レンジフードをDIYで交換してみた

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我が家のレンジフード、マンションができた時に設置されていたもので、ぼちぼち30年くらいの骨董品。あまり料理をしない家なのでそこまで重要度は高くもなく、一応普通に動いていました。

先日レンジフードをクリーニングしてみようと思い立ち、分解清掃を試みたところ、まぁそれなりにきれいになって、心なしか吸気能力も上がったように思えたのですが、その際スイッチ部のパッキンが腐っていて、油が電源基盤にまで入り込んでいることに気づきました。そこで怒りに任せてスイッチ部に洗剤を直接かけたら、まったく動かなくなりました(当たり前w)。

上の化粧板とスイッチ部分解済みwシロッコファンのブース型 ダンレイのVFB-106NAⅣPと思われます。

モーター等は問題なしですが、電気系統がいかれてしまい動きません。交換パーツを探しても出てこないので、買い替えを決意。

ところが値段を調べてみてビックリ。レンジフード交換クソ高いw

一応ひと通りばらして、仕組みはわかったし、何とな~く自分でできるかもと感じたので、DIYでレンジフードの交換にチャレンジしました。もちろんトラブル多発ですw

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レンジフードの寿命

レンジフードの交換時期

ネットの情報では10年が交換周期。ただ使用頻度や調理内容でこの辺りは変わってくるので、一概には言えません。10年選手でガタが来ていたら交換でしょうか。スイッチ部のへたり・モータ部の異音は交換すべき。ただしパーツがあれば交換対応でもいいでしょう。

私もスイッチ部が手に入れば修理で使うつもりでしたが、流石にありませんでした。

油ギトギトで吸引力が低い・ボロいというのはまだ交換しなくてもいいかな。レンジフードは洗剤を間違えなければ相当きれいになります。本来、人がそんなに触るものでもないのでピカピカになります。レンジフードクリーニングサービス(12,000円くらい~)を使えば見違える可能性があります。

レンジフードの種類

これ本当にピンキリ。業者さんに頼む場合はアドバイスを受けましょう。DIYの場合は仕組みを理解したうえで機種を選びましょう。特にコンロとの連携を考える必要がある場合は要注意。私の場合は連動無しでした。

横幅の規格

横幅は60センチ70センチ90センチの規格ものです。コンロの幅と合わせた規格みたいですね。サイズが上がるほど、価格も上がっていきます。最終的な仕上がりを予想して、かっこいいデザインのものを探しましょう。

高さの規格

メーカーごとに化粧板が別売りされていますが、これは規格がありません。普通はメーカー別売りのもので対応できるようですが、我が家は別途工事が必要でした。

方式の違い

方式は基本3種類

排気という意味のパワーは1>2>3。ただしダクト排気の効率は3>2>1。ダクト排気というのは天井裏などに排気ダクト管が施設されていている場合です。

プロペラ

 読んで字のごとく、昔ながらのプロペラ。換気扇ですね。パワーはあるけれどダクト内の排気が苦手。結果的に外壁につくので、外からの空気や音を拾いやすい。

ターボ

 シロッコに似ていますが強力。薄型のレンジフードに採用されていて、ダクトもそれなりに廃棄する。

シロッコ

 回転ドラム式。ダクト内の排気が得意だが、パワーはプロペラより落ちる。ダクトがあれば設置場所を選ばない。現在の主流。

外観の違い

換気扇型

所謂壁についているプロペラ。

薄型

コンロの上に薄いタイプで据え付けられるもの

スマート型

薄型の上部のスペースをつかって比較的自由に機能を組み込める今の主流。

ブーツ型

昔ながらのコンロの上をすべてカバーするタイプ。ぼってりしてしまうので見た目が「レンジフードです!」的

これ以外にもアイランド型等があります。

機能の違い

他にもいろいろありますが今からレンジフードを考える際に考えるべき代表的なポイント

コンロ連動

コンロを使うと勝手に換気、消すと自動でストップできます。当然コンロも対応させる必要があります。

エコ機能

コンロ連動とダブる部分がありますが、製品によってだいぶ性能が違います。といってもつけっぱなしにするものでもないので重要視はしなくていいかもしれません。

掃除機能

以前のものはフィルターを定期的に交換したり、フィルター自体を買ってこないといけないという手間がありましたが、最近はフィルターレスが主流。それでも定期的な掃除は必要なので、どこまでやるかで選びます。私は掃除が楽なことを重要視しました

どれを選ぶ?

今ついているモノのサイズを確認

まずサイズの確認をしましょう。横幅・高さ・排気ダクトの位置・電源の形状・取付ネジの配置あたりまで見れるといいかも。横幅は重要。高さは化粧板があるのでよく考えましょう。ダクトは天井に抜けるのか、後ろに抜けるのか側面に抜けるのかをみます。シロッコは基本天井排気で作られていて、それ以外の場合はアタッチメントが必要になります。また騒音対策の電気シャッターであるとか最近の気密性の高いマンションなどは給気シャッターも必要になります。

これによってだいぶ製品が絞られてくると思います。

利便性を考える

製品が絞られてきたら一番使う人の利便性を考えます。そうそう買い替えるものでもないので、必要な機能を選ぶべきです。

ただあまり多機能にしても実際使わないなんてことはよくある話で、今不満に思っている機能を改善するくらいが一番良いと思います。

決めましょう

世間の主流はスマートタイプのシロッコ型。ベース金額は3万円からで、機能・デザインで価格は跳ね上がっていきます。

私は何しろ30年ぶりの買い替えなので、今の最低機能が今までのものと同等でしたから、ベースグレードのものにしました。

意外な盲点は色。今は黒がほとんどない・・・ 我が家のキッチンは黒が多い。これで選択肢が激減しましたというかほとんどなくなりました。キッチンですからステン仕上げが喜ばれるのと、塗装は洗剤に弱くて、熱が加わるのではげ落ちるという耐久力のデメリットがあるためでしょう

私が選んだのは60センチの黒で一番シンプルな奴です。 見た目がスマートになってフィルターレスってのがポイントでした。

ちなみにレンジの写真は別売りの幕板が装着されているので注意ですw

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これ写真はシルバーですが製品番号最後の「-k」が黒となります。

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