Galaxy Buds Live

4.5
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昨年秋の入院以降、毎日ウォーキングやジョギングをしているのだけれど、その際には必ず音楽を聴いている。実際に毎日聞くとなると、音質より利便性重視になりがちで、最近では無線イヤホンで聴くことがほとんど。

無線イヤホンはBluetoothなので音が良くはない。音のデータの密度が薄いのと可聴域以外は無視されている。オーディオマニアはこれをもちろん嫌うが、実は聞き分けられなかったりもするw 私も最初は嫌だったが、利便性にはかなわず、さらに「イヤホンの時点で音は求めても無駄」と悟り、利便性に走ったw

最近使っているのはこちら。今は在庫切れになっているけれど、もう再販しないのかも?apt-XがついてUSB-C、爆安ながら価格以上に鳴る、下から上まで柔らかめに鳴って結構楽しい。ただし狭い。操作性は悪いw

運動時はコレを使っている。そんなに音に集中しないので何でもよかったりw

こっちはさらに安く(1世代前)apt-Xに対応していなくて、充電がUSB-B。音は実はこちらのほうがいい。上の奴の弱点だった広さが出ている。低音もいい感じで鳴る。

そして以前から使っていたこちら。これは私の持っているコードレスの中では音が一番いい。広いのと音が自然で違和感がない。操作性もいい。ただしジョギングの時に使えないのと、コードが今となっては邪魔。

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そして今回、ずっと気になっていたイヤホンを買った。実はこの次の製品がボチボチ発売されるが、敢えてこちらを買った。コレじゃなきゃいけなかった。

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Galaxy Buds Live

この製品は今時珍しいインナーイヤー型。

インナーイヤー型

最近で言うとAir Pods Proの最初の奴がインナーイヤーだったかな。耳の穴をふさぎ切らない、ひっかけるタイプ。

高級イヤホンは今だと大体耳の穴にコンプライ(スポンジ素材)をねじ込んで密閉を良くし、外の音を防いで低音を強くするカナル型が多い。

インナーイヤーのメリットは耳の穴に異物が入らないため装着感が軽いのと外の音が聞こえるので安全。デメリットはその逆で、音が漏れて密閉感がないので抜けた感がある。

実際比較するとカナル型のほうが、音が濃密に感じて、良い音になったように聞こえる。

ノイズキャンセリング搭載

そして数年前から流行りだしたのがノイズキャンセリング。イヤホンにマイクがついていて、外からの音を打ち消して静粛性を上げる。電気式耳栓機能。

カナル型でこの機能があると、外界の音を消すので音楽に集中できる(とされる)。が、ここには必ずフィルター臭がついてくるので一長一短。私はいらない。まぁイヤホンの価格を跳ね上げるだけのギミックかな。ジョギング時にこれ入れちゃうと外の音がなくなるので危険。飛行機とかで安眠のためにはいいかもしれない。ただ普通の耳栓するだけで寝付けない私には無意味w

この機能をインナーイヤーなのにつけている謎仕様。外の音を若干マスクするかな?程度しか効かないw

そらまめ型

すっぽり入りますw

特徴的なのはその形。「そらまめ」を耳に入れる感じなのだけれど、これが驚くくらい耳にハマる。「こんなんじゃ落ちちゃうんじゃね?」と思ったのだが、しっかりつけると耳にぴったり収まる感じでものすごく自然。長くつけていても違和感が少なく、痛くならないというのがいい。ジョギングしても落ちる気配がない。

実は今回このイヤホンを選んだ理由はこの形。低背なので耳からの出っ張る部分が少なく、バイクのヘルメットをしながら使えるのではないかと思ったから・・・ もちろん自転車でも使える。カナル型だとちょっと怖いし、異物感があるが、このイヤホンは音は多少犠牲にしても使い勝手がいい。

ヘルメット+イヤホンは道路交通法でも違反にはならない。ただし音量次第(外が聞こえなくなる音量)ではアウトとされている。

音質

音を犠牲にしたつもりだったけれど、このイヤホン思った以上に低音が気持ちいい。これはちょっと驚いた。ただインナーイヤーで音が漏れるためか音量はカナル型比で7割くらいの大きさに感じる。

基本的にはフラットでちょっとお上品な音質。最近カナル型ばかり使っていたので逆に新鮮。

ノイズキャンセリングを入れると全体が硬い音になって低音が減るため、全体がしょぼくなる。そしてノイズはなんだかんだ聞こえてくるので、外で使う分にはあまり意味がないと感じた。ノイズキャンセリングはおそらく買って最初の内だけしか使わない。

Galaxyとの親和性

そしてこのイヤホン、サムスン製のスマホに特化した親和性。サムスンのイヤホンはスマホ発売時のオマケとしてよく使われるのだが、そのためかサムスンスマホだけの機能がある。

まずケースを開けるだけでGalaxyと接続される。そして接続もサムスン独自のScalable Codecが採用されていて、遅延(動画などを視聴する際に音が遅れるのをなくす)が少なくなっている。

サムスン以外のスマホの場合もアプリ「Galaxy Wearable」でいろいろ設定可能。

操作性がいい

最初に書いたJprideのカナル型は操作性にだいぶ問題があって、かなり使いづらいところがあったが、このBuds Liveは驚くほど使いやすい。この手のイヤホンはイヤホン本体をタップして操作をするのだけれど、何回タップしたのか音でわかるし、その反応もなかなかいい。使っていてストレスにならない。

驚くくらい通話品質がいい

これは素でびっくりした。インナーイヤーとは思えないクリアな音質。私は自分からほとんど電話しないのだけれど、通話を頻繁にする人には良いと思う。片側だけの利用もできるようだし、マイクも3つくらいついているのでおそらくこちらの声もよく拾えているのだと思う。

今更買う価値あり?

充電済みイヤホンで6時間、ケース充電併用で21時間のロングライフ。

ちなみにイヤホンに関しては(オーディオに関しては)最新が最高では絶対にないw カーオーディオもそうだけれど、オーディオは技術的にはもう行きついていて、変化球で消費者を釣っている。ノイズキャンセルもそのうちの一つの手段でしかない。

だから古いからアウトなんてことはそもそもない。使用者の使用方法にあえばそれがベスト。と、考えるとインナーイヤーの無線イヤホンとして、この製品の立ち位置は面白いと思う。

ただ発売時の22,000円というのはちょっと高すぎるw そこまでの音はしていない。今は新製品発売のおかげで、このLiveは絶賛値下がり中(22,000円が14,500円)、この値段ならねらい目ですw カナル型に違和感を感じている人、ちょっと良いワイヤレスイヤホン欲しい人は是非。Galaxyユーザーならアリ。


2021年の4月8日にこれの後継になるのかな?カナル型のGalaxy Buds Proが発売される。

これは難しい製品なんじゃないかな・・・おそらくこれから出てくるGalaxy S21のオマケでバラまかれそうだけど(個人的予想)、BoseやSONYと戦えるのだろうか。ただGalaxyのAKGチューンは本当にフラットだと思うので悪くはないはず。

ただイヤホンに2万が正しいのかは、オーディオ知らないときならばOKだったけど、最近の私には無駄かなと(ボソッ)・・・

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