前日の死闘を乗り越えたおっさん3人組、実は3人では初めての一般部屋(今まで実は個室しか泊まったことがないw)ではあったものの、どうにか疲労を回復。今回の主目的である稜線歩きが始まります。
雲は多いのですが、朝食後の景色は神秘的!
燕山荘・燕岳・テン場も朝日に照らされます。
朝日に照らされる雲海がいい感じ!
朝日を待つ人たち。ほとんどの人が外に出て眺めにうっとりしていたんじゃないかな。
槍ヶ岳も今日はばっちり見えます。レンズの都合で、裏銀座方面まで映しこめないのがもったいないですが、北アルプスの箱庭を一望することができました。
上も下も雲ですがその隙間から太陽がちらりと顔を出してくれました。
しばらくすると小屋の荷揚げが始まりました。ヘリが何度も行ったり来たり。
天空の朝食風景。知らない方なんですがパッと見た瞬間「これはいい写真撮れそう!」と思いシャッターを切りました。今回一番印象的な一枚かな・・・
身支度を整えたら小屋の中でコーヒーをいただいてから出発です。
今日はおっさんたちやる気ありそうですw
これ写真では表現できないな・・・ 右は北アルプスの山々、左は雲海、真ん中の稜線を西へ西へと進みます。もう最高!
サルがでてきました。ハイマツの実を食べているようで、サルが食べ散らかした跡はすぐわかります。
右から南アルプス・富士山・八ヶ岳。
雄大な景色に囲まれてテクテク歩いていきます。
この稜線は時期的に終わりかけではありますが、コマクサがたくさん自生しています。
Tさんも景色に見とれていますw
とりあえず目指すのは大天井岳。見るだけだと楽そうなんだけどね・・・
トリカブトも咲き乱れております。花の季節自体が終わりかけではありますが、場所によっては今がいい感じのところもありました。
のんびり小休止。前日のヒーヒーいいながらの休憩とは違い平和ですw
いよいよ大天井へ。
大天荘。登りきったところにあります。ここから空身で5分くらいあるくと大天井岳頂上に。
小屋前のケルン。
だいぶ雲が出てきました。
歩いてきた道を見返します。楽しい・・・
双六岳方面。裏銀座も楽しそうだな・・・・
手前の稜線が当初予定していた西岳方面のルート。あっちも良さそうだ。
これから進む常念岳方面。楽そうに感じたんだけどなぁw
今日も小屋でお昼ご飯。お腹が減るのですw
登りがなくなると師匠は休憩を忘れて歩きますw 登りは狂ったように遅いのですが、下りのスピードはそれこそコースタイムの半分くらいで歩いてしまう師匠。その差が激しすぎますw
岩にはびっしりとこんなかんじで植物がついています。
常念岳が近づいてきました。
やっと小屋が見えてきた!今日の宿泊予定地、常念小屋です。
ここもきれいです。表銀座は人気ルートだけあって山小屋も手入れが行き届いています。
小屋のテラスでビール片手に槍・穂高を眺めます。
常念小屋の夕食。メインおかずがハンバーグしかない!wご飯2杯でおかずが尽きてしまったw
最終的には天気が崩れ始めましたが、それでも素晴らしい山歩きを満喫できた一日でした。ただ翌日の行程、行動時間7.5時間(ルートタイム合計)と崩れ始めた天気が心配ですが、どうなることやら。
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