いろいろいじっているうちに、スピーカー以外交換になりましたねw
新システム(良い音だね2回ゲット)
ヘッド | Kenwood I-K700 |
スピーカーケーブル | AE線(銅の単線)1.2mm径 |
アンプ | Rockfordfosgate T600.4 |
スピーカー | Clalion 前SRT1733 後ろSRT1633 |
サブウーファー | Rockfordfosgate R1×12 |
ハイローコンバータ | Phass HLC-01 |
何度も書きますが私の目標は同乗者に「いい音だね」と言ってもらうこと。2回いい音だね!を貰ったという話は書きましたが、先日妻が助手席で鼻歌を歌いだしたので「ん?この車音良くなった?」と聞いたら「そういえば・・・」というレベルでした。先は長いですw 妻は普段AudiTTSの音を聴いているのですが、この車、クラリオンの純正ナビヘッドに純正小型アンプ、純正スピーカーで、車内は適度に狭く、ハッチバックというかトランクスルーになっており、ほどほどの静音化もされていて、音が良くなりやすい車だと思うんですよね。かなりの強敵なのです。私もアウディはいじる気にならないくらいまとまっているので(最近聞いていないですがw)、普段これを聞いている妻を納得させるのはまだまだ先でしょう。
それでは刷新されたカーオーディオのご紹介の前に私がお金と時間を浪費してたどり着いた
悩み続けて学んだカーオーディオ心得3箇条
① カーオーディオを始めてみようという場合、amazonや価格コムのレビュー、みんカラのレビューを参考にしますよね。そうするならば、いい話も悪い話も話半分に聞いておいた方が良いですw オーディオに関しては最後は自分の耳(感覚)ですから、高価なもの=最高の音には絶対になりません。
② 基本となるオーディオが欲しいです。高価なホームオーディオは必要ないと思います。イヤホンでもいいしコンポでも良いので「こんな音にしたいな」というものがあると、良いと思います。調整に行き詰った時に基準があったほうが良いです。「ん?こここんなバランスだっけ?」とか「こんな音だったっけ?」という場合に問題個所が分かりやすくなります。
③ イコライザーやタイムアライメントなど、デジタル補正は使わない。とても便利な機能ですが、これは使っても最後です。というか素人ならば意味わからないですよねwTAに関しては一瞬いいと感じますが、すぐボロが出ると思います。あとみんカラ読んでいるとRTAで測定してフラット云々、私も良いものだと思いましたが、今思うとつまらない音になりますw ソース音源の素の音を出せれば、そこで初めてデジタル調整でしょう。私はデジタル手前で大満足しましたがw
新システムパーツレビュー
それでは行きましょう。
シンプル=ベストです。まず大事なのがヘッドユニット。これに尽きます。私の場合、楽ナビをKENWOODの古い機種に変えたとたん、今までの悩みの7割が解消されました。それくらいカーオーディオではヘッドユニット大事です。楽ナビで悩んでいる人は確実にヘッドに問題があります。私はずぼらな人間なので、音楽ソースを選ばず、設定をいちいちいじらない、万能なカーオーディオを目指していますが、楽ナビではそれは無理です。厳密にはケンウッドでも無理ですが、かなりファジー(死語)な調整でいけるようになります。「ソースの音を忠実に再生してくれるヘッド(普通のことを普通にできるヘッド)」これが一番大事です。
ケーブルは銅線です。安いです。切った貼った自由自在。これのおかげで車内を縦横無尽に這わせることができて、結果的には重宝しています。でも今思えばわざわざ替える必要はなかったと思います。もし変更するなら最後でいいと思います。ただ純正ケーブルだと気持ち的に切りづらい(私はズタズタですがw)のもあるので、いじり倒したい人は安いフォンケーブルでいいから(銅線も安いです)引いておけばかなり遊べます。
アンプはロックフォード、AB級のベストセラーモデルを奢りました。今だとD級アンプというのが安価なのにスペックも凄くて良さそうに感じますが、数値のマジックですw というかヘッドにアンプついていたら外付けアンプは無くても良いです。アンプは音にパワーとトルクを与えてくれますが、きちんとヘッドで鳴らしてから考えたほうが良いかな。アンプはバッチョクやらなにやらいろいろお金かかるので後回しでいいと思います。ちなみにこのワンランク下にT400.4というのがありますが、大音量にこだわらないなら400のほうがバランス的に良いかもしれません。600だとパワーありすぎて私には勿体なかった気がしています。というかアンプに手を出したら沼入りですねw
まだまだいじっているので整理していませんが運転席下にすっぽり収まる予定です。
スピーカーはSRTのまま。ちなみにカロのメタルバッフルは外してプラに戻し、デッドニングも全部剥がして、常識外なレジェトレックスの貼り方をしています。リアスピーカーには並列でクラリオンのツイーターを繋いで、一番後ろの柱からフロントガラスに向けて鳴らしています。このスピーカー多分最安値クラスですが、かなり鳴ります。レビューでは「値段なり」とか「こんなもんじゃないかな」とか言われていますが、本気出させるとヤバイです。私も購入当初「こんなもんか」「やはりセパレートにしておけば」と思っていました。が、今だとこれを変更する気にならないですし、他のスピーカーを鳴らせる自信ありませんw このスピーカーはホント成長するというか、いじった効果がダイレクトにわかるので良いと思います。
サブウーファーは憧れもあったので直径30cmの大物です。安いですけどw ラゲッジにタイダウンで縛り付けて、振動が車体に伝わるようにしています。実際本気出すとものすごい音ですし、お尻に振動が来てムズムズします。ただし、でかくてものすごく邪魔です。私の使い方だとさりげなく鳴らすので、ここまではいらなかったと思いパワードサブに戻そうと思っています。このウーハーがあるせいでキャンプ道具を積むのが億劫で最近野外活動できていませんw
また蛇足というかネットで評判が良く、ヤフオクでつい買っちゃったので、フロントのみ高級ハイローコンバーターを入れています。リアスピーカーを鳴らすためI-Kのアンプは常にONなので、I-Kの内蔵アンプでBTL出力したものを一回これで落としてバランスでアンプに繋ぎます。結果、アンプのゲインをかなり絞れます(今だと3弱)。I-Kのボリューム28くらいで音がちょっと大きいなぁくらいで合っています。アンプのゲイン=ボリュームの別称くらいに考えていたのですが、かなり大事ですね。開けすぎると音ばかりでかくて音が崩れます。できる限り絞る方が良さそうです。
その他にもいろいろ細工しています。スピーカー回りや、デッドニングとは言えないデッドニング、結線方法、パッシブ用コンデンサ追加などいろいろ。一般的に「カーオーディオはこうすべき」と言われる方法とかなりずれています。
例えば・・・
・デッドニングはガチガチに>ゆるゆるですw吸音材は貼っていません
・バッフルはガッチリと>かなり緩く締めています。バッフルとスピーカーはがっちり、バッフルとインナーパネルは振動を伝えることを意識して緩めに締めています。このあたりは今後も要研究です。
・EQやTAを使って・・・>一切使いません フェーダーのみ パッシブはI-Kで簡易的に探って、コンデンサでパッシブに。
・ツイーターは純正位置やAピラーに>車の一番後ろです
・全体を静音化して>ほとんどしていません。普通の音で車外に出ても良く聞こえますwというか、ボリュームを上げ気味で外に出ると、普通に音楽聴けちゃうという・・・ 静音化は快適性が上がるのですが、振動が伝わりにくくなるのを嫌いました。お金と手間もかかりますしw
こんな感じです。イメージは各スピーカーから出る振動をなるべく車体に伝えたいと考えています。フロント側は中高音、一番後ろに一番低い音をもっていって、リアスピーカで低音域の調整な感じかな?ビビらない程度に。実際ビビりはありません。調整はすべて手作業で、デジタルは極力使いません。一昔前のアナログなやり方なのかな?
次回はこれまでの総決算いきますw まぁカーオーディオ素人DIYには良い記事になると思いますよ(謎)・・・
コメント