オイルヒーター デロンギ ベルカルド

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一昨年から買うか買わないかを悩んでいたオイルヒーターを購入しました。

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買うべきか買わぬべきか

欲しいわけ

①エアコンの乾燥した空気が許せない

「じんわり暖かい」という売り文句にグラグラ来ました。

②ベランダ側窓からの冷気

我が家はマンションなのですが、リビングでテレビを見ていて、窓側からの冷気が本当に冷たい。一応レースのカーテンや遮光カーテンをしていますが、それでも寒い。「ここにオイルヒーターがあれば暖かい空気のカーテンになるのではないか」という思いが募りました。

③無音

構造的にメンテフリーですし、温めたオイルを循環させるだけなので静かなのが良いなと。エアコンが古いこともありますが、ファンの音が耳障りだったのです。 

買えないわけ

①電気代がかなり高そう

②日本には合わないんじゃないかという懸念

③使わない時期にどこにおくか

購入のきっかけ

買っていいような悪いような、揺れまくっていましたが、最近オイルヒーターを買ったという方が私の周辺にちらほら。だいたい皆さん購入の理由は窓からの冷気。みんな一緒なんですねw また購入された方の満足度が結構高い。年配の方なので電気代は気にしていないようですが、こと暖房器具としては高評価。また安全性の高さも評価されています。そこで遂に私も重い腰を上げることにしました。

どれを選ぶか問題

オイルヒーターのメーカーはデロンギ一強。そこに最近アイリスオーヤマがコスパモデルを投入してきている感じ。基本性能はそれほど変わり様が無いですが、付加機能Wifi対応や即暖などがついてくると高価になっていきます。

オイルヒーターの性質上(ユニット内のオイルを熱して暖かくなる)基本即暖は望めませんから、暖房性能自体はあまり変わりません。あとは自分が何を求めるかに依ります。

私が欲しかったのは24時間タイマー。最初に設定してあとは放置です。何故タイマーかというと、スイッチオンで暖かくなるまでの時間がかかるわけですから、家庭の生活パターンに従ってあらかじめ設定しておけば面倒が無くていいと思ったからです。

最初は安いものでお試しも考えたのですが、この機器、捨てるのも一苦労と考えると一発で決めたい。部屋の広さと使う機能から考えると、やはりデロンギが無難な線かなとなりました。

デロンギ ベルカルドオイルヒーター

そして購入したのがデロンギのベルカルドで10~13畳用。ユニカルドと悩みましたが、違いはリモコンの有無とタイマー時のモード数の差。2~3000円の違いと在庫状況でベルカルドにしたのですが、実際はユニカルドで良かったかもしれません。リモコンでスイッチ入れたってすぐ温まるわけではないですから・・・

暖かさは3段階

大(1500w)・中(900w)・小(600w)となっています。

ECOモード

オイルヒーターは最初だけ最大(大)で動いて室温が設定温度に達すると一旦オフとなり、室温が下がり過ぎるとまたスイッチが入るわけですが、ECOモードがあると再加熱の際に消費電力を抑えた(小)運転になります。 我が家の場合見ていると、運転開始時だけ大で、いったん温まるとほぼ小でしか動いていません。これはあったほうが良いと思います。

タイマー3モード

ベルカルドは3モード、ユニカルドは2モードです。2モードがON/OFFに対し、3モードはスリープモードが追加されます。夜寝ているときに室温を下げ過ぎないモードで、この間の室温を設定できます。

部屋が冷え切るとまた最大モードで動くことになるので多少の省エネ効果が見込めます。

リモコン

我が家の場合リモコンは実際のところ必要ありません。タイマー入れっぱなしで放置ですから、触ることがないのです。これは買う人の環境次第かな。

設置場所

これはオイルヒーターを使うにあたって基本的なことですが「冷気が入ってくる場所」です。窓際でしょう。室内に入り込む冷気を温めるという使い方になります。

オイルヒーターを使ってみて

私の場合はリビング・ダイニング・キッチン・和室で20畳ちかいスペースで使っているので普通の使い方とは違います。今まではエアコン25度でつけっぱなしでしたが、オイルヒーターを23度、エアコンを22度で併用しています。エアコンを併用するのは、部屋が広すぎるので暖気の循環目的です。

メリット

  1. 乾燥しなくなった
    • 明らかに乾燥しなくなりました。このぬくもり感はかなり良いです。
  2. 冷気はかなり減った
    • 当初の目的である、外からの冷気のシャットアウトにはかなり効果的です。
  3. タイマーがいい感じ
    • 設定さえできればほぼ電源入れっぱなし。
  4. 火傷の心配がない
    • 最大に熱くても60度くらい。軽く触れたら熱いけれど、火傷するほどにはならない。発火の心配もほぼ無い。
  5. 音もほぼない
    • 加熱時の金属のキンキン音は若干あるけれどほぼ無音。

デメリット

  1. 思ったほど暖かくならない
    • 想像よりも温まらない。というか合計20畳近い部屋を暖めているので無理がある。
  2. タイマー設定がめちゃくちゃ難しい
    • これ、電化製品には結構強い私でもマニュアルなしでは設定不可能。苦手意識のある人はほぼ無理じゃないかという操作性。
  3. すぐに温まらない
    • わかっていても遅い。ただ一度温まるといい感じ。
  4. 設置スペースがでかい
    • これもわかっていたけれどでかい。夏の間しまっておく場所を考えておいたほうが良いです。
  5. 人の出入りの多い部屋には向かない
    • これはオイルヒーターの弱点。人が出入りが多い場合、冷気をふさぎきれなくて部屋の温度が落ちやすいです。

実際のところ私は気に入っていますが、家族は無反応だったりします・・・

余談ですが・・・

勢い余ってヤフオクで1台追加しましたw 私の寝室用。デロンギで10年前くらいのかな?4500円。

オイルヒーターは壊れにくい構造(密閉されていて、ゴミが入らず、回転部がほぼない)なため、古い製品でも動けば使えます。ただし省エネ機能は無いので注意。あとタイマーがアナログの場合、カチカチ音が凄いです。

これ寝室では最強かも。8畳でエアコンだと乾きまくりますが、オイルヒーターならエアコンは使わないでほんのり暖かいくらいで充分いけます。乾燥しないので朝起きた時、喉が痛いなんてまずありえません。単に広さに合ったオイルヒーターなら、かなり有用ということですね。

まとめ

悩みに悩んで購入したオイルヒーターですが、子供部屋や寝室などではかなり良いと思います。火傷の心配もほぼ無いです。リビングでも広さに合うならエアコンよりも良いでしょう。

リビングが13畳より広い場合、オイルヒーターだけでの越冬は困難です。性能以上の効果はやはりありません。

問題は電気代ですが、我が家の場合は夏のエアコンフル稼働より安く、前年同月比はほぼ変わっていません。これは設定温度を意図的に低くしているので、正確な比較とはなりませんが、予想よりランニングコストを抑えられています。

ランニングコストが高いとか、日本の暖房器具としては今一つなんて評価もありますが、使い方次第ですね。10畳以内の部屋ならアリです。適正な広さに適正な製品を置いて使用すれば、かつてないぬくもりで温めてくれます。

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