登山アイテム Grivel G12 NewClassicとそのお手入れ

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3年前の春以来、私が使っているアイゼンはGRIVELのG12、NewClassicです。

コレ以外にワカン、軽アイゼン、スノーシュー(もう買っているw)を持っていますが、昨今の山は全部G12を使っています。

私の持っている登山靴はザンバランですが、3シーズンはコバ無し冬靴はコバ前後ありなのですが、山の師匠の教えで「アイゼンはベルトに決まっておろうが!壊れたらどうすんのや!」ということで「こいつホントめんどくせーなw」と思いつつ、教え通りにベルト式にしましたw 師匠は元日大山岳部で、平地ではちょい年上の変人なのですが、こと山に関する知識は絶対のものがあって、なんだかんだ言うとおりにしておけば問題ないという、数々の実績のあるお方なので、その通りにしておきましたが、やはりコレは正解だったと思います。

ベルトな理由は先の壊れた時の対処のしやすさと靴を選ばないというところです。実際、春先など3シーズン靴でも使うことがあるのでベルトで良かったかなと。使用中に思うのはワンタッチの方が着脱楽そうだし、良いなぁということなのですが、このあたりは慣れっぽい。くるぶしの輪っかに付いているベルトを 引っ張り上げながらベルトを通すだけで、グローブをしていてもかなり簡単に着脱が出来るようになりました。

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さて、今までは簡単なさび落としをして、油を塗って放置していましたが、だいぶ爪が丸まってさびも着きやすくなってきましたので、メンテをしました。アイスバーンでは蹴り込むことが多いので爪は大事です。

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最初鉄工用ヤスリで削っていたのですが、キリがないのでグラインダーでやりましたw たぶんこれは邪道だし、危険ですが楽ですw ポイントは爪の厚が無くならないように横側だけ削って、厚はそのままでとがらせます。グラインダーを軽く当てる感じで充分でした。爪の横側のみをグラインダーで削り、それ以外の大部分は1000番の耐水ペーパーで落としました。

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ちょっと削るだけで充分とがります。

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裏側もこの通り。すべての爪を処理します。そして今回は余っていた車用のタッチペンで地金部分を塗装しておきましたw

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なかなかナイスです。まぁ一回使えばまた錆出しますが。

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なんだかんだ全部キレイにしてしまいました。最初面倒だと思っていたのですが、冬山はコレが無いと始まらないしね。

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出来上がり!

普段の手入れなら錆を落としておくだけで良いと思います。耐水ペーパーで充分キレイになります。「爪を研ぐなら横側」です。毎回やる程のものでもないし、消耗品といえば消耗品なので、安全性重視でいった方が良いと思います。

 

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