今回は個人的な意見ですのでこの映画に感動した方にはごめんなさいというしかないです。
先週から待ちに待った映画が公開されたので妻と見てきました。クソですw
エヴェレスト 神々の山嶺
夢枕獏の原作は読んでおらず、マンガだけTさんに借りて読みました。
このマンガ、有名といえば有名なんですが、実際全5巻ながら面白い。これの映画ならいけるんじゃないかと期待に胸を膨らませて行きましたが・・・
テレビまで待ちましょうw というか邦画のダメっぷりというかストーリーの良さをかなりスポイルしています。ちょっと面白そうだとそれっぽいタレント連れてきて作っちゃいました的な。あまりにお客さんを馬鹿にしたクソ映画です。
細かな内容は伏せますが、だいぶストーリーを端折りつつもまだ端折り足りない。全体の主題が見えないというか脚本がダメすぎます。映像もすごいと言えばすごいけれど、これくらいなら他にも面白い山岳映画はあります。
役者さんはさぞ大変だったとは思うけれど、お金を取るレベルではないかな。久々寝そうになりましたw
鑑賞後、このストーリーや予備知識を持たない妻に「これ面白かった?」と聞いたところ「最初の方は面白かったんだけど脚本がねぇ」という感想。私は最初から違和感だらけでしたがwこれが実際のところだと思います。
山の話の中でもちょっと予備知識が欲しいところですし、その説明はほとんどなかったということは誰でも楽しめるように作ったんだとは思うのですが、それで全てが安っぽくなってしまった感があるのと、エヴェレスト登山の恐ろしさや大変さが描き切れていないため、これなら登山映画じゃなくてもっと身近な題材に置き換えたほうがストーリーが充実するように思えました。
「雪山は大変なんだなぁ」くらいの感想しか出てこないと思います。もっと羽生(阿部寛)の冒頓とした男らしさであるとか、手に汗握るような描写が欲しかった。映画というよりテレビドラマレベルのカメラワークだったと思います。
結局文庫も読みましたが、この作品に関しては漫画が一番面白いかな。
この映画はタダでも見ないほうが良いです。
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