年齢とともに物欲が減り、最近はお買い物をだいぶ自制している気でいたのですが、振り返ってみると2017年は結構いろいろ買ってますね・・・ でも以前に比べるとしょうもないものを買ってしまったということは減りました。「踏みとどまる気持ち」大事ですね。あまり踏みとどまっているようには見えませんがw
2017年に購入したものの中で、tyuruが自信をもってお勧めできる、買ってよかったものをご紹介。
Rank5 Rockfordfosgate T600.4
まずはカーオーディオから。Audiocontrol THREE.2と悩みましたがTHREE.2はちょっとマニアックすぎるので、車で音楽を楽しみたい人にお勧めできる600ワットの4ch、AB級アンプを5位としました。
このアンプのDIY施工は厳しい部分も多々あるのですが、明らかに音に艶が出て余裕が感じられ、費用(苦労)対効果はかなり高め。きちんとしたヘッドとこのアンプで純正スピーカーでも世界が変わると思います。
製品としてはかなり古く、枯れた製品ではありますが、それだけに実績と信頼のカーアンプです。最近はD級アンプ全盛ですが、このABアンプの奏でる音は昔ながらのしっとり系。それでいてパンチ力も充分あります。
おそらく今でもその力の半分も使えていないので、本当のおすすめはちょっと出力の低いT400.4。これならコストとのバランスも良いのではないでしょうか。
こんな人にお薦め
音楽を聴きながらドライブするのが好きな人
純正のカーオーディオシステムを、あとひとまわり良い音にしたい人
アンプを積みたいけれど何がいいかよくわからない人(この製品鉄板です)
Rank4 Amazon Kindle Paper White
先日大学の友人と二十数年ぶりに会い、思い出話の中で「tyuruはいつも本を読んでいた。あの読書量にはびっくりした。」と言われました。自分ではまったくもってそんな考えがなかったのですが、授業中も本を読んでいたからかもしれませんw しかしそんな私も大学を出てからはほとんど本は読んでいませんでした。
そんな私を20数年ぶりに読書の世界に引き戻したのがこのKindle Paper Whiteです。読書しかできない電子デバイス、潔いです。それだけに使い勝手は抜群。今でも電車に乗るときや登山に行く際には必ず持って行っていて、その利便性は計り知れません。
超ロングライフのバッテリー、見やすさ、携帯性は文庫本をしのぐと思います。「紙の匂い」「紙の味」は確かにありませんが、スマホやタブレットにない文字の美しさ、目にも優しい画面は手放せません。
最新書籍が電子版で出てこない問題はあるのですが、私は時代物や近代文学がメインで、新刊は昔から読まないのでベストマッチです。
こんな人にお薦め
読書が好きで荷物を減らしたい人
読書好きだけれど老眼で悩んでいる人(家族へのプレゼントでもいいですね)
買おうか悩んでいる人(絶対に後悔しないです)
Rank3 Nintendo SWITCH+ゼルダの伝説BotW
まぁアラフィフでゲーム機ベストバイというのはどうなのかとは思いますが、これ買ってからしばらく辞めていたゲームの世界に引き戻されております。実際にはゲーム機よりもソフトが大事なのですが、SWITCHって何か面白いタイトルあるかなと探しても、探すほどソフトが無い(販売タイトルが少ない)のも事実。しかし「ゼルダの伝説BoW」、これやる為だけにSWITCHを買う価値はあります。もっとマニアックなゲームならば「Xenoblade2」。かつて私とオンラインゲームをしていた人ならばこの2タイトルは絶対ハマります。特にゼルダに関しては2017年のゲーム賞を総なめにしただけのことがあります。ファミコンから様々なゲームに手を出してきた私が断言します「手放しで面白い!」。
SWITCH自体も説明書すら入っていないのですが、それでも普通に動かせちゃうくらい簡単で分かりやすくできています。オンラインでのサポートも充実しており、今の時代のゲーム機だなぁと感じます。PS4ほどの高性能ではありませんが、ゲーム機ですからこれで良いのです。出ているタイトルは少ないながら、老若男女オールラウンドに面白そうなタイトルがそろっているのも任天堂の良いところですね。
ちなみにゼルダは120時間、Xenoblade2に関してはまもなく300時間のプレイタイムですw
こんな人にお薦め
子どもがSWITCH欲しいといっている人w
久々ゲームでもしてみようかなという人
任天堂なんて子供向けと思っている人
ゲーマーを自認する人はゼルダはやっておかないといけません
Rank2 Apple iPad pro 10.5 Apple pencil
各所でベストバイとされているiPadPro10.5ですが実際これは良いです。何が良いって「画面の大きさ」「処理速度」そして「手書き」でしょう。逆に手書きをしないならこれを買う必要はありません。意のままに手書きできる電子デバイスって「そんなのいらねーよ」と思う人も多いかもしれませんが、使う人にとっては唯一無二のデバイスとなります。今となってはiOS縛り(アプリや操作性の簡略性)に自由度の低さを感じますが、使い方次第でかなりのポテンシャルを秘めたデバイスだと思います。
買った当初はノートPCに取って代われると信じていましたが、実際にはそこまでは無理かな。でもそれは私の使い方がPC前提であって、iPadから始める人ならばすんなり受け入れられるのかもしれません。
価格もノートPC並みですがスペックを考えるとこれは仕方がないかもしれません。なくても良いものではありますが、あれば生活スタイルは変わるだけの可能性を持ったデバイスだと思います。弱点があるとすればApplePencilの携帯性の悪さでしょう。いざ書こうと思ったらpencilが見当たらない、バッテリーが切れているなんてこともあります。コレがなければ1位だったかもしれません。
何気に気に入っているのがiPadで動画視聴。音はステレオですし、なかなかいいですよ。
こんな人にお薦め
タブレットで絵を描きたい人、ノートを手書きでとりたい人
タブレットを万能なノートとして使いたい人
Rank1 Samsung Galaxy Note 8
iPadで手書き入力の時代が始まったなと狂喜乱舞していて「今年のベストバイはiPadかKindleだろうな」と思っていた私ですが、それをあっさりと覆したのがこのNote8です。
XperiaZ3を3年使っていてその進化に驚いたこと、あれだけ毛嫌いしていたサムスンを使ってみてハードだけでなくアプリ関連までサムスンの凄さに腰を抜かしたことなど、本来の性能以外で目からうろこの部分が多かったことなどがより好印象に繋がっているのは事実。SONYなら外さないと思っていたし、Z3自体は決して評価は低くなかったのですが、今思えばサムスンの方がすべてにおいてひとまわり上です。「日本製品がベスト」という私の中の固定観念をNote8がぶち壊しました。
中でも特筆すべきはやはりSpen。ApplePencilほどの追従性は無いですし、大画面といっても手書きとなると画面が小さく感じますが、メモ帳と考えるとコレが恐ろしく使いやすい。会話の中で出てきたこと、ふと思いついたこと、備忘録として、常に身に着けているスマホならではの使い勝手の良さが光ります。Spen自体が収納できるというのがApplePencilの持ち歩き面倒問題を克服しており、使用頻度がかなり高いです。今後Noteシリーズがある限り、手書きできないスマホを購入することはないでしょう。
次にカメラ機能もなんだかんだ良いです。パッと見一眼に匹敵します。RX100M3のときもそれを感じたのですが、スマホ単体でこの映りは凄いの一言。まぁデジタル処理の賜物でもあるので、大きな画面で見ると解像度の低さなどは当然目につきます。しかし下手な一眼カメラより簡単に、設定を考えずに誰が撮っても「見栄えのいい」写真が撮れます。これ凄い。
そしてさらい私のお気に入りはAdaptSound。サムスンスマホのみの機能かと思われますが、聴覚検査をして、使用者の聴覚に合わせたイヤホンの音質調整をしてくれます。安いイヤホンならば劇的に良くなりますし、それなりのイヤホンでも解像度が上がるのを感じ取れます。
まぁ上げたらキリが無いので私の記事をご覧くださいw
GalaxyでiPadクラスの性能のタブが出れば、高確率でiPadから乗り換えると思います。それくらい今のサムスンは侮れません。
こんな人にお薦め
システム手帳からの脱却を考えている人
メモ帳を常に携帯したい人
社会人
現状のスマホの最高峰を感じたい人
まとめ
まぁ結局2017年は電子デバイスだらけですが、Note8とKindlePWは誰が買っても損はしないと思います。カーアンプは沼が控えていますし、SWITCHは周囲の理解が必要、iPadは持ち歩いてなんぼだと思いますが、ちょっと重いかな。
何か買うとき、それを自分がどう使うか想定して夢が膨らみ、手に入れてちょっと使ったら満足しちゃうことが多いですが、2017年に買ったものに関しては未だにフル稼働。この5つが私の日常を買えたくらいの感があります。
要は機能を使うか使わないかなのですが、それを高次元で簡単操作でスマートに長く使える品物が多かった年だと感じました。我ながら良い買い物をした1年でした。
今年は何買うんだろう・・・
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