SUBARU XV Popstarが不調で乗り換えることになりましたが、次もXVです。
普通過ぎてすみませんw
XV Advance Style Edition
前回はGP型の特別仕様車「ポップスター」でしたが、今回はGT型のXV発売10周年特別仕様車「Advance Style Edition」になります。通常のAdvanceグレードのメッキパーツが黒系になっているバージョンで、XVと呼ばれる車の最終バージョンということになります。
今回はXVしかないというよりも、必要な機能を重視しつつ消去法で消していったらまたXVになっちゃった感じ。アウトドア遊びの移動手段として、ちょいと手狭ではあるけれど、なんだかんだ「ちょうどいい」のです。この「ちょうどいい」というのが最近の私のキーワードになっていて、私の使い方にどれくらいフィットするのかを重視しました。結局今まで乗ってたXVがなんだかんだで良かったわけです。
私の場合、もう1台のTTSがあるので、車を運転するとか走りを愉しむというのはそちらで、もう1台はアウトドア遊びや普段使い用として割り切って運用できます。そのあたりで車を選ぶ基準がちょっと普通と違うかもしれません。
今回は普段の足として「ちょうどいい」を探した感じです。
またXVとなった理由
一応候補はいろいろあったのですが、使う機能を厳選していくとXVにしかなりませんでした。似た車はあるのですが、対抗馬がいそうで実はいないのです。実際に考えたのはカローラスポーツ・CX-30・フォレスター・レヴォーグあたりです。
一番大事な機能はアイサイト
私スバルの水平対向を良いと思ったことないし、スバルの技術力の低さは重々承知しています。
ただしアイサイト、お前だけは最高だ
トヨタにアイサイトが載ってたらそれにしてたというくらいアイサイトというブランドに惚れています。おそらく似たような機能やこれ以上の機能もあるのだと思うけれど、ポップスターで築き上げたアイサイトへの信頼は絶大です。
まずよそ見していてもぶつからない。カーオーディオを触っていて結構助けられました(助けられちゃいけないんですけどね)。また、半分寝ていてもぶつからない。登山や遠乗りの行き帰りの高速で、何度も救われています。疲れ切っての高速道路はひたすら睡魔との闘いになることが多いですが、アイサイトで危機を回避してPA・SAで休憩なんてことが何度かありました。また、一般道でいきなり人が飛び出してきても事故にならず助かっているし、なんだかんだで相当助けられている事実は絶対です。
危険の二歩手前で教えてくれるのがアイサイトのいいところ。一歩手前だとパニックで自分でも何するかわからないですが、二歩手前だと落ちついて対応できます。このバランスがめちゃ良い(=ちょうどいい)です。
アイサイトの機能自体は、前車と比較しても同じver3でちょっと機能が増えているくらい。マニュアルな部分もまだ残っているのですが(レヴォーグのアイサイトXは進化版)、これくらいでも充分です。
次に大事なのはAWD
横浜に住んでいてAWDなんて実際にはいらないのですが、雪山登山口到着500m手前のアイスバーンでは絶大な信頼感。それ以外でもキャンプ場に入って急斜面をぐいぐい上りたいときの安心感。これはスバルの真骨頂でしょう。なくてもいいけれど、あれば遊びの次元が変わるというのはAWDの良いところだと思います。
というかスバルならアイサイトと同じレベルでAWDがウリですからね。
そして車高
私がXVを好きなのはココ。20センチの車高が絶妙(インプレッサより7センチ高い)。荒れまくった林道に突入した時の安心感です。
普通は林道なんてそうそう走りませんが、皇海山に行くときに林道でかなり怖い思いをしたことがあって(荒れまくりの落石しまくり)、その時はカルディナでおなか擦りながら進みましたが、以降あんな林道でも走れる安心感が欲しいと考えるようになりました。
走行性能で言うと車高の高い車は、峠ではサスが動きすぎるし、燃費的・空力的にも不利だとは思いますが、いざという時には「車高高くてよかった」なんてことは結構あります。ふもとっぱらキャンプ場なんかだと、平地感覚でサイト探しできます。
それでいてThuleのルーフボックスをつけても全高が2.1m以内に収まるというのも良いです。これだと立体パーキングも使えます。ポップスターでも車高で困ったことは一度もありませんでした。ルーフボックスの荷物の出し入れもしやすいと思います。
高級すぎてはいけない
これも超大事。ぶつけても笑って済ませられる気楽さ重要です。なんなら精悍になってカッコよくなったんじゃね?と思えるくらいがちょうどいい。
単に高級車で雪道や林道走る度胸無いだけですがw
ポップスターは傷はそこまでなかったのですが、リアバンパーだけはボロボロでした。登山道具を置くとか座るとか自転車積み込むときに傷つけるとか「傷なんてついて当たり前」くらいに考えられないといけませんw
ディスプレイオーディオは避けたい
ここは最近の売れている車に言えることですが、今は良くても数年後にここから古めかしくなっちゃいますよね。また集中管理はラクチンな反面、不便もありそうです。私は自分でこの辺りいじりたくなるので、DAは避けたかったし、DAでも外せるレベルのものが欲しかった。
私の場合、車は、壊れるとか再起不能とか、よほど気に食わない場合以外は何時までも乗り続けるので、DAがバージョンアップできないとかになると困ります。まぁ今までもナビやデジタルガジェットでこの手のアフターサポートのしょぼさに泣かされたことは数知れないので、DAは避けたいです。
XVは設定上パナソニックナビが一番高価で、車との連携も取りやすいのですが、私はパナ嫌いなのでダメ。その次がサウンドナビの設定になっており、次の車はサウンドナビが装着されていたことが購入理由に少なからず影響しています。ただしこのサウンドナビもスバル車専用仕様でAUX出力ができない中途半端スペック。どう料理するか悩み中。
ある意味タイミングが良かった
車を探していて思ったのですが、XVが廃止でクロストレックになるタイミングなので、枯れたXVの最終バージョンデモカーが市場に出てくるタイミングだったのが良かったです。今回決めた車も登録1年2000㌔の試乗車で、かなり程度が良いです(値段もいいけどw)。この辺りは運命と思って受け入れることにしました。
自分に都合の良い話は全て運命ですw
ちなみにスバルの認定中古車は地方で買っても自宅そばのスバルディーラーで全部面倒を見てくれます。ポップスターの時は自分で壊してよく泣きついていたので、今回も認定中古車です。新車時につくケアプランも5年にして、今回こそはエンジントラブルで泣かないように気を付ける予定です。
ポップスターと違うところ
ポップスターはGP7という型式で今回はGTEとなります。型式が変わるとフルモデルチェンジという感じで、大枠は一緒でも大胆に改良されていることが多いです。
フレームが別物
ここが一番の違いかな。前車を買ってすぐにスバルが採用したSGP(Subaru Global Platform)。フレーム(骨格)が全くの別物です。当時は仕方ないと思っていましたが、うらやましかったのは事実です。ポップスターのフレームが柔いと思ったことはありませんが、硬くていいと思ったこともありません。70%剛性アップとされているので、乗り味がだいぶ変わってくると思います。
ハイブリッド e-boxer
買う時まで気づかなかったのですが、2000ccのXVってe-boxerしかありません。e-boxerというのはマイルドハイブリッドエンジンで、エンジンの弱点をモーターで補うようなシステムです。プリウスなどのハイブリッドほど燃費が良くなるわけではないのであまり意味が無いように感じますが、どうなんでしょう。サービスの人もスバルのハイブリットはたいしたことないって言ってたような・・・ これは全く興味なかったのだけれど、これしかないので仕方ないです。我が家で初のモーター付きな車となりました。
これ用のバッテリーがリアトランク下に積まれているため、GP7比でリアの積載量が若干落ちているようです。
サンルーフなし
前回は仕様でサンルーフ仕様でしたが、私これ嫌いなんです。高い位置が重くなるし車体剛性が落ちるので。むろんこれはオーディオにも悪影響を与えますw そもそも論としてルーフボックス載せっぱなしなので、開けることすらありません。今回は無くてよかったです。
ナビがついてる
昨年あたりから娘二人がしきりに「今時ナビがないとかないよね〰」とか「Bluetooth使えないとかないよね〰」と、私に聞こえるように二人で話しているのは気づいていました。当然のようにスルーですが、最近自分でもTTSの方が(ケンウッドのナビがあります)楽だなぁなんて思っていたんですよね・・・ 車探しの際にオーディオレスも考えていたのですが、サウンドナビがついているというのが購入理由のひとつになっています。
今回はこのサウンドナビを軸に組んでいく予定。ただ途中でDXZになる可能性は否めませんw
外装は一通りいじってある
いじってあるというか、仕様でメッキパーツが全部黒く塗られています。私、ポップスターは自分で黒く塗装したりしていたので、これはラッキーかな。XVはピカピカゴテゴテせずにソリッドにまとまっているのがカッコいいと思います。
また車内のステッチが黄色となっているので、ポップスターへのオマージュということにw
前車同様、荷室周りはプラスチックのトレーを入れてもらって、バンパー保護用の樹脂カバー貼ってもらいました。ここは結構荷物で傷がつきまくるんですよね。普通にキャンプとかでバンパーに座っちゃうし。
またこのバージョンはシートがファブリックです。普通はレザーなのですが、レザーは好きではないので(焼けるのと劣化が嫌です)これも良かったかな。シートヒーターもついていて、ポップスターよりなんだかんだ豪華に進化しています。
基本的には正常進化したXVです。フレームが新設計というのは実質別の車に近いです。エンジンは基本同じFB20ながら、モーターのアシストが効くので多少は変わっていると思われます。ポップスターよりもうちょいクイックなハンドリングだといいんだけど・・・
やはり「ちょうどいい」が大事
購入にあたって新車でクロストレックも考えたのですが、DAであることと納期、そして何より見積もってみると400万超えたのでやめました。おそらく値引いてもらっても300万円台後半でしょう。その価格出すならもうちょっと頑張ってレヴォーグ行きたいところですが、今欲しいのは速いとか高級とかではないので諦めました。
私の感覚では、今回選ぶ「車という名のスニーカー」は300万くらいで収めておきたいところ(ポップスターは250万でした)。実は当初収まっていなかったのですが、ポップスターが下取りしてもらえたおかげで、この目標もクリアできました。価格的にもちょうどよくなったわけです。
強いて言うならボディーカラーがいまいちというか、採用カラーの中では一番気に入っている色ではあるけれど。前のポップスター(サンライズイエロー)には及ばないと思っています。それでもだいぶ進化している予想はできるので、納車が待ち遠しいです。
先週電話があって2月18日に納車とのこと。今週はポップスターとの思い出をかみしめながら、オーディオ外して、キャンプギアおろして、お別れ作業です。次の車用のパーツもいろいろ買わないといけませんw
コメント
こんにちは。
予想に反してXVでしたか!
内装も外装もなかなかカッコイイですね。アイサイトはかなり信頼できるんですねー。
サウンドナビだったんですね。ナカミチ?とかいろいろ考えてましたw。AUXがないとなるとハイローコンバーターの登場でしょうか。
納車楽しみですねー。ポップスターからの機材下ろし頑張ってください。
予想何だったんだろう・・・同レベルではマツダやトヨタの方ができはいいかもしれない。スバルはコスパだけの気がしないでもない。
ただバラしやすさ、仕組みの簡単さではスバルかなw あと3年頑張ってくれればハイエースだったんだけどね。
オーディオはナビ前提で考えているので、サウンドナビかケンウッドといいたいところだけど、今の主流派パナソニックっぽい。
特に具体的な車種のイメージはなかったのですがスバル以外なのかと思っていました。
バラしやすさは大事ですよね。
私のエッセもそこだけは自慢できます。
ビスを何箇所も外さないとダメだとか内装の重ね張りでなかなか辿りつかないとかだと大変ですよね。
先日車検の代車でカローラハイブリッドのDAの音を聞きました。今の純正はこんなにレベル高いのか!と驚きましたけど、エッセ戻ってきたらやっぱりこっちだよと思えてホッとしました。
脱線してすみません。
もう、棒所にてオフ会に出たの?(驚)
引き取ったのが高崎で、帰りに寄った感じですw