GARMIN RTL515

4.5
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 今年も暑くなってまいりました。

 6月末から7月というのは私にとっては鬼門で、ここ2年は連続で体調を大きく崩し「(脳梗塞が)再発したかも・・・」と冷や汗ものの時期だったりします。

 さて私は脳梗塞のリハビリと体調管理の為、登山の体力づくりの為に日々運動をしているというのは、このブログでもちょこちょこ書いています。特に脳梗塞退院後はずっと継続して運動を続けており、我ながらよく頑張っていると思っています。

 通常は月平均100~120キロのジョギング、ストレッチ、簡単な自重筋トレを行い、これにプラスして登山やハイキング、たまにサイクリングやスキーなんて感じでやっています。ずっと継続することを最優先で考えているので・・・

①キツ過ぎるのは無し
 性格的に自分の限界を見てみたくなる感じですが、そういうのはもうなしですw 無理を続けると運動することが嫌になってしまうのでほどほど。腹八分目くらいで終わらせるようにしています。

②故障しそうなら休憩
 毎日走っていると膝や足首に違和感が出るときがあります。違和感が出たら休憩多めにするとかウォーキングに切り替えるなどなるべく負荷を分散させるようにしています。故障してしまうと1か月運動禁止とかになってしまうため、そっちの方が怖いです。雨の日も滑って転ぶので運動しませんw

③サボりも禁止
 「これだけ頑張ったからちょっとサボってもいいだろう」これで過去何度も運動習慣が途絶えています。リハビリも兼ねているので(運動しないと体が固まってしまうイメージがある)、とにかく継続することを心掛けています。

 という感じでやっています。

 これらの体調管理はGarminのスマートウォッチForerunner965を使ってスマホアプリで管理しています。運動履歴と睡眠トラッカーが連動していて、おおよその自分の現状体力(ボディバッテリー)を数値化してくれるのですが、この数値が少ない時は本当にいつもできることがしんどかったり、逆に「今日かったるいな・・・」なんて思っていてもボディバッテリーに余裕があるときは楽に運動がこなせる等なかなか侮り難い有用性を感じています。

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 このスマートウォッチマジで最強。バッテリーは1週間持つし、別売りの地図入れれば登山マップも表示可能。suicaも使えます。それでいてfenixシリーズよりも薄くて軽いので、ちょいとチープ感はあるものの、ライフトラッカーとしてはベストチョイスではないでしょうか。

 そんな私ですが、昨年夏に衝撃的なことがありました。今年同様灼熱の中でジョギングをして、ヘロヘロになって家に帰ってきてシャワーを浴びトイレへ行くと・・・人生初めての血尿ですw 

 翌日あわてて泌尿器科へ行くと尿路結石気味とのこと。これすごく痛い病気というのは知っていたのですが、まさか自分がなるとは思ってもいませんでした。以降薬を飲んでいて、実際に結石になったことは無いのですが、この話を脳神経外科の先生にしてみたところ・・・脳梗塞の人は血液がサラサラになる薬を飲んでいるので、ちょっとした体内の傷でも出血してしまい、コレが血尿に繋がった可能性があるとのことでした。そもそも私は普段から水分摂取量が少なく、そこにジョギングで大量の汗をかいてしまったため、脱水>血尿のコンボだった可能性が高いとのことでした。思い当たるフシしかありませんw

 血尿は怖い。でも運動は続けたい。ということで始めたのが忘れた頃に始めるサイクリング。どんなに暑くても風が当たるので涼しい(ハズ)です。また、足への衝撃がない分ダメージが少ないため継続する事も可能。問題点は出発する前の準備が面倒な事です。

 まあでも実際始めてみると、予想以上に負荷のちょうど良さが体調管理に合っていて、結局グッズ買いあさりながら10月まで楽しんでいました。

 この記事のコメント欄で自転車のモチベーションアップにと勧めていただいたのが自転車の後方レーダー。要は自転車に乗っているときに後方にミリ波を飛ばして、後続車の存在を知らせるレーダーです。

 存在は知っていましたが、そこまで自転車に熱くなりきれない私からすると「目視で充分じゃね?」というのが本音で、所詮おもちゃレベルと考えていました。

 しかしながらグッズは大好きなので、早速ググってみて驚いた。恐ろしく評価が高い

 そして心をわしづかみにされたのはEdgeとの連携。後ろに何台、どのくらいの距離で接近してきているのかがわかるらしい。安全云々の前にその機能だけで買ってみたくなりましたw 今回はこのレーダーのレビューです。

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GARMIN RTL515

 ちなみに私はロードバイクはダサい(というかあの格好で走るのが恥ずかしいw)という先入観があり(スミマセン)、未だにミニベロで走っています。ふと思うとミニベロの方がカッコ悪い気がしないでもないのですが、運動したいだけなのであまり拘らないようにしていますw 実際に走っているのは20インチの自転車で週2回・夜に24キロ・平均ケイデンス90以上で走る、という「ただ漕いでいるだけ」という乗り方です。

 この24キロは産業道路が大半を占めており、トラックが多い道です。17時から19時は帰宅のラッシュもあって、あまり快適な走行は望めません。なので19時くらいから1時間かけて走っています。

バリエーション

GarminデバイスではサイクルコンピューターはEdge、ランプ関係はVariaというシリーズ名称があります。Variaはヘッドライトが1種類、テールランプが3種類あり・・・
①後方ドラレコ機能・テールランプ・リアビューレーダー付きのRTL715
②テールランプ・リアビューレーダー付きのRTL715
③リアビューレーダー付きのRTL315

となっています。自転車はリアのリフレクターは法律で必須なので別途ついていれば315でもいいのかもしれませんが、このテールランプの光り方もレーダーと連動しているので、近づいてきた車への視認性からわあたしはテールランプ付きにしました。ドラレコもあるに越したことは無いのですが、稼働時間が減ってしまうのと、まぁそこまではいらないかなということで515を選びました。

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できること(RTL515)

①ミリ波レーダーで公報から接近する車両を検知
 ミリ波レーダーはクルマの安全運転支援でも使われているレーダーで、かなりの高性能。1台はもちろん複数台の車を認識可能です。およそ後方140mで補足してくれます。

②Edge画面上で後方状況を確認可能
 Edgeシリーズと連携可能でディスプレイ上で確認可能。これがめちゃくちゃ便利です。Edge使っているならこの製品買った方が良いと思います。

③専用スマホアプリで後方状況を確認可能
 Edgeが無くてもスマホアプリで後方確認可能。スマホマウントがあるなら安全のために使うのもアリだと思います。

④65ルーメンのテールライト
 ライトの明るさは必要充分。点灯方法もいろいろ指定できます(後述)。

⑤シートポストマウント付属ですべての自転車に装着可能
 台座をゴムで留めるだけなので装着は簡単です。本体ごと捻れば台座から外せるので充電もラクチンです。

⑥充電式でMicroiUSBでの充電 昼間16時間 夜6時間使用可能
 ここがちょっと残念ポイントかな。古い製品なのか充電がMicroUSBになります。充電時間も結構かかる感じです。

使ってみた

 セットは簡単、Edgeとの連携も難しいことはありません。敢えて難しいことというと、電源オンオフは2秒押し。電源が入ったらボタンを押すことで点灯モードが変わっていきます。私はナイトラン専門なのでいつも「ナイトフラッシュ」です。

モード

光の強さ

点滅動作

車両接近中の点滅動作

点灯(デフォルト)

明るい(20 lm)

なし

点滅(普通)

プロトン(グループ走行)

普通(8 lm)

なし

点滅(ゆっくり)

ナイトフラッシュ

明るい(29 lm)

ゆっくり

点滅(速い)

デイフラッシュ

最大(65 lm)

時々

点滅(速い)

スタンバイ

なし

なし

車両を検知しないため、点滅なし

そしていざ出発してビックリ。これスゴイ!

 何が凄いって想像の上をいく正確性。複数台でも補足してくれます。また140m後方から補足といいつつ、かなり遠くの車を補足してくれているように感じます。スピードを出している車でも早めに察知してくれます。

 ランプは結構派手に点滅するので、こちらの存在もしっかり伝えてくれます。私が走っているのは産業道路の暗がりなのでかなり目立っているのではないでしょうか。一応車道側に出るときは目視をしますが、かなりの安心感。 

 RTL515は充電式のテールランプで、同じくGARMINのサイクルコンピューターと連携します。私の使っているExplorerはサイコンというよりナビゲーションなのですが、連携が可能です。実際にどういうふうに表示されるかというと画面右端にレーダー表示がされます。

これが通常画面。後方に車がいない状態。
車両接近中 右上のオレンジ◎が自車です 後方から2台接近中 後方のドット(後方の車)が上側に近付いてきます

 後続車が現れると警告音と同時にドットで相手が表示されます。複数台の後続車の場合は台数分ドット表示がされます。近づいてくるとオレンジや赤にサインが変わり注意を促します。

急接近中 赤い警告ランプがつきます 後方から3台接近中
車両なしになった瞬間オールグリーンに

 最後の後続車に抜かされるとオールグリーンになります。

問題点

 本当によくできているデバイスですが、過信は禁物です。例えばわき道から車が出てきたとか、異様なスピードの車がいるとか、特殊事情の場合もあるので「こんなときはこんな表示なのか」といった経験値が必要。

 またナイトランの場合、公称6時間の動作なのでバッテリーが切れると何の役にも立たないため、ライド前にバッテリー確認が必要。残量はもちろんEdgeから確認も可能です。

 あとはやはり未だにMicroUSBってのは残念かな。

RTLは「買い」なのか

 それでは最後に結論。百聞は一見にしかず。実際に使ってみて感じたことは・・・

 Edgeシリーズ(連携可能なもの)を持っているなら迷わず買っていいと思います。「そんな高級なものいらねーよ」と思う人はいると思いますが(私がそうでした)、一度使うと手放せない安心感があります。
 特に疲れてきた時、後方目視もかったるいなんてときに、後続車がいるのかいないのかを知れるだけでもありがたいです。また後続車補足時にアラームが鳴りますが、これも警告音としてとても有用です。思っている以上に安全性が上がると断言できます。

 Edgeなしでスマホアプリでの運用の場合は「わざわざスマホバッテリー使ってまで後方レーダーが必要か」というところで、個人の判断だと思います。私はこれなら使わないかな。スマホを落下させるリスクも増えますしね。

 実際に購入してみて、安全性が上がったのはもちろん、Edgeの価値自体が上がったように感じます。サイクルコンピューターはケイデンスや心拍数などライド中のモニタリングがメインですが、RTLを使うことで後方確認をディスプレイで確認できるのは想像以上に楽ちんで非常に良いと感じます。

コメント

  1. hidepon より:

    無事、満足いただけたようでよかったです!!
    聞かれるたびに絶賛お勧めしてますが、実際購入した人は本当に少なくて・・・なかなか理解されない部類のガジェットなんだなーと思います。特に自転車歴の長い人ほど、いらねーってなるみたいです。

    自分は2020年から使ってるのでもう5年目になりますが、バッテリーも急激にヘタるようなこともなく信頼性も悪くないです。(が、そろそろ新機種出てもおかしくないんですがね・・)

    • tyuru より:

      交通量多めの車道を走る際にこれがあるとないではかなり違いますよね。特に疲れている時などは後ろを振り返るのも面倒で、かといっていきなり曲がったりはしないものの、後続のいるいないがわかるだけでも便利です。惜しむラクはバッテリーの持ちですが、次出ればこれも改善されることでしょう。

      最近はサイクリングが楽しくて、自転車を買い替えるか悩んでいますがw 8月19日からGarmin一斉値上げとのことなので、取り敢えずケイデンスセンサーだけ買っておきました。
      また、いいグッズあったら教えてください。ナイス情報ありがとうございました!

      • hidepon より:

        > 最近はサイクリングが楽しくて、自転車を買い替えるか悩んでいますがw

        !!!
        新自転車記事が待ちきれませんww!楽しみにしてます。

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