開墾してみたw

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 開墾といえば・・・墾田永年私財法ですよね?w 

 そのレベルの知識の私が友人に頼まれ、友人宅の庭を開墾してみました。農業・園芸全く分かりません。確か小学校の夏休みにヒマワリを育てるという宿題があって、クラスで唯一ヒマワリを咲かせることができなかった思い出があります。原因は水のやりすぎで根腐れですw

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きっかけ

 きっかけは最近よく遊んでいるYさんの家の庭。結構広いところに、日当たりが良すぎて(丸一日日光が照っています)雑草がヤバイ。業者さんに頼んで除草剤を撒いてもらい、一度はきれいになったものの、その後ひと月で再び雑草の浸食が始まっています。本人もこまめに草刈りをしているようですが、刈ったそばから雑草が生えてくる勢いで、そのあまりの成長力に草刈り効率が負けている模様w

 私は以前、仕事で便利屋さんっぽいことをしていて、その際にいろいろな家の草を刈りまくっていた経験があります。なので、ひと通り道具を持っているよという話から、とりあえずザっと草刈りをしようか?という流れに。そうしたらYさんが「家庭菜園したい」と言い出し、草刈りついでに開墾しようということになりました。

予習はYoutubeで

 最近「あと何年生きられるのか」とか「いつまで健康でいられるんだろう」と考えることが多くw 何でもやれることは取り敢えず自分でやって、ダメならプロに頼もうという考えになっており、前回の自転車のパンク修理や自宅の壁紙張替えなど(これはしんどかった)、身に降りかかるトラブルや思い付きは全部自分でできる限りやるように心がけています。時には余計にお金がかかることもあるのですが、達成感はプライスレス。チャレンジ後は結果はどうあれ「自己責任」を満喫しています。

 そして今回のように右も左も全く分からないことに挑戦する場合役立つのはYoutube。まぁおそらく私のレベルで思いつくことは何でも解説・実践してくれている人がいるので、それを参考に挑戦します。当然今回も農家系Youtubeを見まくりました。いろいろ見ていて出てきた結論は・・・

①除草に決定打はない
 これは草刈りをしていた時から思っていたことですが、除草剤は枯らすことはできてもまたすぐ次の草が出てきてしまいます。除草シートはかなり効果的ながら、それでも絶対ではありません。除草剤によっては有害なものもあって、やはり薬は使わずに小まめに手入れが最強っぽいです。こまめに手入れするならご褒美が欲しいところ。なので花を咲かせたり野菜を作るのは理に適っていると思いました。

②畑づくりは意外に簡単、ほとんどがホムセンで完結できる
 そもそも畑がどういうものかすら知りませんでしたが、土を柔らかくして肥料与えて土壌を作ればそこそこいけそうです。実際に出来るかどうかはやってみないことにはわかりませんが、何となく「こうしておけばいい」的な肥料配分みたいのもあって、そこまで難しくなさそうです。そしてそのすべての材料がホームセンターで買えるというのが助かりました。道具類はそれなりの値段しますが、肥料等は比較的安価で済むため、趣味としては良いかもしれないですね。そもそも都会では農地の確保が問題ですが・・・

③便利道具は積極的に使った方が良い
 草刈りの時からそうですが、手作業よりは電気、電気よりはエンジンの機材を使うのが楽です。壊れていなければ中古品でも充分だし、とにかく手作業はきついです。コスパを考えつつ道具をそろえるのも楽しいです。

・今回は日中35度くらいの真夏でしたから、空調服で挑みました。
・草刈りはホンダのエンジン刈払機。オーバースペックですw
・開墾を請け負う条件として、電気耕運機は買ってもらいました。ハイパワーなものでかなりこれで作業が楽になりました。

 こんなかんじかな。

 これらの点を踏まえて実践してみました。

開墾してみた

草刈り

 とりあえず伸び切った草を刈ります。エンジン草刈り機を使いましたがすぐに終わりました。ただ久々の草刈りで腕が上がりましたw パワーがありすぎて草をまき散らしたり飛び石が出てしまうので刈る方向が大事です。過去の経験からコレは問題なし。

耕運

 今回使ったのはこちらの耕運機。電気なのでパワーにちょっと不安があったのですが、1050Wのパワー、半端ないです。草の根の張っているカチカチの地面をガンガン削っていきます。普通の庭程度ならこれで充分でしょう。

 土の上でスイッチを入れると硬い場所ではポンポン跳ね回るくらいパワーがあって、一度掘り始めると一気に地面を削っていきます。ただしこの耕運機は重量が軽すぎて、あまり深く掘ることが出来ません。なので、深く掘り下げたい場合は、立ち止まって前後にゆすりながら耕運していくといい感じで掘れます。

Yさんの愛犬と。空調服は涼しくなるというより汗を熱風で強制空冷する感じで、持続力があがりますね。30度超えても作業の手は止まりませんでした。

 今回の庭にはヤマブドウの木が植えられていたそうですが、20センチくらい掘り込むと、この木のコブの部分を噛みこんでしまい、刃が回らなくなります。その度にそのコブを除去するのですが、これは大変でした。もっとパワーがあればこれも切断できるのかな?

ヤマブドウの根?が絡みついて効率が落ちます こまめに掃除しながらの作業になります。

 それでも家庭用としては必要十分なパワーです。雑草の根も一気にズタズタにしてくれるのでこれで雑草も一掃できました。畑はいらないけど雑草に困っている人も、コレは結構使えそうな気がします。耕しちゃうけどw

 惜しむらくは電気なのでコードの取り回しがかなり神経使います。コードが刃に噛みこんだら終わりですからねw

この時点で個人的には満足ですw

土作り

 ひと通り開墾したら今度は土作りです。これはこちらのYoutubeを参考にさせていただきました。

とりあえず耕した時点でのphは6.6?このままで良さそうなんだけど・・・

まぁでも念のため肥料を入れます。やはりYoutube。

 必要な肥料はカインズホームで調達しました。

 買ってきた肥料を必要量撒いて、耕運機で今一度撹拌していきます。今回は5坪くらいの畑になります。

 撹拌が終わったらいったん終了。2週間ほど放置します。この間生えてきた雑草は小まめに摘んでおきます。

畝たて

 2週間後。雑草は以前ほどではないにしてもやはり生えてきているようです。phはほぼ中性になっていました。もうちょい酸性の方が良いと思うんだけどどうなんだろう。

 とりあえず食べ牧野前に畝たてをします。ガチガチの地面が耕運でフカフカになって、これで種まきではなく「畝」という作物の植える台形の場所を作って、より育ちやすい環境を作るそうです。これをすることで土の水はけがよくなり、空気がより土に入り込むので、作物の育ちが良くなるそうです。

 台形のテーブルトップを80センチ、畝と畝の間を40センチで設定して、この40センチのところを掘り下げ、その土をテーブルトップに盛っていきます。これが結構な力作業で56歳にはキツカッタw 慣れればそんなに力は必要ないはずなのですが、どうしても力が入ってしまい、てのひらには数十年ぶりのマメがw 身体も普段使わない筋肉を酷使したようで、小一時間の作業ながら翌朝から4日ほどは筋肉痛でだるかったです。

小一時間やったのかな?これはしんどかった・・・

 しかし出来上がった畑は我ながら「それっぽい」! まだ気温が高すぎて種まきはもうちょい待つ感じですが、この畑で収穫できた作物はさぞおいしいことでしょうw 期待しかありません。

パット見かなり本格的な畑になったと思いますw

まとめ

 素人の開墾ですが、鍬とレーキがあれば自力で結構いけそうです。ただし体力も相応に必要なので、今回私が使った刈払機と耕運機はDIYレベルでもあると便利なんじゃないかなと思います。放置されている庭のある人はちょっときれいになるしお勧めですw 今後もこの畑は見守っていく予定です。

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