最近使っていなかったetrex30。登山を復活してからいろいろ考えてみると、スマートウォッチ(Fenix3)よりもetrex30を使った方が何かと良いかなと思うようになり、久々引っ張り出してみたら壊れたw
加水分解でボタンがもげてしまった。ポッコリ穴が開いた感じ。一応動作には問題ないのだけれど、防水性・防塵性が皆無になってしまったので、修理するかなと思ったけれどパーツが無い。そこで最新のetrexを探してみると最新モデルは32xになっているらしい。
このボタンもげちゃうトラブルは意外に多いようで、開いている穴に割り箸や消しゴムを突っ込んで、専用カバーで覆ってしまうという人もいるらしい。雨さえ降らなければいいと思うし、無いとどうにもならないものでもないので、そういった対策もアリなのかもしれない。一応壊れたetrex30は補修予定。
etrex30>eterex30x>etrex32xと進化していて30と30xはディスプレイ解像度と内蔵rom容量が、30xから32xでrom容量がさらに上がったらしい。
価格を見ると相変わらず日本版はクソな値段付け(海外の倍w)
地図も入っているしこれでもいいかなとは思ったんだけれど、さすがに倍はなぁと思い、海外を調べるとRefurbish(再生品)の30xが17,000円ってのを発見。送料込みで22,500円くらいだったのでこっちを買ってみた。
買ったお店はこういうところに書くと輸入できなくなっちゃうので秘密としておきます。
ちなみにタッチパネル版だと海外なら新品が18000円で買えたりする(送料別)。日本は62000円かな?w ただしタッチパネルはグローブを外すのが超絶面倒なので、今回はいつも通りのジョグボタン版。
etrexのいいところ
そもそも「eterexとはなんだ?」というとハンディGPS。
「え?それってスマホじゃダメなの?」となりますが、スマホの方が機能面は優秀。きれいだし。実際今登山している人ってスマホで完結している人は多いと思います。
ただしスマホの場合はバッテリーや電波問題があります。
ちなみに基本は紙の地図です。私の場合は「山と高原地図」とコンパスは絶対に持って歩きます。電子デバイスは信頼性ではアナログに勝てない。
バッテリー
スマホはGPSを使うとバッテリー消費が激しくなります。また山の中だと電波つかむのも大変なので、場所によって性能が不安定になります。最期のライフラインでもあるので、モバイルバッテリーがあったとしてもあまり使いたくない。ちなみに私は行動中は飛行機モードにしています。
etrexは乾電池(単3×2)なので、電池さえ持っていれば大丈夫。いざという時にスマホがバッテリー切れなんてことがありません。私はエネループで対応しています。
専用ならではの利便性
事前にパソコンからルートを打ち込んでおけばナビが可能。実際は参考程度にしか使わない(バッテリー消費が激しい)けれど、ちょっと道に迷いそうなときに便利。
電源ONとともにGPSログを取り始めるので、実際に迷ってしまった際にはログを逆に辿ればOK。
また高度や気圧、区間タイムなども表示できるのは気分的に便利w スマートウォッチよりもかなり正確なのもありがたい。
さらにグローブをしたまま操作できるというのは地味に強い。
GARMINアクセサリとの連携が可能
GARMINはこの手の商品を早くから商品化していたためか、アクセサリが充実していて、これらとの機種を選ばない連携が得意。
例えば私なら心拍計(ハートレートセンサー)と温度計(tempe)を使用。今のスマートウォッチだと心拍計を内蔵していて時計の裏側で計測するのだけれど、これって冬山だとまず使えない(グローブの奥底に時計が入ってしまうため)。私は下記の2点を使っています。ハートレートセンサーは普段のトレーニングでも使えるし、温度計は体温を拾わずに計測できるので正確です。
さらに自転車用のケイデンスセンサを使えば自転車ナビとしても使えます。これあるとチャリでぶらぶら走り回るのも楽しくなりますw
絶対必要なのか?と言われればいらないのですがw あるとかなり楽しいかな・・・
3日で届いた
タイミングが良かったのかな?発注から3日でアメリカから届きました。早い!
これRefurbishって箱に入っているってことは、GARMINで直したものなのかな?(憶測です)内容物は正規品と同じながら、かなり簡易包装になっていますw
早速日本語化と日本地図を入れてみました。昔はJNXとか切り出していましたが、今は製品に近い地図出てますね。この地図はPOIも登山道も入っていてかなり凄いです。これらの設定しておけば、山行ごとにパソコンいじらないでもいいかな。よくできていて驚きました。
参考になったサイトはコチラ
日本語化のポイントは今はファームアップはGARMIN`EXPRESSで行うというのと、gttファイルの編集はWIN10のメモ帳がいいかな。これでファーム3.0のまま日本語化できています。
地図はコチラ。
ただし最新ファームver.3.0ではすんなり読み込みしてくれない。こちらのバイナリエディタ(FavBinEdit)使うやり方で地図ファイルをいじって読み込ませた。地図はmicroSDに入れる方が転送速度が速くていい。
この地図いいわぁ・・・etrexのメモリーが増えていても地図サイズがデカすぎてMicroSDになっちゃうけど表示速度もそこそこかな?解像度が上がったのは言われればそうかな?くらいでそんなに変わらないw
そして一応カバー購入。etrex30を買ったときはこんなの売って無かったのに(フィルムは自作していたw)今は何でも揃っちゃう。
実際にザックにぶら下げて使っていると、相当傷つくので何らかの保護は必要。私は使い始めてすぐに傷だらけになったので気にしなかったけどw カバーはボタンがもげた時の保護にもなるくらいぴったりフィットなので有用。
これからは再度etrexのお世話に
今回買い替えた理由の一つは、先の無料地図の出来が良くて、山行前のパソコン作業がほぼなくなったこと。FenixなどのGPSウォッチでも同等のことはできるし、スマートなのだけれど、やはりバッテリー縛りが私は嫌い。
etrexが最強とは思わないけれど安定性・コスパは紙地図/コンパスに次ぐものだと思う。まぁ実際の行動中は実はそんなに見ないしねw 地図というより温度や高度、時間がばっちり分かればそれでいい。カシオのプロトレックなんかもいいんだけど、この辺りは好みかな。
最近はリハビリを兼ねたウォーキングをしていて、実際に使ってみたけれど、電池の持ちが良いかも?30に無かった節電モードがあるみたい(一定時間で画面オフになる)。街中でも結構使える(もちろんスマホの方が楽ですW)。登山にこだわらずあちこち持ち出してみようと思う。
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