私の場合、なんでもそつなくこなすという自負があるのだが、どうにもならないものもいくつかある。どれだけ頑張っても納得できないし、誰にも評価してもらえないのが「写真のセンス」だw Facebookとか見ていても皆ものすごくいい写真をコンデジやスマホで撮っているのに、どうしても私の写真には華が無いというか、なんとなく撮った一枚にしかならない。こういう話をすると「いやいやたまに良い写真ありますよ!」とか言ってくれる人もいるのだが「絶対慰められている・・・」と思ってしまうw それほどに自信が無いのだ。
一回山に行くとおよそ100枚写真を撮ったとして、40枚はボケているし「これはキタだろ・・・」と撮影の時点で思っている写真も悲しいまでのつまらない写真だったりする。昨年後半は機材に頼らず、きちんとカメラを勉強しようと、本を読んだり、自分なりに研究を重ねてはいるのだが、 それでも微妙だw
一番悲しいことは、いわゆるコンデジの人と一緒の被写体で写真を撮ってもコンデジの方が優秀な気がするのだw
そこでセンスは買うことが出来ないが、もっと枚数を撮ってブレる写真が少なければ「当り」が出てくるのではないかと思い、4年ぶりにカメラを買うことにした。
今回カメラを購入するにあたってポイントは・・・
- 山に使うので大きいモノ重いモノはだめ
- 今まで使ってきたパナソニックGF-1のレンズが使えるもの
- 防水・防塵
- GF-1より解像度が高いもの
- ファインダーのついているモノ
1.はあまり大きいとサッと出してパチリができないため。あと疲れたとき「こんなの持ってくるんじゃなかった・・・」と思うようではだめ。デジタル一眼とか欲しいなとは思うんだが、あの大きさは厳しい。peak designというメーカーのホルダーを使っているのだが、リュックのベルトに固定するため大き過ぎてはいけない。
2.は去年ちょっと高級な広角レンズ(7-14/4.0)を買ったのでコレを使いたい。これはかなり広角なので風景を撮るのにいい。男体山あたりから使っている。
3.そうなるとマイクロフォーサーズとなるが今のところパナソニックとオリンパスしかない。で防塵・防滴となるとその中でも高級路線となる。
4.今の機種はどれも若干解像度が上がっているのでどれでもOK
5.GF-1で困ったのがコレで、後付けのLVFをつけていたんだけれどこの液晶が粗すぎて、疲れていると焦点がよくわからないw もうちょっと高解像度のファインダーで内蔵のモノの方がいい。
そこで選んだのが、2012年のカメラオブザイヤーにも輝いたオリンパスOM-Dだ。発売直後のパナソニックGH-3も触った感じかなりよかったのだが、でかすぎる。というかあれだったら一眼レフでもいいかも・・・
このストラップは以前奥さんがプレゼントしてくれたもので別売りです。
今まで使っていたGF-1。当HPの写真は今までほぼコレで撮影している。これも山行にはかなりいいカメラだと思う。何のトラブルもなくこの1年厳しい環境の中頑張ってくれた。後半はファインダーでマニュアル撮影をしていたんだが、ここだけが惜しい。今後も使っていくつもり。
大きさ、重さはさほど変わらない。画質は若干上がっている、防塵・防滴もある。なにより有難いのが、従来はこの手のカメラは手ぶれ補正がレンズ側にあり、その機能が無いレンズではブレる可能性が高かった。OM-Dはボディ側に手ぶれ補正が内蔵されていて、どのレンズでも補正が効くのである。最近CMでよく流れている。
首都高走行中に撮影したスカイツリー。ほとんどぶれてない。
正月に家族スキーに行ったのだが、ぶれている写真はほぼ無かった。これはすごい。フレア出ちゃってる・・・
手前から奥までいいかんじ。
天気が良いとなんでもキレイに映るw
会津磐梯山。今年登る・・・
うちの娘wどんな上級者コースもひたすら突き進むw
ちなみに前回の大菩薩嶺から投入している。大菩薩嶺は1日中雨直撃、今回もスキー中ずっとボディむき出しで雪が積もっても使っていたがトラブルはなし。しいて言えば気温が下がり過ぎるとバッテリーが一気に減ることか。
タフさは充分、あとはやはり私の腕次第だろうw ただこのカメラ、GF-1に比べボタンがごちゃごちゃしていて使いづらい。何の気なしにいらないキーを押してしまうことがある。あと現像ソフトもSilkypixに慣れていたので使いづらい。ただ山行に持っていくカメラとしてはかなりのレベルで満足できそう。まだレンズ交換をしていないというか出来る状況で撮影していないのでwその辺は今後の写真で見ることが出来るだろう。
1/5追記
この記事を書いたあと思い立ってパナの20/1.7をつけてみた。これは良いかも・・・ 明るいレンズだと雰囲気変わるね。
コメント