SUBARU XV POPSTAR その2

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 前回はPOPSTARの不満点、気になる点を書いてみましたが、そんなこたぁどうでもいいんですw 今回は良いところ書いていきます。XVに限った話ではない部分もありますが、要はアイサイトがすごいんです。

 

XVいいところ

 

デザイン

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一台の車を長く乗るので、古臭くなるデザインは嫌だなというのがありました。発売時に「この車ものすごくかっこいいな」と思っていても、10年たつと古臭く見えてしまいます。丸っこいのが流行るとカクカクが流行りだすとか、またその逆も言われますが、正解はないですし個人の好みですよね。そういった意味ではカルディナは良かったんじゃないかなぁ。時代を先取りしていたと感じます。ちょい古めでいまだにいいなぁと思うのは最終型のセリカ。FFというのが微妙ですがあのデザインはメカメカしくて好きです。

XVはそれほど尖ったデザインではないのですが、今出ているSUVデザイン(いわゆるハリアーやカイエンのような背の高い、オフロードっぽいけど荷物もそんな積めなくて私的にはとても微妙な車に思われる形)とは違うし、兄弟車のインプレッサのような従来のワゴンともちょっと違う(車高が高くなっています)ところは、変わり者として生き残るような気がしますw 賛否両論ですが私が特に好きなのはXVの後姿ですね。

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安全装備

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メーター中央にアイサイト系の表示

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中央にはエコ関連や情報表示

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 左右の出っ張りがアイサイト用のステレオカメラ

まぁこれはすごいです。XVに搭載されているのはアイサイトver3、といっても完全版ではないのですが(電子式パーキングが無い)、充分すごいです。特に高速道での威力は抜群。時速114キロまでの設定が可能なオートクルーズですが、前車が速度を落としたり、急な割り込みがあると自動で減速、前車が加速したり車線変更して視界がクリアになると設定速度まで加速、車線はみだしには警告音が鳴りハンドルの力加減までサポートします。さらに驚くのは渋滞時。停車しない程度の渋滞だとアクセル・ブレーキ操作なしでそのまま走ります。停車してしまうとアイサイトが解除されますが、電子パーキング付だとこれすらノンタッチのようです。先日、東北から帰ってくる際に、浦和の料金所から箱崎まで、まったくアクセル・ブレーキに触らずに安全に走れた時は唖然としました。ちょっと前にCMで流れていた壁衝突回避機能ももちろんあります。

知らなくて感動したのが、街中で前の車が走り出すとピッと警告音が出ます。これで私がいかによそ見ばかりしているのか打ちのめされていますw かなりの頻度で鳴るし、実際よそ見しているときなので「私って注意散漫なんだな」と気づかされます。

ただし、逆にここまで過保護にされると「この車ぶつからないから・・・」という過信が生まれます。この車に慣れ切った後に普通の車に乗ったら、かなり追突確率が上がってしまうのではないかと思われます。機能が優秀すぎて運転は下手になるんじゃないかなw

※渋滞時に完全に車が停止すると2秒でオートクルーズが解除されますが、解除前にRES+ボタンを押すとまた2秒の猶予ができます。きつめの渋滞の時にはもしかしたら使えるかもしれませんw

 

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ボタン多すぎw 右は標準、左はカーナビ連動の後付けスイッチです。音量調節、表示マップ切替(尺度・ビュー)・曲やラジオ局のトラッキング・電話の発信着信・ミュートができます。

 

進化を感じる装備の数々

・今の車、シガーソケットはありますがライターがついてこないんですねw また電源がいろいろあってUSB2カ所シガーも2カ所あります。スマホの時代ならではでしょう。

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USB×2とシガー アームレスト内部にさらにシガーソケットがあります。


・ワイパーですらフルオートです。雨が降ればワイパーが勝手に動くし、雨量で間欠タイミングも変えてくれます。恐ろしい。またブレードも左右でサイズが違うのはちょっと驚きました。

・カーナビは純正のカロッツェリア楽ナビがついていますが、これも便利ですねぇw 多機能すぎてドライブネットの方がわかりやすい気もしますが、7万円台(市場価格)でここまでやってくれるとありかなと思います。リモコンがついていますが、カーナビにリモコンなんていらないと思っていましたが、今のリモコン、ものすごく使いやすくて使いまくりですw ただネット接続だけは面倒でした。スマートループや音声認識は説明書なしではなかなか設定できないと思います。そのうちつなぎ方書こうと思います。

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リモコンはスマホ用のマグネットマウントが余っていたので流用 

・シフトノブのゲートに2とLがありません。パドル操作になります。最初驚きました。

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・従来のワゴンに比べてスバル車は総じて後席が広く取られていて、その分、荷室が狭くなっています。二人での遊びなら倒せばいいのですが後席に人を乗せると積載量がきついかもしれません。

・XVをXVたらしめるホイールデザイン

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これがインパクトあってかっこいいです 最新型よりいいと思っています。 

 

Tyuru流 XVはこんな人におすすめ!

 

◎アウトドア遊びをする人、行き帰りの運転の負担を少なくしたい人にはかなりいい

私はラゲッシスペースにプラのトレーを入れましたが、おもちゃをガンガン積んで遊びに行くにはかなりいいです。アイサイトでのんびり運転できるし車高もあるので突然の悪天、砂利道や雪道も(これはまだ走っていません)安心できると思います。登山やキャンプ、海に山に楽しめると思います。私の場合これが購入の決め手でもありますから、ドライビングの楽しみはちょっと抑え気味にしてXVを選んでいます。ただし積載量には要注意、荷物量とよく考えて選んでください。今流行りのおしゃれキャンプにはちょっときついかも。

 

◎ドライブ好きのカップル

 デートカーとしても良いんじゃないかなぁ。お子さんがいらっしゃる場合はバンの方がいいと思いますが、若いカップルは勿論、夫婦ふたりのドライブにもお勧めできます。我が家はどちらかというと老に近いですが・・・ ちょくちょく夫婦でドライブに行くので重宝しそうです。色設定もバリエーション多いのでお好みの色を選べるのがいいですね。女の子受け良いかもしれない(それはオーナーのセンスによりますw)

 

◎運転に自信のない人

スバル車に総じてですがアイサイトをはじめとする安全装備が抜群ですね。年配の方・初心者の方・運転苦手な女性でも安心度は高いと思います。ただ前にも書きましたが、あまり慣れるとアイサイトなしの車は危険だと思います。

 

 

こんな人にはお勧めしないw

 

◎運転を楽しみたい人。かなりバランスは良いですが、そこまで軽快に走る車ではありません。車の購入にあたり、運転の面白さを最重要視する場合はレヴォーグが良いと思います。レヴォーグの今やっているCM(おっさんになっても譲れないものがあるみたいなやつ)、ものすごくよくわかりますw 

 

◎大家族

一応5人乗りですが、旅行はきついでしょう。我が家は4人でどこにでも行っちゃいますが、後席はスペースは広いながらもシートも倒れませんし、注意したほうが良いです。

 

SUBARUはこの車を若者向けに売ろうとしていたようですが、それだとまだ価格が高い気がします。実際には4050代の人の購入が予想外に多いそうで、もれなく私も選んだわけなので納得できます。

私自身、若いころは速い車、高級な車に憧れて、実際購入もしたりしましたが、実際扱えないパワーや高価な維持費とか、優越感は感じてこそすれ、自分に合った車ではないのかもしれないという思いがありました。もっと扱える範囲のパワーで、実用的な車は何だろうと考えると、カルディナでありXVだったんだと思います。ドライブしていて私自身は1600ccくらいが一番楽しいと感じましたが(初期のマツダロードスター)、遠乗りであったり、国内旅行ならば2000ccあたりがジャストと感じています。4050代にXVが売れているというのは似たような方が多いのではないかな?と今回の車であらためて思いました。

早くこの車で登山やキャンプを楽しみたい・・・

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