いよいよ最終回ですw
常念小屋から蝶槍を抜けて横尾へ下り、徳澤園を目指します。
今回本来は槍ヶ岳を狙うも、雨で行程変更を余儀なくされ、常念岳をターゲットに歩いてきました。
これが3年前の槍ヶ岳山頂からの写真。奥のきれいな三角錐が常念岳です。常念小屋はその左下に位置しています。
今見えているところは常念岳の肩の位置で、そこからさらに上って頂上となります。天気予報は曇り、夕方雨となっていました。
登りの途中。また岩です・・・ 出発直後なので余裕かなと思ったらハードでしたw 師匠は既に死にそうになっています・・・
というかここブヨ20匹くらい従えて登るのがもういやでいやで。この日はずっと虫にたかられていた印象ですw
サルの親子に遭遇。ハイマツの実を食べているに違いない。
3人でヒーヒーいいながら登ります。上に行くほど岩が大きくなってきて歩きづらい・・・
やっとこ登頂。常念岳ゲットです。
これはずっと歩いてきた道です。んー結構頑張ったなぁ。
常念岳からの槍ヶ岳
これから進む蝶が岳方面。
と、ここで雨です・・・岩場で雨の下りとか・・・ 厳しそうな予感。
この下りきつかったです。足元は滑るし雨は強くなってくるし、視界もこの後悪くなって、一度ルートを外してしまいました。視界の悪い時はここ道迷いのリスクありますね。
岩にカメラヒットするし、シューカバーなくすしで散々です。まぁでも行動中はそんなことより先に進んで休憩したい思いのほうが強かったです。
しかしここで思いがけない出会いが!天気が悪くなったためか遂に雷鳥と遭遇。しかも親子です!
子供がちょろちょろ遊びまわっていると母親が鳴いて子供を呼びます。それでも戻ってこないとわかると母鳥は子どもを探しまわります。
こいつが落ち着きがなくピント合わせ辛い子供ですw
やっと帰ってきたと思ったらまたふらふらと歩きだし、親子で消えていきました。北アルプス4回目にしてやっと見ることができました。
雨はここでいったん止みましたが、ここからの行動がつらかった・・・
穂高から槍まで一望できます。大きくへこんでいるのが大キレット。
西側からの常念岳。この下りきつかった。
やっと蝶槍が見えてきました。このとき同じ方向に進む高齢者のパーティがありました。 5人か6人だったと思いますが、一人の方がもう動けなくなっていて、やばそうでした。最終的には蝶が岳小屋の人が助けに行ったようですが、常念小屋から蝶が岳小屋は結構ハードですね。晴れていれば気持ちのいい稜線歩きだと思いますが、天気が悪いとかなりきついです。
天然のベンチw顔は笑っていますが内心は疲れて死にそうですw
蝶槍では思いっきりガスが出てきました。というか疲れのためか頂上で写真撮ってないかもw
かろうじて撮っていたのがこの○マーク。登山道の目印です。
ここから横尾に下るわけですが、時間がかなり厳しく急ぎながらの下山。調子に乗りすぎて途中転びました・・・ 怪我こそしませんでしたが、それ以後は力尽きているのと再転倒が怖くて思うようにスピードが上がらず師匠についてきてもらう感じに。
18時前に徳澤園に到着。ここは風呂あり、豪華な食事ありの天国ですw
このために頑張ったと言っても過言ではありませんw
デザートのアイスおいしかったなぁ。
一応山小屋なのですが、旅館ですw 前回は感動して「氷壁」読んじゃったもんなぁ。
調度品が豪華なんですよね。
翌朝、雨のなか上高地へ向けて歩きます。
その前にコーヒーを。
河童橋からの梓川。このとき風にあおられて傘を川に流しましたw
そして帰路へ着きます。
どうもこの3人組、天気に恵まれない気がするのですがw それでも終わってみれば景色も堪能できて山歩きもお腹いっぱい、おいしいものも食べて雷鳥にも会えたし、なかなかいい山行でした。
ただこの日(常念岳に登った日)にすれ違ったと思われる方が遭難されていますね。有名コースとはいえ天気次第ではかなりきついコースだったとも言えます。あの雨の岩場はほんとやばかった。私も気を付けよう・・・
今回の写真はすべてE-M1(一部Xperia)7-14・12-40・40-150とproシリーズ三本持っていきましたがほとんど12-40でしたwレンズ交換がやはりきつい。集団で登るときは撮影に時間を取れないので標準が無難ですねw でも雨が降ろうと岩にヒットしようと、最後まで頑張ってくれました。後半はグダグダな記録写真でしたが、結構納得の写真が撮れたと思います。
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