登山のリュックはまず背負い心地、次に使い勝手、最後におしゃれかな?今回はアタックザックを新調したのでご紹介します。
アタックザックが欲しい
私の場合、日帰り登山や一泊の小屋泊まりの際のリュックはグレゴリーZ40(廃版)を使用しています。だいぶくたびれてきてはいるのですが、最初に買ったザックで愛着が湧き過ぎており、全然変更する予定がありません。背面部に入っているクロスワイヤーがリュックと背中の間にスペースを作ってくれていい感じ。長く使いたくて今でも2~3回使うと掃除してチェックしながら使っています。
縦走やテン泊(今だにまともなテン泊縦走していませんがw)はアークテリクスのAltra75(廃版)ですが、これ使い勝手が微妙な気がしつつもかなりのお気に入り。最初失敗したと思ったのですが、背負い方を替えたら激変、腰のベルトシステムが秀逸で惚れ込んでおり変更予定はありません。
アタックザック(例えば小屋にメインバッグを置いておいてピークハント時だけとかに利用するバッグ)はアークテリクスシェルゾ19を使っています。このリュックはたたむとかなり小さくなり、アルトラ75に入れておくのにいい感じ。妻や子供がハイキングに行く際も大活躍しているのですが、私にはいくつか気に入らない点がありました。
まず寸詰まりで左右にゴロゴロ触れる感じがして落ち着かない。だいたいアタックザックの中に入れるものはレインウェア・水・行動食だと思うのですが私の場合カメラレンズと山専ボトル、さらにはおもちゃが入るので重さでゆらゆらするのです。またボトルの長さが結構ある為パッキングに余裕が無いのが気になっていました。
アタックザックに求める条件
私がアタックザックに求める条件は
- パッカブルであること
アタックザックはメインザックにしまい込むので小さくたたみたい。しかしこれありそうで意外とないです。あったとしてもぺらぺらで心許ないものが多い気がします。 - 出来れば日帰りでも使えそうな容量
30リッターまではいらないけれども、そこそこ頑丈で容量のあるものが望ましい - 縦の長さが欲しい
ボトルを入れても形が変わらないくらいの縦の長さが欲しい。
そこそこ頑丈なパッカブルとなると相反する要件だけに難しいです。どちらかで妥協しなければいけない。そんななか以前からあるザックに目をつけていました。
Gregory Verte 25 レビュー(使用前)
なんといってもグレゴリー。グレゴリーは登山系の評価では「羽織るリュック」とか「登山界のロールスロイス」とか超有名ブランドですが、実際Z40を見る限りよく作り込まれていると思います。グレゴリーならそうそう外すことは無いであろうという安心感と、そのグレゴリーでパッカブルを謳う製品であるということで前々から目をつけていました。
まず大きさ。普通のザックより一回り小さいくらいかな。結構立派です。外側にはピッケルやトレッキングポールを結べるようになっていて、ゴムコードを使えばシェルも簡単にひっかけることができます。
トップとメインの二気室。トップはさらに貴重品入れもあります。ただトップは小さめです。
ショルダーベルトが太くていいです。細いと肩に食い込むので。まぁそこまで重くはならないかな。負担軽減にはなるでしょう。
逆にウエストベルトは細いです。肩で全部背負う感じですね。
密かにうれしいハイドレーション対応。私は冬以外基本ハイドレーション使うのでありがたい。
背面は背中側にウレタンパッド、その内側はハイドレーション入れになっています。
そしてたたんだ状態。ちょい大きいか・・・
とまぁなかなか私の目的をかなえてくれる感じです。軽登山ならこれだけでいけるでしょう。
問題点は・・・
まだカタログ落ちこそしていないのですが、そろそろなくなりそうw こういうちょっとマニアックな装備は登山シーズンになるとほぼ売り切れることが多く、欲しい時に換えないことが多いと感じます。
また謎ブランドなら5000円くらいからあるパッカブルバッグですが、この製品、日本の定価は15120円と、ちょっと高すぎる感。じゃぁ個人輸入するにもグレゴリーは輸入規制がかかるのでできません。ならばと今回は久々のebayですw
ebayだと偽物のリスクがあるので、なるべく評価の高い、取引数の多い業者を選びました。
写真が出せませんがクリックするとebayに飛びます。ebay使うならPaypal使うと便利だと思います。
結局これで10000円しなかった・・・ 到着までは2週間待ちましたが、使う予定もなかったので、気付いたら届いていた感じです。
さて、いつ使えるんだろうw
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