八ヶ岳縦走

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八ヶ岳行って来た。どこにあるのかも知らなかったんだが諏訪湖のそばで結構近いのに驚いたw 日本でも有数の山系だけに期待もでかい。初日は移動のみで新宿>茅野>山小屋の夏沢鉱泉というかんじ。初めて湘南新宿ライナーを利用したが、横浜から新宿30分とか素で驚いたw そこからは中央線で茅野に向かい、茅野からは山小屋の送迎があるのにも驚いた。1泊2食で9000円と若干高めの宿泊料だと思ったが、送迎があるのでかなりコストパフォーマンス良いと思う。温泉もあるしなかなか。


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山の中腹になるかな。茅野の町を見下ろすロケーション。ここで泊って翌日から登る。
朝7時に出発して八ヶ岳のちょうど真ん中あたり、「夏沢峠」から稜線に入って南へ縦走していく。朝で気温10度ちょうどいいかな。
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夏沢峠迄の間にオーレン小屋という山小屋があり、ここでは八ヶ岳のおいしい水を汲む事が出来る。稜線に出ると水は無いので、この強清水(こわしみず)というのを2Lほど水筒に入れた。
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稜線ではこんな感じ。とにかく広くてでかい。ここは硫黄岳への道だが、右に茅野の街、左に硫黄岳の爆裂火口を見ながら進む。ケルンが道沿いに並んでいてこれを道しるべに進む。
結構浮いている石が多くて気を使った。転んだり滑っちゃうのはもちろん怖いが、俺の落とした石で下の人に怪我させたらもっと怖い。
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硫黄岳頂上。真ん中左が八ヶ岳最高峰の赤岳。この写真通りに左からピークを繋いで歩く。

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ふり返るとこんな感じ。蓼科方面へ北八ヶ岳の山々が続く。

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硫黄岳の爆裂火口。富士山と同じかな。

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時期的には遅いはずだが、コマクサがたくさん咲いていた。保護されてだんだんと増えているのだとか。
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途中から天候が変わり、半分はキリ半分は快晴w

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キリ側を見ると後光の差した人の姿が!ブロッケン現象というらしい。真ん中は俺の影w 太陽>自分>キリと一直線になるとこの現象が起こるのだそうだ。昔はこれを神様と思ったらしい。でもブロッケンの意味はおばけなんだとかw
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2泊目の赤岳展望荘からの赤岳。稜線上にある山小屋で景色がとにかくいい。水が無いのだが雨水でお風呂とかある。でもかなり汚れているので遠慮したw ここの山小屋、コーヒーが飲み放題(普通の頂上近辺の山小屋は400円とか500円)で朝夕がバイキング。厳しい環境ながらかなりのサービスが受けられる。

この夜、夜中に目が覚めたので外に出てみると雲が晴れて満天の星空だった。人工衛星や流れ星、天の川も久々に見た。みんなライトを消して星空を眺めていたんだが、突然「ゴゴゴゴ!!」とものすごい音がした。熊はいないと聞いていたがイノシシでも出たのかと持ってビビりつつライトで音の方向を照らすと・・・人が落ちてたwかなりの斜面で真夜中、本人はかなりビビったと思う。星に見入っているうちに足を踏み外し、滑落したらしい。幸い2メーターくらいで済んだのでみんなで引き上げたが、朝見てその斜度にぞっとした。

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展望荘から見た朝日。

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その朝日に照らされた横岳

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2日目は赤岳>中岳>阿弥陀岳と登って下山した。何となく歩いているようだが、ここ半分の道が岩登り状態・・・鎖場だらけで結構怖かった。四つん這いで登るなんて当然。なかなかハードなかんじ。お盆休みの時期だったので老若男女多くの登山者で賑わっていたが、それだけ魅力のある山だと思う。富士山が火山灰で苦行だったこともあり、ダイナミックな風景や荒々しい山の雰囲気がとてもよかった。北側の縦走にもいずれ挑戦したい!


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