尾瀬ひのえまたかわばたキャンプ場

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 夏に脳梗塞再発か?という危険な状況があったので、何もできなかった為「今年の秋は楽しむぞー!企画」第一弾。紅葉を満喫したいなと思っていて、先日購入したサーカスTC MID+もあることだし、Tさんを誘って会津でキャンプをしてきました。

 私の経験の中で「紅葉」というと、まずい思い浮かぶのが「西湖の紅葉台」、次が「奥日光」、そして過去一の紅葉体験こそが「会津駒ケ岳登山」です。紅葉のトンネルをくぐりながらの登山は最高の登山の一つです。苦しかったけどw

 今回は登山は置いておいて(ピストンする自信がありませんでしたw)、キャンプです。キャンプ場は尾瀬ひのえまたかわばたキャンプ場」。単にTさんがググって評価が高かったので選んだのですが、行ってみて驚いた!コスパ最強クラスのキャンプ場でした。

 横浜から会津となると車で4時間・300キロ。結構な距離です。Tさんと近況報告しながらドライブです。途中によるのは「道の駅たじま」。ここは地の野菜などが売られていて、いつも混んでいます。

 夜のキャンプ飯の食材を購入してキャンプ場へ向かいますが、途中Tさんが「檜枝岐は食材買うところないかも?」と言い出し、急遽作戦会議に。高速を降りてからスーパーは一件もなかった。この先はコンビニもない。どうやら檜枝岐から車で一時間かかる(45km)会津田島まで行かないとスーパーがないということで、田島へ引き返します。

買い出しなら・・・

 結果論からいうと、1日のキャンプをごまかすくらいの買い出しは檜枝岐JAで可能。しっかり食事を楽しみたいなら田島へ行く必要があるようです。檜枝岐の人は買い出しならやはり田島まで行くのだとか。秘境すぎるぜ・・・

 田島のヨークベニマル。中はさすがに広大で商品は何でもそろうレベル。いろいろありすぎて困るくらいでした。いつものごとく買いすぎなくらいに買い物をして、あらためて檜枝岐へと向かいます。土曜なのに車も少なくて快適なドライブでした。

 檜枝岐に近づくにつれ紅葉が増えていきます。ワクワクしながらキャンプ場へ。

 桧枝岐のメインストリートは一本。川沿いに走る道ですが、その片側がキャンプ場になっていて、同じようなキャンプ場が続いています。上の写真がほぼかわばたキャンプ場の全景です。この日は7組くらいいたのかな?早い者勝ちで好きなところにテントを張ることができます。

 一応川沿いではありますが、この日ですでに気温は20度もなく、涼しいというより寒いくらいでした。夏なら川遊びもできるかな。桧枝岐には公営の温泉が3か所あるので、川遊びも気楽にできます。ただ一番近い燧の湯でも車で5分くらいかかるので(ちょっと遠いです)温泉に入るならお酒は飲めません。

 炊事場とトイレはめちゃくちゃきれいです。灰も捨てられるし、分別すればごみも捨てられます。いい感じ。トイレに関してはウォシュレット付きの水洗。めちゃくちゃきれい。

 料金は車1台、おっさん二人で1900円w 薪は広葉樹で一束600円(焚きつけ付き)、爆安です。

 そしてこのキャンプ場の最大のウリはこのおばちゃんでしょう。

 たしか「せっちゃん」と呼ばれていました。ここの管理人さんです。予約も運営もすべてこの方がされています。お客さん一人一人に声かけをして、微に入り際にわたって気遣ってくれます。ものすごいホスピタリティに感動するレベル。関東近郊のキャンプ場とはだいぶ違います。困ったことがあったらせっちゃんが全部教えてくれます!

 地面が固いということでペグとペグハンマーは無料で貸し出してくれます。私はソリッドステイクとペグハンマーで問題ありませんでした。食材の買い出しは困りますが、それ以外は快適すぎるくらい快適なキャンプ場です。

 んーXVとキャンプ、カッコいい・・・ このイエローは紅葉をイメージして選んだので感無量です。

 14時から焚火を始めました。この鉄板、今回初投入ですが、ちょっと感動ものです。油のいらない鉄板。マルチグリドルというらしい。ソロストーブの火力が強すぎて焦げてますけどねw

 肝心の紅葉ですが御池やその手前のブナ坂(1500mくらい)の最盛期は1週間前。キャンプ場周辺(1000m前後)も終わり始めているところでした。おしい。それでも十分楽しめますけどね。車を置いておくだけでもドンドン落ち葉が降り積もっていきます。

 14時から20時くらいまで焚き火をしながら楽しく過ごしました。ペレット10キロと薪を3束使ったかなw いつもは24時までいくのですが、今回は燃料がなくなったこと(夜中でも翌朝清算で薪は買うことができます)と、タープを貼っていなかったのでかなり冷え込んできたため早くに撤収しました。既にベロベロだったという話もあります。

 夜中は多分5度前後まで冷えています。サーカスの中で暖房はなかったのですが、コットだけだと底冷えで夜中目覚めました。コットの上に毛布を敷いたら朝までぐっすりです。2人とも20時過ぎから5時まで寝ましたw

 翌朝。この日は急遽登山しようということに・・・ せっちゃんのご厚意で「テントはそのままでいいから行っておいで」と言ってもらえたので、キャンプ道具はテントに突っ込んで御池へ向かいました。キャンプからの登山はあまりいい思い出がないので(疲労困憊することが多い)ちょっと怖いですが、怒涛の睡眠時間でかなり体調がよく、なんかいけそうな雰囲気。燧ケ岳を目指しましたが・・・

 とりあえずこのキャンプ場、規模こそ小さいですが、管理人さんの人柄、安すぎる価格、きれいすぎる炊事場、最新の水洗トイレ、ゴミをすべて捨てられる利便性、最強クラスです。隣のテントの人は登山客で、たき火も何もせず、ただテントで寝て翌朝早々に撤収しておそらく登山へ行っていました。早く寝るって素晴らしいと気づいたので、今度は私も前テント泊も考えてみようと思います。尾瀬ならこのキャンプ場お勧めできます!営業は4月下旬(雪次第)~10月末までだそうです。おそらく来年もお邪魔することになりそうです。

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