前の晩は寒さを毛布4枚体制にし、暖かくなってからはぐっすりと眠ることが出来ました。iPhoneの目覚ましを4時にセットしましたが、気付いたのは4時5分。周りの人に迷惑をかけてしまったかもしれません。
気温4度の中、そそくさと身支度を整え、鳳凰小屋を後にし、地蔵岳を目指します。ルート的には一本道なのですが、暗闇の中のルート確認が難しく、同じ頃に宿を出た若者二人組とお姉さんとの5人で進みました。
途中から花崗岩の砂の上を歩くのですがこれが結構しんどかった。ちょこちょこ道を間違えて時間を食ってしまったので、日の出時間との競争になりましたw
ズルズル滑る足場に手こずり、背後からの日の出のプレッシャーに怯えつつただただ頂上を目指します。
幸いにも日の出に間に合うことは出来ました。西側の南アルプスには前の日の月がぽっかり浮かんで幻想的な雰囲気です。
かなりの強風で体がまた冷えていきますが、みんなで写真撮りまくりですw雲海がキレイでした。
観音岳方面では富士山が雲の上に姿を見せていました。
お地蔵さんと一緒に日の出を待ちますw
辛かったけれど頑張った甲斐がありました!w
反対側には甲斐駒ケ岳。カッコイイですねぇ!
オベリスクにチャレンジしようとも思ったのですが、あまりの寒さとルートが良くわからなくて断念。まぁ蓼科でしでかしているので無理は出来ませんw
ひとしきり散策をして観音岳へ向かうことに。風が強くて朝ごはんも食べられません。かなりお腹が空いていましたがガマンです。
この頃にはだいぶ気温も上がり、風をしのぐことが出来たのでお店を広げて朝ごはんです。
鳳凰小屋でたのんだお弁当とスープ。海苔弁と山菜です。寒さでご飯がボソボソになっていましたが、空腹の私にはめちゃくちゃ美味しかったです。大豆のお肉も入っています。というか山菜が美味しいですねぇ。生き返りました!
薬師岳方面。ワクワクしてくるような気持ちのいい登山道が見えます。
コレ結構お気に入りw 地蔵岳の厳しい感じが出てるんじゃないかな?
だいぶ回復してきたので薬師へ向かいます。
薬師岳の山頂はちょっとした白砂の広場のようになっています。
夜叉神方面。右下に薬師小屋が見えます。「トイレ行って大キジかましてコーラでも飲もうよ!」とTさん。
もう歩くの嫌だったんですが行きましたw
薬師小屋。小さな小屋でした。大キジかましたら痩せましたw
何年振りだろうコーラを飲みましたw
ココからは中道コースで下ります。展望もなくひたすら下り続けるルートですがここで脚が破壊されましたw
案の定雲の中を下り続け、ただただきつかったです。足の裏が痛くて大変でした。
予定では昼過ぎに青木鉱泉に降りるはずでしたが、結局15時頃に下山。韮崎の白石温泉に入って、韮崎の居酒屋へ行き帰路につきました。
帰りの圏央道はものすごく便利でした。韮崎から2時間位で横浜
へ戻ることが出来ました。
鳳凰三山、私にはハードでしたがw山遊びの全てが凝縮されたようなところで、多くの人が絶賛するのも頷ける山でした。
カメラに関しては前の記事でもその重さについて書きましたが、意外に良かったのが望遠。望遠レンズは持っていったことがほとんどなかったのですが、ズームで寄れるのは便利ですね。しかも出てくる写真に迫力があります。今回は28-300の便利ズームでしたが、軽く、広範囲をカバーできるシステムを考えようと思います。
ちょうど11月にオリンパスから40-150mm(35mm換算80-300)のProレンズが出ますが(予約済)、今からものすごく楽しみになりました。
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