山を登るにあたって、初めての丹沢の時はガイドをしてくれる熟練者がいたので、ただただ言われるままに付いていけばよかった。
筑波山は人が多いのと観光地化しているので、地図がなくても全く問題なかった。
2回目の丹沢の時、ガイド役が寝坊の為、素人二人で登ったのだが、最初の登山道がわからなくて迷った。また登り始めてからも、今通っているルートが正しいのか疑心暗鬼で怖かった。
先日の三ツ峠のとき、俺がリーダーで地図もコンパスも持ってはいたが、登山者もほとんどなく 結構怪しい気がしてはいたw でもルートが少なかったので一応格好は付いたw
で、来週あたりまたどこか攻めようと思ったのだが、面白いHPを見つけた。登山中は携帯電話が使えないことが多く、バッテリーの消耗を防ぐため電源自体を落としているわけだが、iPhoneのGPSは電波がなくてもGPSは生きているらしい。そこでiPhoneを山用GPS化するアプリが出ているのだ。 「DIY GPS」というアプリで、地図はパソコンから送って、電波の必要なGoogleMapは使わないらしい。パソコンから送る地図は「カシミール3D」というソフトで制作して送るだけ。
通常山用のGPSというと、やはりGARMINのシリーズなわけだが、山用が国内正規販売店で買うと6万から10万(地図付き)、輸入すると機器は半額以下の2~5万で買えて、地図はやはり正規販売店から17000円くらいで買うはめになる。地図に関してはやはりカシミールでいけるらしいが、ちょっと値段が・・・
専用機器とiPhoneとの差は・・・
- 専用機は乾電池で20時間位行けるらしい。iPhoneは8時間で充電が必要。専用機なら乾電池を持っていけばいい。iPhoneなら充電器(電気は無いので携帯用バッテリー)
- 専用機は過酷な状況でも耐えうる仕様?(たぶん)。iPhoneは水にも落下にも弱い。
- おそらく地図の事前準備の段階でiPhoneのほうが手間がかかる。
- 俺にはまだまだ関係ないと思うが、山で死にそうな状況になったとき「専用機があれば助かったかも・・・」なんてこともあるかもしれないw
まぁこれならしばらくはiPhoneを使って、サブでコンパスと地図は持っておけばいいのではないかと思い、アプリを450円で購入。カシミールはフリーなのでダウンロードし、無料地図と手持ちの地図をスキャンしてiPhoneに入れてみた。ちなみにバッテリーはエネループの充電器を持っていて、これはiPhone4を2回フルチャージできるので、1泊の山行なら余裕なハズだ。
その画面がこれ
これはフリーで落とせる電子国土地図。
で、山用にセットしたのがコレ。
濃い点線がルートで黄色いのは緯度経度、青い斜線が磁北線(よくわからんw)。
ここまではちょっと頭をひねればすぐできる。ここに書いてある通りでOK。
で、この場合、ルートが分かり辛いし、昭文社の地図の予想タイムがとっても欲しいので、地図をスキャンして読み込ませたのがコレ
ただコレの場合スキャナーの性能とか画像編集が必要。またそういった要素からズレが出るらしい。んで更に調べていたら素敵な作戦を発見w
ヤマレコというその筋の人たちの集まるHPで、自分のとったログ(専用機などで)がある。このログを落としてiPhoneでそのままいけるらしいのだ。これを取りこむとこうなる。
素晴らしい・・・ ログを取る間隔で、直線が多くなってしまうわけだが、これがあればきっと迷うことは無いはずだ!結構いろいろなデータが入っているので、自分オリジナルでなければ、事足りそう。
あとはGPS精度次第なわけだが、とりあえず今日チャリで横浜走ってみる。まぁ地図とコンパスは持っている前提で、こういうのあると便利そう。これならポケットに入れてあるのを気軽に取り出して見れるしね!
時代の進化はすごいな・・・ まぁ500円のGPSなら多少いい加減でも許すw
コメント
俺のガーミンより画面がすごく鮮明だな。
さすがi-phone !
また山連れてって!
綺麗なのはキャプチャーしたからじゃないか?
チャリで実験してみたところ、高架下とかビルの谷間とか遮蔽物があるとかなり弱いな・・・当たり前の話だがGARMINのほうが正確。確かGARMINは4秒ごとにトラックしているはずなんだけど、DIY GPSを5秒でトラッキングさせてもGARMINの精度には遠く及ばない感じ。歩く場合は速度が遅いから、もうちょい精度は上がるのだろうけど、はてさて実用になるかは怪しい気がする。
んで来週の月曜に天城に行こうと思っているんだが、アイゼン必要とか何とか・・・どうしよう・・・ Zeroさんも休めるなら是非!
来週の月曜日はちょっと休めないなぁ。
土日に付けるなら金曜の方が休み易いかも。