脳梗塞で入院一週間。おそらくこのブログを読む人にはあまり関係ないのだけれど、実際に脳梗塞になった人の読み物にでもなればと思い、書いておきます。
経緯としてはこんな感じ。
後遺症としては左半身のしびれ感覚。今思えば感覚麻痺に近いのかもしれない。
退院後に始めたこと
発症前と発症後で変わったことは・・・
- 毎日の血圧測定
父が使っていたオムロンの血圧計を使用。毎朝食事の後で2回計測して平均値。
色々探したけれどスタンダードが一番かな?日本の有名メーカーならば安心だと思います。高価な必要はないかな。
- 毎日の薬
血をサラサラにする薬・血圧を落とす薬・胃が荒れるのを防ぐ薬の3錠
形から入るタイプなのですぐにこれ買いましたw が、このタイプは旅行するとき以外面倒なだけ・・・結局ピルケース使ってないw
- 禁煙
退院して5回ぐらい我慢できなくてアイコスを吸ったけれど、吸うたびに半身がやばいくらい痺れるのでさすがに諦めたw 定額プランだったけど「病気で禁煙」と伝えたら、返却セットが送られてきて、それに一式入れて返却で解約終了。
今でも猛烈に吸いたくなるのだけれど「紙巻じゃないのはダサい」とか「今やってる努力水の泡」とか「再発が早まる」と自戒して我慢しているw - 毎日の運動
一日最低6千歩と考えているけれど、実際は8千以上歩いている。毎日やっていると「どのコースがどれくらいの歩数できつさはどれくらい」とわかりだすので結構面白い。最初は歩くだけだったけれど、最近はジョギングしたりする。チャリも入れていこうかと思っている。その場合は有酸素1時間を目標かな?
- バナナ1日1本
便秘対策でバナナを1日1本食べるかスムージーにして飲むようにしている。これが恐ろしく効果が高く、毎日確実にウンチしていて、しかもなかなか出来のいいウンチだったりするw
セルフチェックの記録方法
この辺りは趣味も兼ねて電子化しまくりw 基本はGoogle Fitに集約。デバイスはスマホとFenix3(スマートウォッチ)とNoelden(体組成計)
これ、乗っかると体の情報をBluetoothでスマホに送ってくれます。Google Fitに連携可能。
朝起きて体組成計でスマホにデータを送る。血圧は測定値をスマホに手入力。昼間はスマートウォッチで歩数監視。
今は様々なデバイスが出ているので、やり方はそれぞれのやりやすい方法でいいけれど、視覚化できるので結構楽しい。
この他にも様々な数値を参考にしているがいまいち筋力がつかない。これは脳梗塞に関係なく、私のやり方がまずい。
こうして数値化するのはモチベーションの維持につながる。
一カ月の間に思ったこと
上のような生活をしていて感じたこと
発症前より痺れダメージはでかい(悪くなっている?)
毎日頑張っているけれど、ふと思うと発症時より痺れの重さは重い。じっさい脳の一部が壊死してダメージを受けているわけだから、普通の病気と違って治らないと考えればそんなものだけれど、周囲の人に聞くと時間とともに治っていくともいう。どちらにせよ意図的に動かすことが大事だという。1カ月じゃ効果は出ないか。良くなるためというよりこれ以上悪くしないために頑張っていると考えるようにしている。
一週間で思った以上に体力が落ちている
リハビリの先生が言っていた「一週間入院していると体力が30%落ちる」。まさかそりゃないだろうと思っていたけれど、ふくらはぎが無くなってたw ウォーキングでは意図的に坂道や階段を増やしているけれど、ひざ下のバネがほとんどない。ちょっと意識してきたえないとダメかな?
次どんな症状が出たとき救急車?
発症前より重くなっているならば今すぐ救急車を呼んでもいいように感じるが、実際はどんなものなのか1カ月目の検診で先生に聞いてみた。すると、これまでにない症状、たとえば重いものが持てなくなったとか動かないとかの症状が出たらすぐ来るべきという。
ただ一度行けば一週間入院という恐怖心が悩ましい。我慢してダメージがデカくなるのも怖いが、中途半端に元気な今は入院一週間も怖い。
血圧さえ上がらなければ悪くならない?
ウォーキングしていて、体が軽い日もあれば「ズーン」と重い日もある。日常生活で血圧さえ上がらなければ悪くなることは無いのかな?と思ったので先生に聞いてみると・・・ 入院とその後の薬でだいぶ血圧は落ちているので、いきなり悪くなることはあり得ないとのこと。結局慣れてきて手を抜くと危ないっぽい。
うまく眠れない?
気温が急激に上がったり下がったりするとしびれがきつくて、かなりかったるくなるんだが、だからと言ってのんびり過ごしていると夜眠れないw 睡眠部欲の翌日は確実に調子悪いのでこれが結構怖い。検診時に飲み過ぎない程度に睡眠薬が出た。ジョギングをした日(ハードに動いた日)は飲むように考えている。今まで睡眠薬は入眠するのには効くが、持続性は無いと思っていたけれど、今回出た薬はかなり持続性が強く、翌朝目覚めてからも眠いwほどほどが難しい。
一朝一夕にはいかない
とりあえず一週間頑張ってみたけれど、そんな簡単に改善は見られない。健常の時より悪くなっている数値も多い。ただそこまで病気を気にする必要は無いのかもしれない。大事なのは障害のある部分を積極的に使うことが大事な模様。私の場合腸腰筋の左側が硬いのでその部分のストレッチをするとか、懸垂することで肩甲骨を動かすことが必要っぽい。懸垂はまともに1回もできないけど、ジャンプしながらのインチキ懸垂でOKw
この一カ月で危険は感じたことはない。ただ急激な気温の変化があるととにかくだるい。寝不足もだるい。今まで気合と根性で乗り越えていた部分が如実にわかる。
自分は病気だからと委縮するよりは頑張っておいた方が良いと思っている。無理しない程度ってのが難しいけれど、その辺りは経験だろう。
今後も記録はつけていくつもり。
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