私の使っているアンプはRockfordfosgateのT600.4、これをT400.4へグレードダウン?アップ?してみました。何故・・・A師匠のお勧めだからです。本当は廃盤の「湯たんぽ」か「ピラミッド」と言われる、やはりRFの製品が良いのだそうですが、なにせ廃盤製品なので中古品を買うことになり、当たりはずれが怖い。それならば現行のおすすめのほうが良いかなということでT400.4を選びました。
T600.4自体は私がA師匠のおすすめだと思い込み、なんとなく「高価な方が良いかな」と購入し、苦労して取り付けたアンプです。愛着もあります。何よりD級アンプと比べるとかなり音が良くなったので、良い製品だと思います。音の強弱や響きはなかなかのものです。
しかしながら、アンプにかかわらず今までもあちこち弄り回してきて、自分がWebなどで仕入れた知識から施工した部分をちょこちょこ手直ししてみると、きっと最後はA師匠の教えに行きつきます。デッドニングの有無・リアの位相・コンデンサー数値・ツィーター数値、スピーカーの取り付け方法等々、何をやるにも最後は師匠のおすすめが一番と気付かされます。
そしてA師匠の教えの的確さを知れば知るほど「いつかはT400.4」という思いは拭えず、今回のリプレイスとなりました。
といいつつも、心の奥底では「600wが400wになるだけで、そこまで変わらないだろう」とは思っていたりもしましたw 聞いたことの無い音を妄想しているよりも、とりあえずやってみます。まぁこの「とりあえずをやるかやらないか」がカーオーディオの肝ですしね。
T400.4はT600.4は今の配線をまるごとそのまま使えます。簡単と言えば簡単なのですが、XVの場合レカロを入れているため、シートレールが干渉してしまうので、シート外さないといけないんですよね。これが面倒。
まずヒューズを外して電気を止めます。ヒューズは150Aのものを使っていて、ケーブルは4AWGです。
次に今T600に繋がっている配線を外します
T400と大きさを比較してみます
ん?400の方が横幅が短い!
シート下に入れてみると・・・
Oh!シート外さないでも入るのね。最初からこっちにしておけばよかったw
そして結線
一応配線を確認(私結構おかしな配線をしていることが多い為)し、ヒューズを繋ぎます。
4chでフロント・リア共にクロスオーバーはオールパス。パンチEQはなし。ゲインは1(最小)です。プリアンプがあるためゲインは上げないでもいい音です。ゲインを上げると音が荒れるのとボリュームが上げられません。下にちょこっと写っているのがコンデンサ。フロントハイパス360hz 6dB/oct リアはスルーですがマトリックス配線にしています。
して試聴・・・
さすがA師匠外しません!パッと聞いてすぐわかります。
中高音の明瞭度が上がりました。音の輪郭はそのままに、元気になった感じです。というか予想以上に変わるもんですね。比較するとT600の方が暖かく(温く)、T400の方が明瞭感があります。ヴォーカルなどはT400の方がギラっとします。ただ長く聞くには聴きなれたT600もありなのかなと感じました。
6/7追記
今までゲインを最小(1)という謎な使い方をしていた私ですが、ふと思いついて前後(3)にしたところ「乾いた音」が出てきて驚きました。T600の時は「荒々しくなる」という表現でしたが、T400は「カラっとした音」が出てきます。A師匠のコメントで「ハイスピードサウンド」には「乾いた音」が必要とされますが、これはT600では出ない音だなと感じました。
もしこれからロックフォードのアンプを買う人は、T400でいいのではないでしょうか。余ったお金を他のパーツに回せます。今T600を使っている人は解像度が欲しかったらT400アリです。
調整法?ヒント?はこちらで書いています。
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