１０年越しの出会い

ここを見てくれている人の９割は俺とゲームで出会った人だと思う。
DiabloからハマりだしてEQ＞SC1＞WoW>SC2とハマってきたが、その中でも特にEQとWoWはMMOだけあって本当に多くの人と出会ってきた。
その中でも最古残。
腐れ縁というか、死ぬまでに１度は会っておきたい男筆頭に会ってきた。
　
たまたま今回宮崎に旅行の予定が入り、その人は大分に住んでいるということで、俺だけ前のりして彼に会うことに。

その男の名はDuelz。
俺よりかなり人格者なので、彼にお世話になった人は数知れないことだろう。
ボイスチャットの彼は結構甲高い声でいろいろ面白い話を聞かせてくれるが、本人いわく相当イイ男ということなので覚悟はしていたが・・・

旅行１か月前から初めて飛行機のチケットを自分で購入して、一路福岡へ。
機内ではひたすらiPhoneのゲームをしていたが、それこそあっという間に福岡に到着。
福岡って町の中に飛行場があるのね・・・眼下の町を眺めながら着陸するのに結構感動した。そしてDuelzが登場！

福岡空港にイイ男はいなかったが（ｗ　一目で彼だと分かった。
もう雰囲気があのDuelzそのものというかんじ。
写真は撮っていないが関取の武蔵丸が細くなって（痩せてはいないぞ）優しい顔になった感じかな。
本人は否定すると思うが・・・

ゲーム内同様、やたらと俺に気を使ってくれてこっちが困っちゃうくらいいろいろ世話を焼いてくれる。
年齢も一緒だし、俺なんててきとうな人間なんだから気を使ってくれる必要もないんだけど、とにかく俺に気を使ってくれる。
到着が１３時３０分くらいということで、まずラーメンを食べに行ったんだが、俺にコッテリが好きかうす味が好きか聞いてくれるほどの気の使いよう（ｗ　２人でDuelzの大好きなラーメン屋に行く。
博多ラーメンの本場だけに替え玉とか普通にあるし、実際おいしかった。
でも彼はダイエット中といいつつチャーハンも食べていた。
まぁ言ってることとやってることがかみ合わないところも彼らしい（ｗ

そして今はともにゲームをあまりしていないが、彼は鑑賞用の海老にはまっていて、なぜか俺にも海老をやらせたいらしく、気を使いつつも海老のショップに連れて行かれた。
ショップに着くと急に彼の視界に俺はいなくなったようで、夢中で水槽を眺め始め、ショップのオーナーさんと話し出した。
そしてその辺に落ちていそうな木を結構いい値段で買っていた（ｗ
初めて観る実際の海老は１匹１センチにもみたいないモノだが、結構キレイで、これが育てていくうちに繁殖しだすのかと思うとちょっとおもしろそうにも思った。
でも５匹で１００００円、５匹買うと１匹おまけという値札を見て「それって６匹１００００円じゃん」と心で思いつつ、いい加減な商売なんじゃないかと思ってしまう俺には向いていないかなとも思った（ｗ
そして彼の会社に行き、離れにある海老の養殖場というか秘密基地というか、家中水槽だらけの所に案内された。
まぁすごい！部屋という部屋に所狭しと大きな水槽が並べられていて、彼のハマりっぷりがよくわかった。
やることでかすぎ（ｗ
でもいい海老が生まれるとかなりの価格で売れるそうで、それはそれですごい世界がそこにはあった。でももうちょっと掃除した方がいいなとも思った（ｗ

場所が大分だけに土地の値段も安いのだろうけど、彼の豪邸にも驚かされた。
リビングがドでかくて、俺の家が入るくらいだったかな（ｗ
そして自慢の美人奥さん登場！
まじで美人でこれは驚いた。
しかもめちゃくちゃ仲が良い！
同じ年の同じ廃人として、ここまで仲が良いというのは彼の性格と俺の性格の違いなんだろうなと、この俺が反省するくらい仲良しだった。
そして家には犬が２匹（実際３匹なんだが）いて、これがまたかわいかった。
海老はいらないが犬はちょっとそそられた・・・

そこからも何かと夫婦揃って俺に気を使ってくれて、なんか訪ねて悪い事しちゃったなと思うくらいの歓迎ぶりで感動してしまった。
こういったオフ会みたいなときだと、やはりゲームの話が多いものだが、彼は自営の会社をしていて、何の悩みもないような性格ながら、業種こそ違えど共通する悩みみたいなのもあって、お互いの仕事の話が出来たのも結構よかったかな。

そして夜は２人で夜の大分の町に・・・コレは予想外の展開だったが、まぁ年も年だしこういうオフもありだろう（ｗ
最後に彼の友人のやっているBarに連れて行ってもらったが、これがまたステキなBarで男３人で飲みつつ気持ちよく酔っぱらった。

夜中もいろいろ話したい気分だったんだが、Duelzも俺も決してお酒に強いわけではなく、結局ベロベロ（少なくとも俺はかなりやばいところまで酔っていた）で、就寝。

次の日は俺は電車で宮崎に向うので最後の最後までいろいろと細やかに気を使って貰い、お別れ。
大分ののどかなかんじとDuelzのおおらかさがとても名残惜しく、彼の用意してくれたキップをもって電車に乗った。

大分から宮崎までは電車で５時間（ｗ　でももともと鉄ちゃんだったこともある俺には余裕だった。
たぶんDuelzのことをみんな聞きたがるだろうな、ブログに何て書こうかなとか、思いつつまた会いに来たいなと思いつつ電車に揺られて宮崎に向かった。

が、しかし、俺は大事なことを忘れていた。
彼は天然なのだ。
彼に貰ったキップで駅についたときにそのことを思い出したのだ・・・
俺は宮崎のシェラトンに行きたかった。
彼はシェラトンに一番近い駅を探してくれていた。
そして着いた駅がこれだ・・・

無人駅・・・

駅前（ｗ　団地しかない。
店は無い。
車道も無い。
人もほとんどいない（ｗ
流しのタクシーなんてもちろん無い（ｗ

シェラトンも見えない・・・・

結局１時間、荷物を持って歩く羽目に・・・

さすがDuelz。最後の最後まで気を抜けない男だった・・・