那須岳 その2 大自然にもてあそばれる

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20時に寝て5時くらいまで目覚めたり、また寝たりを繰り返し朝を迎えました。窓の外はガスっているように見えましたが外に出ると青空も見えています。

煙草屋の朝食(かなり質素ですw)を終え身支度をし出発です。今日の予定は、煙草屋>隠居倉>熊見曽根>清水平>三本槍岳>熊見曽根まで戻り>朝日岳>下山。

出発早々Tさんが「ブログ用の写真を撮ってあげるよ!」とまたまた言ってくれます。Tさんは槍の頂上でしくじったことを後悔しているようですw で、撮っていただきましたが・・・ 目瞑ってるしwww というかTさん180センチあるんで上から取る形になり私の足の短さが強調されてしまいます。次回から下からいってもらうようにしましょう・・・

隠居倉まではそこそこ厳しい登りなのですが紅葉は絶好調!

しばらく登ると三斗小屋温泉の湯本に出ます。ここから引いているんですね。

隠居倉て前あたりかな?この辺りから樹林帯が終わって、強風を感じるようになってきました。

この山は険しい岩稜と紅葉のコントラストが良いです!

そして熊見曽根(稜線に出ます)に到着。このときものすごい強風であることに気づきました。先行していたおばさんたちが全員停滞しています。立っているだけでザックごともっていかれる強風。風をもろに横から受けて歩くので動けません。シェルを着込んで風がやむのを待ちます。その間にもおばさんたちはキャーキャー言うし怖い怖い連発でした。というか私もかなりビビりました。

10人くらいいたのかな?みんな座り込んで風がやむのを待ちますが、やむどころかどんどん強くなっていきます。視界もだんだんとなくなっていき、体温もガンガン下がります。こういう状況で低体温症になるんだと思います。Tさんとも「こりゃ無理だね」ということで下山する方向で話し合いましたが、肝心の風がやまず動けませんでした。

30分ほど停滞していると朝日岳方向からおじさんがテクテク風にあおられながら歩いてきます。ルートの状況を聞くと風はどこも強くて注意しながら行くしかない模様。腹を決めて下山することにしました。この時すでにビビりまくりなので下山中の写真はありませんw

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駐車場に戻ると天気は晴れていますが風は相変わらず強いまま。とりあえず温泉へ行こうということで湯本にある鹿の湯へ。ここの温泉、41・42・43・44・46・48度のお湯があって、私は迷わず41度wTさんはなんでも味見したがる人なので48度へ行っていましたw 湯本で昼食をとり、ちょっと早すぎますが北湯温泉へ向かいます。

北湯温泉は湯本から車で10分くらいかな。ひなびた温泉旅館。駐車場から400mほど歩いて宿に入ります。入口入った時点で「昭和かよ!」 と思いましたが明治でしたw明治に建てられた部屋だと若干安くて朝夕食事込みで8000円だったかな?

お土産コーナーすら明治ですw お酒やお菓子はかなり良心的な価格設定。那須にもこういう宿があるんですね!惚れた!

部屋は意外にも広くて快適。今時100円入れるテレビに感動しました。

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ここの温泉のウリのひとつ「天狗の湯」。映画テルマエロマエのロケ地です。もう一つ温泉プールも映画に出てきていました。外はさすがに寒かったですがいい湯でした!

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食事はこれまた昭和なイメージの広間で食べます。

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午前中は死の恐怖を味わっていただけに天国ですw

那須岳と北湯温泉、かなりい
いマッチング。お勧めです!

なんだかんだ登山でピーク踏めなかったのは2回目(一度はGWの立山のブリザードです)。自然の猛威の前では、簡単そうな山も豹変しますね。翌日は横浜に帰る予定ですが、天気予報は晴れながらも風は止まない模様。北湯温泉の夜中、風の音で何度も目覚めました。

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