadから簡単に印刷することができます。スマホやタブから印刷なんて早々使わないと思うのですが、いざ印刷の必要がある時は面倒な手続きもなく、とても助かります。私自身は今まで全くそういう必要もなかったのですが、家族はなんだかんだでプリントしているのを見ると「便利なんだなぁ」と思います。
私の場合は、必要がなかったというより、やりたくてもできなかった理由があります。私の職場は未だにアナログ全盛なので、メールよりもFAXのほうが社員の眼に触れることが多く、私から出た指示を複合機(SharpMX-3600FN)で打ち出す事が出来るならば是非使いたいのですが、この複合機はAirPrintに対応していない上にiOSからのプリントには11万円のオプションをつけないといけない(これひどいですよね・・・)ということで諦めていました。QNAPからUSBで繋げばQNAPのプリンタサーバー機能で対応できそうですが、iPadから印刷するのにそこまですることもないかと諦めていたのです。
iPadは画面がでかくて手書きメモもそこそこイケるので、プリントアウトをとてもしたくなり、そんなときに見つけたのが、このPrinterProです
Lite版はこのアプリがユーザーの環境で使えるかどうか確認するためのアプリ。実際のプリントはアプリ内での購入(アップグレード)が必要です。
仕組みとしては2通りあります。AirPlay対応機でももちろん問題ありません。
1.LAN内にある自動検出のプリンターをインストールする。
これはWindowsの場合と同じです。自動で認識されたものをタップで指定して、指示どおりにすればインストール出来ます。この場合プリンターの電源が入っていれば印刷はiPadとプリンターだけでOK。
印刷範囲はセットアップ途中に印刷されるTestPageで指定することが出来ます。
2.自動認識できない場合は、そのプリンターを使えるPCにソフト(PrinterProDesktop)を入れ、強制的にそのソフトに割り振られたIDをiPadに接続します。設定は簡単です。ただしこの場合、そのソフトを入れたPCも電源が入っていないとプリントは出来ません。
私の場合は外出先からプリントしたいので、会社の常時起動させているPCにソフトを入れています。
細かいプリンター設定はありませんが印刷範囲を指定すればそこにフィットページするので快適です。また白黒・カラーの指定はできないようです。
プリント方法は各アプリの共有ボタンからアプリケーションを選ぶ(プリンターではありません)でPrinterProを指定します。
プリントできるものは
1.各アプリからのデータ
2.クリップボード上のデータ
3.写真すべて
4.Webページ
5.DropBox内のドキュメント・画像
です。
メールの場合は共有ボタンが無いので、クリップボードから一旦PrinterProでドキュメントを作成し、プリントとなります。
私の環境では抜群の効果ですが、普通の人にはあまり関係ないかもしれません。でもどこからでも会社のプリンターで打ち出せるというのは便利なんじゃないかな? まぁメールで普通済みますねw
これもまたCalendarsと同じreaddleのものですが、ここの説明書はみんな英語なんだけれどもとてもわかりやすくて気に入っています。
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