これはvlog2の下書きですw 補足情報はこちらに載せますね。
はじめに
みなさんこんにちはTyuruです。
前回の動画が私の予想をはるかに上回る再生数だったので、ちょっと調子に乗ってみることにしました。できる限り見る人が楽しめるように頑張るので「まぁそこそこ面白かったな」とか「コイツ成長したな」と思ったらぜひ高評価・チャンネル登録をお願いします。
さて、今回はロードスターのオートマという選択に関してちょっと語ってみたいと思います。
まず、一般的な流れで行くと「ロードスターを買う!」となれば、当然「幌のミッション」といなるでしょうし、私自身もそうすべき考えていました。
ただ今回実際にロードスターを購入することに決めて、私が選んだのは、その真逆、RFのATでした。実は契約してからも納車されるまで「失敗したかな?」と結構モヤモヤしていたのですが、実際納車されて、もうすぐ一か月、距離は3000キロという今では「オートマで良かった」と心から思っている現状です。
何故オートマが良かったのか。何故ミッションでなくてもいいのか。そのあたりを語っていこうと思います。これからロードスターデビューする人は「こんな考え方もあるのね」くらいで観てみてください。
オートマの種類・進化が絶妙
まずオートマも結構良いという理由その1として、ロードスターに積まれているオートマは「CVTではない」というところがポイントです。
ひとことでオートマといっても実際には種類がいくつかあって、今だと大まかにいうと3つに分類されます。CVT・AT・DCTに分けられます。ロードスターはAT(リンク先の記事でいうところのステップAT)ですね。
CVTはスバルが得意と言われるミッションで、私のもう一台の車、スバルXVにも採用されています。このオートマは「無段階変速」なので加減速中のショックがありません。なのでクルーズコントロール、スバルならアイサイトと併用すると、ものすごくスムーズな変速をしてくれて、とても上手に運転してくれます。ただしこうした快適性とのトレードオフで、加速時も減速時も滑りがあって、アクセルを踏んでも踏んだだけ加速するという感じではなくて徐々に加速していって、減速時もエンジンブレーキがいきなり来るのではなくて一回空回りしてからジワーっと効き始めるという感覚があります。とにもかくにも「ダイレクト感に乏しい」という弱点があります。
一方マツダの場合は昔ながらのオートマなのですが、これがかなり進化していて、昔はシフトを替えてワンテンポ・ツーテンポ遅れてから切り替わるという感じでしかも4速とか5速だったため、とてもスポーツと呼べるレベルではありませんでした。しかし、今のオートマはほぼラグが無い状態で切り替わって、尚且つダイレクト感もあるため、かなりミッションに近い雰囲気で楽しめるようになっています。今はこれを多段式(8速とか10速)にして採用するスポーツカーも増えてきています。
そしてこれよりもよりスパスパ切り替わってダイレクトなのがDCTです。これは運転していてものすごく面白いです。前に乗っていたアウディのTTSとかMINIのクーパーはこれなのかな。ただしDCTは熱(渋滞などのノロノロ運転)に弱いという致命的な弱点があって、最近は徐々に減ってきているように感じます。
とにもかくにもロードスターのATはまだダイレクト感があって充分スポーティです。これは実際に乗り出してホッとした部分です。厳密にはクロス気味なMTと比較するとちょっとワイドなギア比設定なので、ワインディングでの面白みはMTには及びません。そこそこスポーツモードのATといったところでしょう。
MRCCとの相性の良さ
理由その2としては2024年の年次改良にあったMRCC(マツダレーダークルーズコントロール)との相性問題があります。ミッション車の場合、時速30キロ以上でないとMRCCは作動しませんが、オートマは全車速で作動します。渋滞の時などはかなりいいですね。渋滞は高速や市街地だけでなく峠でも起こることがありますよね。「あー今日は前に車がいてだめだー」ってときでもMRCCポチでYoutubeを見ながら走りますw
ちなみにMRCCですが、ロードスターのオートマはギアの切り替わりが普通にあるオートマなので、多少なりともぎくしゃく感があります。だから低速ののろのろの時などタイミングによってはどぎまぎした挙動をすることがあります。これに対してアイサイトはCVTなのでどぎまぎが無く、MRCCにくらべて運転が上手だったりします。
私はこのMRCCとの組み合わせを重視しました。一瞬の快楽より平均的な快適性を求めた感じです。
運転に集中するならオートマがいいかもしれない
そして理由その3実、は「運転に集中するならオートマがいいかもしれない疑惑」というのが私の中にあります。ダイレクトな6速オートマで、尚且つスポーツモードに入れるとアクセルの付きがよくなるので、かなりレーシーな雰囲気になります。まぁ自然吸気なのでそこまで凶暴なパワーは出ませんが、そこがロードスターの良いところで、コーナーごとに荷重のかかり方とかとかを気にしながらのんびり運転できるのが結構楽しいです。私はRFのSなのですが、ドライブしながら思うのは純正サスが何気に良いです。硬すぎず柔すぎずで軽快なハンドリングと相まってコーナーをスルスルと抜けていく感じで楽しいです。クラッチの手間が無い分車体の動きを感じるってのが面白いです。
目的地までの移動はATが楽
調子に乗ってさらに理由4つめは、実際にワインディングに向かうまでに横浜に住んでいる私の場合、早朝で道志まで行くなら1時間半、箱根なら高速で1時間くらい走ります。そしていざワインディングに入ってみたら前走車が優雅に走っているなんてことがあります。この辺りは運ですが、運が悪かった場合、ミッションはストレスにしかならないと思います。「ここが一番楽しいのに!」というところで頭を押さえられちゃいます。オートマなら「まぁ今回はいいや」とそのままMRCCでついていくことが苦になりません。峠ではどう考えてもミッションが良いんですが、タイミングまでも求められてしまいますよね。峠までの道中、信号のストップ&ゴーなどはオートマがやはり便利です。
あと思うのが運転中に何か食べたり飲んだりするのもミッションは一苦労。これが結構今更ながらにしんどい。ATはなんでもできちゃうというのがあります。今車を運転していて、運転のほかに何をしているか考えましょう。飲食以外にも人によってはダメだけどスマホいじっちゃってる人もいるし、マンガ読んでる猛者もいますねw この自由さがATのいいところでもあり悪いところでもありますが、どっちが重要か考えて選択した方が良いかもしれません。
まとめ
まぁここ一発の瞬間的な感動はミッションの方が絶対に上なのですが、一般に考えられているほど今のロードスターのミッションは悪くないです。冗談抜きで今一番乗ってみたいのは幌の1500ccのオートマです。今回ロードスターを買う理由のひとつだったマツダスピリットレーシングの2000幌ですが、実際このRFに乗り始めてみると「パワーありすぎるんじゃないか」と思っていたりします。RFがやはり2000でシフトチェンジ少なくて困っているので、1.5のオートマは面白そうに感じます。といっても私は屋根も欲しいのでやはりこのRFで満足しちゃってます。
とまぁ一方的に言いたいこと言ってきましたが、今、ロードスターってのは幌の場合75対25でミッションが売れていてRFは50対50なんだそうです。これは先入観とか動画の影響も少なくないと思いますが、2024年以降のATは普通にアリだと私は思っています。実際1か月の間に遠乗りしたり渋滞にはまってオートマで良かった・・・と思うことは数知れません。これから買う人はロードスターはミッション一択!なんて言わずオートマも試乗くらいはしたほうが良いと思います。
とまぁ、今回はロードスターのオートマはアリだという話をしてきました。ロードスター乗りではマイナーかもしれませんが、MRCCありのオートマロードスターは実用性と楽しさどちらも兼ね備えたパッケージングだと思います。夫婦で乗る場合もオートマはおおいにアリですよね。
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