落し物

 日曜日の夕方、産業道路沿いを走っていた。ここは結構人もまばらで、俺的には気持ちよく走れる昔からのなじみのコースなんだが、途中にベンチがあって、ホームレスが寝ているように見えた。気にするでもなく横を通り過ぎようとしたとき、いきなり「すいません!」の声とともにそのホームレスがムクッと起き上った。よくみるとそれはホームレスではなく小柄なおばあさんで、どうやら散歩に出たものの家がわからなくなりこんなところまで来てしまったが、もう気力もなくて寝てたらしい。本人は気が動転していて「北海道の市役所に勤めていて・・・」と昔話が始まってしまった。普段は携帯を持って走っているんだが、今日は軽く流して終わるつもりだったので何も持っていない。おばあさんも財布すら持っていなくて、結局間門の交番までゆっくり歩いて連れて行った。


 この交番、相変わらず誰もいねー(w おばあさんを座らせて、電話を借りて山手署に報告、おまわりさん来るまでおばあさんと待つことに。交番に入ったあたりから、おばあさんの頭も落ち着いたのかはっきりしてきて、娘さんの名前とか住所、電話番号まで思いだしたみたい。結局おまわりさんに引き渡して帰ってきたが、娘さんから捜索願が出ていたらしい。まぁ俺があそこ通らなかったらやばかったかもな。いいことをしてしまった(w


 最近この手の老人が増えているらしい。うちの親父とお袋にもIDカードみたいなの持たせとくかな・・・ 

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