開聞岳

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ikedako

同業者の旅行で鹿児島・熊本へ旅行に行くことになった。九州の観光地は学生の頃、バイクでZeroさんとほとんど見ていたので、観光をパスし、単独で百名山のひとつ、薩摩富士「開聞岳」に登ることにした。山行記や登山経験のある人の話だと「Tyuruさんなら余裕ですよ!」「登って降りて4時間かな?」という言葉を鵜呑みにし、計画を立てたのだが・・・

開聞岳自体は20年前に見たとき、とてもきれいな山だった記憶がある。当時は登山なんてマゾいこと誰がするの?くらいに思っていたが、まさか40歳越えて、ワクワク気分で登りに来るとはw

写真は池田湖から見た開聞岳。朝6:40羽田発の飛行機で鹿児島に入り、レンタカーを借りて9時に鹿児島空港w出発、鹿児島市内までは高速で、そのあと下道かな。11時には駐車場に入って登山準備完了していた。 天気が微妙で、予報は晴れのち曇り、案の定山頂付近に雲がかかっている・・・ちなみに池田湖と言うとイッシーがいるはずなのだが、石像が立つだけでイッシーフィーバーはすでに終わっていた・・・


tozanguti

登山口。開聞岳は900メートルの山で、2合目に観光施設があり、そこの駐車場に車を停めておくことができる。登山用のポールのレンタルをやっていたりしてなかなか登りやすそうな雰囲気。ただ飲み物は自販機で調達できるけれど、コンビニが車のルート上にはなかった。コンビニはおそらく麓の町に有ると思うが、今でも結構田舎していたので、もし登る際は食料等、早目に調達しておいた方がいいと思う。

登山道は人がすれ違うのがやっとくらいの狭い道。大きな岩がゴロゴロしているのと、山の形通り、何気に勾配がきついかも。困ったのは7合目か大きな岩を渡りながら歩く感じで、ずっと木に覆われている道なので、地面は濡れていて滑るし結構怖かった。しかもこれが長く続くので、9合目あたりではもうへろへろに・・・そこから頂上をみるとかなりの距離があって、戻るに戻れないし、俺的にはハードな山だと思ったw 最近Diablo3のせいですっかりゲーマーしていたので、体力も無くてしんどかった。最後の50メートルくらいは岩をよじ登る感じ。ポールは邪魔だし、足元は怖いしでひやひやしながら登った。

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そして2時間半かかっての頂上。たまたまいた先行の人に撮ってもらった。頂上はガスっている雰囲気だったが、風が強く、雲が流れていたので、ガスがちょうど流れ、景色を楽しむことができた。背景は池田湖。ここからは佐多岬から枕崎方面までいわゆる鹿児島のカニのハサミのような地形を見下ろすことができる。海側は見えないんだが、なかなか見応えのある風景だった。

下りはやはり7合目までの岩場が怖いが、その後はサクサク進み、1時間半で下山できた。観光中の同業のみなさんに合流しなければいけなかったので急いだかな。のんびりでも2時間位でいけそう。

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下ってきたら、開聞岳がきれいに見えたのでパチリ。山頂近辺の急こう配がきついんだよ・・・

前回の立山でホワイトアウトの恐怖におののき、今回は単独行ということで、迷うような山ではないのだが、GPSを導入した。今回実際、下山の際に道が分からなくなって登り返しているんだがw 保険的意味合いでこれは良かった。昨今ではスマホをGPSがわりにしていたりしたが、あのトラックの飛び方をみるとやはり信用置けない。乾電池で動いてなお且つ正確、以前から信頼のあるGARMINのEtrex30というのを買ったんだが、これはそのうちレビューしようと思う。情報がマニアックすぎて、地図の設定に難儀した。

今回は他の人も一緒の旅行でわがままで単独行をしたわけだが、時間の制約があると結構登山は怖いかも。「Tyuruさんなら4時間で余裕」とその通りにはなったけれど、余裕は無かったかもしれないw 俺的に、登山の良さは日常から離れて没頭できるという所だから、登山以外の予定を入れるのは良くないかもしれないなと思った。経験のある山ならいいけれど、初めての山はほんと何が起こるか分からないしね。

次は雲取山か富士山だな。でもトレーニングしないとまずいなぁw

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