椅子の表地を交換してみた

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 私が会社で愛用している椅子はVarierのMulti。バランスチェアということでヘンテコリンな形ですが、要は腰痛対策用の椅子です。骨盤が起きる形なので「椅子なのに腰が曲がらない=腰に優しい」となるわけです。その分体重は骨盤と両膝に分散する形になります。

 調べてみると中古で購入して既に9年が経っています。一部パーツが外れたりというトラブルはありましたが、基本木製なので特に大きな問題はありませんでした。しかしここにきてやっとこ座面の表地が擦れて破れてきました。しばらくは見てみぬふりをして使っていたのですが、最近中のスポンジまでボロボロになってきて、床に散らばるくらいになってしまったので、自分で張り替えてみることにしました。

最初は表地が裂けただけなのですが、流石に中のスポンジも経年劣化でボロボロになっており床じゅうスポンジのカスまみれにw

表地の汚れもこれできれいになりますw

 本来ならきれいにやりたいところですが、私しか使わない椅子だし、機能すればOKくらいの勢いです。

 座面の張替えについてYoutubeで下調べをし、材料をそろえてみました。

 スポンジは二脚分、ファブリックは1脚分かな。Amazonで調達しました。これ以外にペンチ・マイナスドライバ・ヘックスレンチ・ハサミ・油性マジックを使用しています。

 記事書いていて思ったけど材料と工具で10000円・・・ 中古で買いなおしたほうが早いです。でも自分でやるとこの椅子が一生モノになりますw

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分解

 この椅子は普通の形ではありませんがやることは同じ。座面を外せる場合は外したほうが圧倒的に作業しやすくなります。

ヘックスレンチなのでかなり簡単に外せます

外れたら裏地(黒い布)のホチキスを外していきます。太めの針でガッツリ入っているのでマイナスドライバだと先端が分厚過ぎて外しずらかったです。代わりに普通のホチキスの針外し部分で浮かせてマイナスドライバで外しました。

裏地がやっと外せたら表地の留めがそれ以上に出てきましたw 同様に外していきます。ここが一番の苦行でした。

やっと板になりました。

表地は複雑に縫い合わせて合ってスポンジも特殊な形になっていますが無視ですw

張り直し

 張り替えキットのスポンジ二種類を板に合わせて切ります。サイド部分はほぼ余分なし、前後は裏まで回し込む様に長めにカットしました。細かくやるのも面倒というか表地で隠れてしまうのでテキトーでいいと思います。私はもちろんテキトーですw

 表地はかなり余裕をもって切り取り、ホチキス留めのあとに余った部分はカットします。

 そしていよいよホチキス留めです。

表地の張りを出すために両膝でスポンジを抑え込んでタッカーで針を打ち込んでいきます。

両サイド仮止め(両端と中央三カ所)し、その後前後を留めていきます。最初の針より細かったので多めに打ち込みました。

 表地が終わったら裏地を張って終了。裏地は古いものをそのまま流用しました。ボルト穴開けるのが面倒だったのでw

厳密にいうと四隅の収まりが悪いですが、予想よりきれいに仕上がっています。

組み上げておしまい。

感想・まとめ

 部品代を考えるとよほど思い入れのある椅子以外は買い替えの方がコスパは良いです。背もたれや脚が外れない椅子は手間がかかるかな。ただ自分の好きな色にしたりスポンジの量を自分のお気に入りに出来るのでオリジナル椅子は作れますよね。

 この椅子は長く使ってきて実際にお気に入りなので今回はやってみました。木製の椅子はこういうのができるところが良いですね。

 この作業をしてから一週間ほど使っていますが、特に問題も起きていないので大成功と言えるでしょう!

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