スノーシューハイク

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今年最初の登山予定は雲取山。準備万端で臨みましたが当日は雪・・・ Tさんの心は即座に折れましたw せっかくなのでどこか観光に行こうということに。初めての山で天気が悪いのがわかっていて登るのももったいないしね。


 

候補地は本沢温泉(日本一標高の高い温泉)、渋温泉(お食事がナイス)、蓼科小斉の湯(温泉がナイス)あたりがTさん押し。私の押しは先日の丹沢で知り合った方に勧められた美ヶ原か大昔に行った白骨温泉。とりあえず大菩薩ラインを抜けて中央道へ行こうということになりました。ところが雪がかなり本格的で、長坂インターからは道路に積っている状態。本沢温泉を目指すも、駐車場から4時間、大雪の中を歩くということで却下。渋温泉の宿は温泉が壊れていて休業w 小斉の湯はお風呂は良いけれど泊るのはなぁという私のわがままで却下、結局昨年蓼科で骨折して、ただ泊っただけの、蓼科「滝の湯」に行くことになりました。 

 

滝の湯は当日予約OKでしたが、チェックイン3時ということで、とりあえず車山方面にドライブ。秋に妻と来たのですが、さすがにこの時期は雪がすごい。車山スキー場までは除雪もしてあり、車の通行もそこそこあったのですが、その先は誰も走っていない、除雪もしていない状況。



昨年末、はじめて履いたスタッドレスタイヤが唸りますが、あまりにも雪が深くなり、視界もほとんどなくなっている状態。車山の肩の駐車場のあたりでは、進むのもままならない状況に。ドライブとしては楽しかったのですがかなり怖かったです。

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結局そのまま滝の湯に引き返し、温泉三昧。いやここ結構安いしかなりいい宿な気が・・・朝晩バイキングなのですが、このバイキングも何気に美味しくて、まったく疲れていないのに喰いまくりでしたw
P1220010

 このホテルはスキー客と登山客がいつも沢山来ています。私の蓼科の定宿になりそうw

翌朝、曇りですが、ところどころ青空が。蓼科ロープウェイに向かい、スキーか登山をしようということに。レンタルコーナーをチェックするとスノーシューのレンタルを発見。Tさんの意向は無視して、二人分を借り、スノーシューハイクとなりました。


Atlasの825.レンタルで2500円/日です。ワンサイズ。



最初北横岳に行こうということだったのですが、雲が厚く、視界も無さそうなので、反対側の、以前スノーシューハイクお薦めコースとして調べていた、縞枯山・茶臼山方面へ進むことにします。



初スノーシューですが、思ったより浮かないなぁというのが第一印象。前の晩、雪が降り積もり、新雪だったことも関係していたのかもしれません。こんなもんかぁと思いつつ進みますが、いやいやどうして、歩くほどにスノーシューの良さに気付かされます。いつも使っているアイゼンより重いはずなのですが、踵がフリーになっているのでめちゃくちゃ歩きやすい。思った以上に沈むと言っても、歩行に支障がある訳ではないのでかなり楽ちん。結構良いペースで進むことが出来、縞枯山の入口に。  



170の私がやっと。巨人のTさんには厳し過ぎますw

しかし今度は雪が多すぎて地面の高さが上がり過ぎ、樹林帯の樹木が邪魔になって、四つん這いになってやっと通ることが出来るような状況。急遽ルートを変更、雨池に行ってみようということに。



トレースがありません

ところがここから雨池への道は今度はトレースがありません。Etrexで確認しながらトレースの無い雪の上を進みます。

 

スノーシュー凄いです!新雪の上もへっちゃらで、下りもスイスイ進めます。途中ルートから外れたりもしましたが、雪のお陰で簡単に進路変更できます。トレースの無い道を40分ほど歩き雨池に到着しました。当然全面凍結の雪原状態、コレでもっと天気さえよければ最高だったのですが、それでも冒険気分を満喫することが出来ました。


誰もいないし何もない!

 

雨池でお昼ご飯を軽く食べて戻ります。帰りはラッセルという程ではありませんが、来た道を戻っていきます。1時間かけて縞枯山の入口まで戻りましたが、登りもスノーシューが活躍、コレ良いですねw



スノーシュー恐るべし


風で雪が舞い散ります。


雪山登山っぽいですねw

下りは歩こうかと思っていたのですが、レンタルの終了時間が16時ということでこのままロープウェイで下りました。

 

最初の予定からだいぶグダグダ系な2日間でしたが、雪山(といっても初歩の初歩ですが)おもしろいですね。装備が整えば1年中山を楽しむことが出来ます。まぁ寒いのだけはどうにもなりませんが、少しずつ深遠な冬山を楽しんでいこうと思います。

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