山と渓谷 2021年1月号

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日本百名山

日本百名山というのは誰でも聞いたことがあるだろう。深田久弥がヤマケイに掲載した随筆をまとめたものが「日本百名山」。今では多くの人がこの100の山を踏破を目指している。私もそのうちの一人。

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この100というのは深田久弥の独断(山の品格・歴史・個性)で選ばれている。深田久弥が選んだのは100。他にも日本山岳会が選ぶ三百名山があり、この300から百名山を抜いた200のうち深田クラブが選抜したものが二百名山ということらしい。

百名山を始めたきっかけ

私が登山を始めたのは9年前。健康オタクでアウトドア遊びが好きで、先輩と師匠が丹沢に行くというので「経験しておくかな」くらいの感覚でオマケで連れて行ってもらった。

ヤビツ峠の上、二の塔・三の塔と表尾根を歩き、東名高速から見えていた山がすべて登山道でつながっていること、そしてその頂上には小屋があることにまず驚いた。そして塔ノ岳の尊仏山荘に宿泊、夜中に見た270度の夜景に感動しまくった。

翌日蛭ヶ岳へ向かう途中、丹沢山で師匠から「日本百名山一登目おめでとうございます!」と言われ「ズキューン!」って感じで「んじゃやるかw」となった。

登山の楽しみ方

ちなみに私「日本百名山」を読んでいないw

実は私のようなミーハーな「にわか」は多く(というかほとんどだと思う)、「ただ登るだけ」の人が意外に多い。これはこれでアリだとは思うのだけれど、見方を変えるといろいろな楽しみ方がある。

一緒に登るTさんはこの辺り勤勉で、登る山の歴史やいろいろな話を勉強をして登っており、登山中にその話を聞かせてもらうのだが、単に登るだけの登山とは意味合いが違ってくる。同じ山を同じように上っているのに「この山ではこんな遭難があった」「昔はこの山はこんな風だった」なんて教えられると、見ている景色や心持がガラッと変わる。山自体のイメージすら変わってしまうのだ。

どちらが正解とは思わないけれど、より登山を楽しむうえで、豆知識はあるに越したことはない。「深田はどんな思いでこの山を百名山にしたのか・・・」なんて難しいことは考えなくてもいいと思うけれど、ちょっとした知識はないよりあったほうがいい。

山と渓谷 2021年1月号

今回のヤマケイは百名山ひとつひとつの代表コースだけでなく、百名山のすべてのルートマップが付録冊子でついてくる。毎年恒例の山の手帳もついてくる。本編も百名山特集になっており「なぜここが百名山に選ばれたのか」「どのような歴史の山なのか」が書かれている。ある意味百名山バイブル的な号になっている。

おまけが充実wというかものすごく実用的でおすすめ。

冊子のルートマップはA4二色刷りで、カラフルさがちょっと物足りないけれど、なんとなーく眺めながら自分の仮想ルートを妄想するには充分。

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ちなみにこれ電子版じゃ付録はもちろんなしw 

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