燧ケ岳撤退

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 今回のキャンプ、思い付きから始まるも、二日目は駒ケ岳・燧ケ岳・尾瀬散策などいろいろ考えていたので、登山装備は持ってきていました。ところが尾瀬はどのルートもそれなりに時間がかかるものばかり。「それならいっそやっちまうか!?」ということで、百名山の燧ケ岳へ登ることにしました。

 会津側の尾瀬入り口は御池(みいけ)。420台の駐車スペースがあります。沼田側の鳩待峠もそうですが、尾瀬の場合、この駐車場が満車になると峠の下の駐車場からバスで上がる必要が出てくるようです。

 この時はすでに紅葉も終わり、尾瀬自体が本格的な冬に入る頃で、各小屋も小屋じまいの時期。午前7時で御池は20%くらいの駐車率でした。

 前日やたらよく眠れた我々は、かつてない快調な感じで登山を始めます。

駐車場から入ってすぐ、尾瀬沼方面と燧ケ岳の分岐。この時は晴れてこそいなかったけれど視界はけっこうよかった。

こういうのがいいんだよ!と思いつつ落ち葉の登山道を進みます。

「晩秋の尾瀬」いいですねぇ。

いい感じの山じゃん!と思いつつ歩いていたのは最初の15分くらいかなぁ?その後はかなりやばい急登が続きます。きつすぎて写真ありませんw

御池>1時間で最初の休憩ポイント>50分で次の休憩ポイント>1時間40分で頂上という感じなのですが、休憩ポイントは池塘で、晴れていたら相当きれいじゃないかと思われる感じ。

 最初の休憩ポイント。広沢田代。ちょっとガスっていますが急登のあとののどかな雰囲気がいいですね。

 この時すでにTさんはかなりきつそうにしていましたが、口に出すと心折れちゃうんじゃないかと思って何も言いませんでした。あとからわかりましたがボキボキに折れていたみたいですw

 このあとまた50分の急登。普通の急登ではなく濡れていてツルツル滑る登りだったのが、体力だけでなく精神的にもかなり疲れます。

二度目の休憩ポイントは完全にガスの中。さらに気温は6度です・・・ Tさんはもちろん私も心折れましたw 天気ならかなりの眺望だと思うし、頂上からの景色も期待できますが、このガスだと苦しいだけになってしまうし、雨になったらテントの撤収がきついというのもあって下山することにしました。

感じはいいんだけどな。途中一回ガスが晴れたのですが、それだけでもきれいだったので、また晴れた時にチャレンジします。

おっさん二人はとぼとぼ下山しました・・・

そして御池から川端キャンプ場に向かう途中・・・晴れますw

ブナ坂ですね。紅葉が終わりかけとはいえキレイです。

ブナ坂途中のモーカケの滝

撤収前にキャンプ場で昼ご飯。

下はきれいに晴れていて、秋を満喫できましたw

14時に撤収が終わって、燧の湯で温泉、檜枝岐を出て前沢曲家集落を見学し帰ってきました。

渋滞がひどくて6時間くらいかかったかな?燧ケ岳は残念でしたが、もしあのまま登っていたらプラス5時間・・・撤収も18時以降だったし、横浜につくのはおそらく24時過ぎ・・・ 結果から言えば撤退が正解でしたw

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