今年も行ってきました年末恒例登山。前回の棒ノ嶺で「これなら結構いい感じで金峰山行けるんじゃね?」と思いつつ、クリスマス寒波もすごそうだし、下調べと装備の確認、体調管理、仕事納めなど、かなり気合を入れて準備をしました。
前日は21時に就寝して起きたのは4時。睡眠時間もばっちりです。そそくさと着替えて家を出たのが4時半でした。渋滞等も全くなく、7時前には須玉インターを降りて、インター出たとこのローソンで買い出しです。と、思ったらいつものローソンが閉店していましたw 不吉すぎる・・・ 途中コンビニあったかなぁと心配しながら進むと、国道沿いにデイリーストアとローソンがありました。危なかった。ローソンで買い出しをして瑞牆山荘に向かいます。
ところが、国道をそれて増冨ラジウムラインに入る手前でXVがいきなりピピッとなって警告灯まつり・・・
エンジン警告灯・アイサイト関連・ヒールアシストなどの警告灯が全部点灯です。
警告灯が派手な割にはエンジンはおかしくない。パワーも出ています。エアコンなども普通に効いていて、アイサイト関連の機能が一切使えないという状態。道端に停めてエンジンを切り、再始動も確認しましたが問題なし。警告灯は消えないけれど、走行には特に問題がなさそうです。もうすぐ10万キロの車なので何かしら不具合は起きそうなものだけれど、まさかこのときとは思ってもみませんでした。
時間は朝7時で、山まではあと20キロくらい。このまま横浜に引き返すというのも悲しいし、かといって近くのスバルディーラーが開くのを待つには時間が早すぎる。ということで、8時間はかかる金峰山はあきらめて、5時間で済む瑞牆山へ目的地を変更です。状況次第では途中で撤退もやむなしという感じです。早めに下山してディーラーへ行ってみようという感じ。
瑞牆山近辺は去年よりは雪やアイスバーンは少なかったのですが、駐車場の時点でマイナス8度。かなり冷え込んでいます。駐車台数は7台くらい、例年よりは少なめでした。
準備をして出発です。今回は2回目のソール交換を終えたザンバランで行きます。最近使っていたものはソールがもうかなりすり減っているので安全を考えての復活です。最初の登山靴ということもあって絶大な信頼があります。
歩き出してみてびっくり。今までになく登山道が凍っています。霜柱が固すぎて踏み抜けない状態。登山道の入り口付近からアイスバーンがちらほら出てきます。それでもアイゼンはいらないくらいかな。
富士見平小屋までの途中の林道あたりから氷がだんだん増えてきます。そして瑞牆山が見えるあたりからは滑り始めました。
小屋まではスパイクなしで頑張ります。体調はかなりいいかも?
この時点で真っ白というのは珍しいです。
富士見平小屋前の様子。テントは2張。マイナス5度くらいかな。
おすすめは小屋の前でスパイク装備。私はそのままで行って瑞牆山の入り口でアイゼンを履くことにしましたが、歩き始めてすぐ後悔しましたw 日の当たらない道なので凍結部分が多くやたら滑り始めます。
天鳥川源流あたり。川が雪で覆われています。
ビビりながら瑞牆山のとっつきに到着、あまりにスリッピーなので今回はアイゼンで行きます。結果的に言うとチェーンスパイクだったらかなり怖かったくらいに凍っています。というか川ではないのだけれどひたすら氷の上を歩く羽目になります。アイゼンがここまで安心できると思ったのは初めてでしたw
ただしこの山の斜度はきついし、アイゼンは重いしで結構大変。棒の折山とかやはりハイキングなんだと再確認するくらいハードでしたw
心折れそうになりながら登り続け、ふと振り返ると・・・
うぉ!やたら空気が澄んでいて富士山がめちゃきれいです。雲海も出てますね。登る>苦しくなる>後ろを振り返って絶景で一休み>登るを繰り返します。
やっと大ヤスリ岩・・・これを越せば頂上ですが、やはりきついw
そしてついに登頂。いやこの山、5回くらい登りましたが過去一の眺望です。風は多少ありますが、耐えられるレベル。今回瑞牆山で正解だったかも。先客が一人いましたがその方も大喜びでした。人がほとんどいない頂上で幻想的な風景、登山でここまで清々しい眺望は久々です。
八ヶ岳。中央アルプス、北アルプスまでクリアに稜線が見えました。
富士山は雲海なのかな?下の方にはうっすらと街並みも見えています。
南アルプス。手前が大やすり岩。
金峰山方面も眺めよさそう。
写真も結構きれいですが、実際は空気の透明感が凄かったです。こればかりは狙ってもなかなか味わえないので、回数行くしかないですね。
ひとしきり頂上を堪能しながら食事して下山です。今回は一気に駐車場まで行きました。途中アイスバーンというか氷の上をガシガシ下るところが面白かった。
そして下山後。近くのディーラーは23キロで甲府にあるらしい。が、年末ですでに28日から営業が終わってましたw 横浜も終わってる・・・ このまま帰ることができるかググって調べると、どうもスバルではよくある故障なのだとか。アイサイトが使えないけれど、走行には問題ないという話が多かったので、このまました道で横浜まで帰ってきました。年明けに修理ですね。
帰宅は18時過ぎ。オーディオが調子いいので下道4時間とか余裕ですw 朝のエラー警告からなんかドタバタな登山になっちゃいましたが、どうにかこの年末登山も無事終わったなぁと家でホッとしていました。がしかし・・・
その夜・・・ 家には誰もおらず、娘が作ってくれた牛丼を食べてのんびりしていると、急に気分が悪くなってきました。脳梗塞関係ではなく、普通に気分が悪いというかムカムカして胃の調子がおかしい。21時前でしたが、朝も早かったし、なんだかんだ疲れているのかなと思いベッドに入りました。すると今度は吐き気と下痢です。これがかなり苦しくて、もしやコロナなのか!?と思いましたが、今日は人にほとんど会っていませんw トイレで吐いて、ベッドに戻ってすぐにまたトイレへ駈け込んで下痢で・・・の繰り返し。何かおかしい・・・牛丼なのか?と思っていたのですが、火を入れているしそんなことはないはず・・・ 原因は何だ?何やったんだ?と思い返します。そして気づいた衝撃の事実。
一週間前の棒ノ嶺の際に、500mlの水のペットボトルを一口飲んで、それをザックにさしっぱなしにしており、よく考えたらその水を普通に飲んでいたのです。一口飲んで一週間常温保存。今までだと水は帰ってきて捨てるのに、今回は挿しっぱなしでなんの迷いもなく飲んでいたのですw 味がおかしいとか全く気づきませんでした。ただ何となくおなかの調子悪いなというのは登山中に感じてはいたんですよね・・・ ここから小一時間、家に帰ってきた娘たちに心配されながら、面倒なのでトイレの前で倒れていました。すべて出し切ったところでようやく気持ち悪さが抜け、生き返りました。
何年ぶりの食あたりでしょうw 一段落してワカモト飲んでどうにか復活できましたが久々やばかった。
年末登山は体調の確認を主として、この1年を振り返りつつ来年の目標を考えるという目的もあって続けているのですが、今年は多少の波はあれど例年に比べ、仕事にプライベートに比較的穏やかだったという感じだったのですが、ここにきて小さなトラブルが頻発中。このほかにもヘッドフォンが壊れたりもしています。まぁ穏やかだった分帳尻合わせで微細なトラブル多めなのかな?
来年はもうちょっといろいろと苦労しないとだめかなと思っています。
コメント