久々奥さんと観てきた。なんとなく知っていたが見たら結構豪華な顔ぶれで、面白かった。ただゴッドファーザーとかワンスアポンナタイムインアメリカみたいな昔のギャングではなく、どちらかといえば最近(といってもベトナム戦争時)のギャング話。事実に基づいた話なので、ストーリーのどんでん返しみたいのはなく、ちょっと物足りなさもあるのだが、まぁこれはこれでありなのかな。普通に考えればデンゼルワシントンが警察で、ラッセルクロウがギャングっぽいイメージなんだけど、これを入れ替えているところが面白い。ギャング映画というと、俺の場合やはりゴッドファーザーがすばらしいと思うので、この映画に関してはもっと悲哀みたいな部分が欲しかったかな。2時間半が奥さんには無駄に長かったそうだが、俺はもっと長くして深くしたら面白いと思った。でもラッセルクロウ側のストーリーはいらんかもな。デンゼルワシントンがうますぎて、もっと見てみたかった。
日本の俳優ってうまいうまいと言われつつたいしたことがないのが多すぎるのに対し、海外の名優ってのはホントにうまい。また、うまい人ほどいろいろな役をやって幅広さを見せつけるところがいいよね。今回デンゼルワシントンといい、デパーテッドのジャックニコルソンもすごかった。以前はうまい下手なんて気にしたこともなかったけれど、最近つくづくこういうの感じるな。また日本人でアメリカの映画に出てる人ってのは実際うまい人だよな。キャスティングの良さが映画の質の差なんだろうね。
コメント