前後スピーカーをコアキシャル３Way に交換し、２週間ほど使ってみての状況は、音量を絞っているときは普通のスピーカー音という印象（ただし純正よりはクリアです）。澄み渡るとかメリハリがあるという印象はありません。ただ音量を上げていくと低音が増えてきて、なかなか良い音になります。ただし、その音量は私一人の時しか出せないくらいの音量ですｗ 同乗者とお話しできるレベルの場合はそんなにいい音にはなりません。印象として誰が聞いても「良い音」にはなりきれません。妻や子供と乗っているときも私が聞かないと何も感じていないレベルｗ
誰か乗せた際に「この車いい音だね」と言って欲しい・・・ そこで比較的安く仕上げるカーオーディオの鉄則に従い、サブウーファーを入れることにしました。その準備として今回はバッ直というのにチャレンジしてみます。
バッチョクとは何ぞや
普通車に配線を増やす場合、シガーソケットやヒューズから電源を取ってきますが、アンプやサブウーファーなど大量に電気を消費するユニットを入れる場合はエンジンルーム内のバッテリーから直接電気を引き込みます。バッテリー直結・・・略してバッ直です。これによって安定した電気の供給を可能にするわけです。
通常車内機器には「最大○○A」という表記があり、これの範囲内で結線する必要があります。アンプ込みのパワードサブだと最大14Aなんて感じですね。ちなみに外付けアンプなどになると80Aや150Aになってきます。こうなるとかなり太い線を引き込む必要が出てきます。
バッ直用のキットも売られていますが、注意しないといけないのは消費電力に合った太さの配線が必要になります。でないと線が燃えだします・・・（一応ヒューズがあります）最悪車ごと燃えます。
私の場合はパワードサブウーファー（弁当箱みたいなやつです）を使うの予定なのですが、最大で14A、この線にカーナビもついでに直結するので、カーナビの消費が10Aとなり、14A+10A＝24Aに耐えればいいキットを使います。
Amazonでエーモンの配線キットを選びました。このキットだとボンネット内のバッテリープラス端子から車内に引き込むことで、車用の電源とは別回線で、安定したメイン電源（常時電源）を2本、アクセサリー電源（キーONで通電する電源）を3本追加できます。
※一応これに楽ナビのアース線をバッテリーに戻す線も入れるひと手間を掛けます。ナビのアースをバッテリーまで戻す云々ぬかんしては賛否両論ですが、一応参考にしているHPが推奨しているので、興味があり施工。ちなみにアンプ側のアースは車体に落とします。
追記：アースのバッテリー戻しは無駄だと思います。アースは短くボディが基本なので注意
実際にやってみた
あとから出てきますが、バッテリー関連の作業をする場合は、まずバッテリーマイナス端子を外し、ボディなどに触れないようタオルでグルグル巻きにしておく等のショート対策をしましょう。私はこれをしなかったために、線は燃やすわヒューズは飛ぶわさんざんな目に遭っていますｗ
面倒だし、そんなミスしねーよと思うんですが、ミスするんですｗ
XVの場合、ボンネットを開けてまずバッテリーから助手席側にもっていって、運転席側へ渡し、そこのグロメット（ゴムのシール）から車内へ配線を持っていきます。ブラブラしないようにタイラップで保持しますが、余裕を持たせることが大切。
バッテリープラス側の端子ポイントが限られているので最初にここを攻略したほうがよさそうです。スマートにつく方法を考えてから進めたほうが良いです。仮配線をしてまず完成予想を立ててから作業に入りましょう
私引き込んで配線してからつながらないことに気づき２度手間でした。
今回使用する線が細いので、グロメットは特に加工無しで引き入れることができました。
配線が済んだら、コルゲートチューブが他に接しないようにタイラップで留めて終了。
車内側ペダルのところからのぞき込むと、ハンドルシャフトの左上から配線が出てきています。黄色い線が引き込んだ線です。黒線は増設したアース線です。
注意点
作業自体はそれほど難しくはありませんが、私の犯したミスは・・・
施工中マイナス配線が一回燃えましたｗ 電気工事する際はマイナス端子は外しておきましょう（基本です・・・）。私の場合はそのままプラス側端子を結線しようとしたら、マイナス線を噛んでしまって「ジュワッ」という音とともに煙が出て黒線が燃えました・・・
ここまではそんなに難しくありません。私は試行錯誤しながらやって３時間くらいかかりました・・・プラスのラインどりを後から気付いてショックでしたｗ
まぁここまでくればこの後も楽勝のハズ・・・ だったのですが、この先が地獄でしたｗ 私のゴールデンウィークはすべてこれに捧げられることになりますｗ
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