ハマイチ 浜名湖一周サイクリング

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 9月に登山仲間のTさんから連絡。車(プロボックス4WD)を買ったらしい。という事で私がTTSで使っていたカーナビ、ケンウッドのZ904をプレゼントしました。プレゼントしただけで取付はセルフサービスですw

 そのナビを試行錯誤の末取り付けたという事で、それならどこか行きましょうという話になり、かねてから行こうと言っていた浜名湖一周サイクリングを決行することとなりました。

 私は長い間折り畳み自転車で遊んでいて、昨年初めてのロードバイクを購入ましたが、このロードバイクは購入後トレーニングの為直線の往復しかしたことが無く、初めてのロングライドとなります。Tさんはランドナーっていうのかな?昭和の頃の昔懐かしいスタイルの自転車。2人ともそこまで自転車にハマっているでもないのでのんびりお気楽ツーリングです。浜名湖を選んだ理由も距離はほどほど(70キロ前後)でアップダウンが少ないからw 

 車載は初めてなので車載用の道具を準備して備えます。フロントタイヤを外して、車内に固定します。

 これを適当な板にねじ止めして固定します。

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 ディスクブレーキにこのスペーサーを噛ませておけば、シューが閉じてしまうのを防ぐことが出来ます。

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ハマイチ当日

 朝5時にお迎えに来てもらい東名で浜名湖へ向かいます。相変わらず静岡は横に長い。足柄まで来てあと200キロもあります。でも今回は運転はお任せなので気楽なもんです。トコトコ走り続け8時半に浜名湖畔にある今日の宿ホテルグリーンプラザ浜名湖の駐車場に到着しました。ここは比較的リーズナブルながら夕食朝食共にバイキング形式で、夕食はうなぎ食べ放題とのこと。どれだけサイクリングで疲れてもお腹は満足できそうですw

 ホテルの駐車場で準備をして9時過ぎにスタートしました。2人ともハマイチはするけれど、下調べはほとんどしていないというテキトーさ。距離は70キロ前後という事でまぁ三浦半島よりも距離は短いので余裕だろうという算段です。まぁ間違いだったんですけどw

 ホテルは浜名湖の北側に位置していて、そこから反時計回りに一周を目指します。このコースは道路に青い矢印が描かれており、これを辿っていけば一周できるわけですが、一部とても分かりづらいところ(いきなり曲がるところ)があり、気が付くと違うところを走っていたなんてことも多々あります。我々もちょこちょこルートを外しつつも走ることとなりました。

 全体ルートを大まかに説明すると、浜名湖を時計で例えれば12時から9時までは穏やかな別荘区間、9時から6時は市街地区間、6時から3時は快走区間、3時から12時が舘山寺を含む観光ルート的な感じになります。

 道自体は車道のところはそこそこきれいな舗装ですが、自転車専用道路は荒れているところが多い感じ。自転車専用道路は道幅も狭いのであまりスピードは上げられません。ただ湖畔を心地よく流せるのでめちゃくちゃ気持ち良いです。

 ロードバイクで初めてのロングツーリングなのですが、先ずメチャメチャ乗りやすいことに驚きました。この夏のタイヤ交換で26cから28c(タイヤの横幅を太くした)にしたことも結果的に大当たりで、荒れた路面でもガンガン進めます。

 疲れたらすぐに補給です。登山でもTさんは真面目に休憩を取ってくれるのですが、私はほとんど休憩せず疲れ果てるというのはサイクリングでも変わりませんw

 別荘地帯はホント気持ち良いです。

 そして徐々に市街地ルートに入ります。なんだかんだ地味な坂がありますが、ロードバイクはグングン進んでいきます。Tさんはやはり車重もあってきつそう。

 市街地ルートは景色も普通の街中なのでただただすり減ります。このままずっと市街地だったら嫌だななんて思いながら走りました。

 南端あたりに来ると東海道に入り、関所が出てきます。現存する関所の新居関跡(あらいせきのあと)です。観光してきました。まだこの時は結構元気あったんですが、9時頃出発して既に3時間、お腹が空いてきました。観光しながらそろそろ昼ご飯食べようとなったのですが、この後舘山寺までほとんど食事できる場所が無いことを知りませんでしたw

 こんな感じで絶景快走ルートに入ります。ただこの時の心の中は「腹減った」だけでしたw

 この辺りがサイクリングの目玉かな。かなり気持ちよく走れます。思うに一番いいの市街地の西側スタートで反時計回りなのかな。

 この日は比較的暖かくて風も少なかったので絶好のサイクリング日和だったのかも?

やっとのことで舘山寺に到着。記念撮影と遅すぎる昼ご飯です。

 お昼休み直前のうどん屋さん「権太」さんに入ります。めずらしくカレーうどん専門店なのかな?私は普段好んでカレーうどんは食べませんが、疲れていたしお腹が減っていたことを差し引いてもここのカレーうどんはおいしいです!

 このカレースープが手が込んでいてめっちゃおいしいです。うどんも腰があって食べ応えもあります。

 この後は舘山寺からスタート地点まで戻るわけですが、疲れがピークで道を何度か間違い、不必要なヒルクライムがあったりで写真がありませんでしたw ただ「みおつくし橋」あたりは情緒たっぷりでもうちょっと余裕をもって走りたかったなと思います。

 ロードバイク初のロングライドはちょっとしんどかったのですが、これは私の配分ミスというか、準備不足。しっかり補給食を準備して定期的に休憩を取ればそこまでハードなコースではないのかなと思いましたが、またどこか行きたくなるくらい楽しかったです。まぁこの自転車実際私にとっては超高級バイクですが、フルカーボンの軽さとDi2の便利さにただただ感動するばかりでした。一番驚いたのは多少の登りならかるくこなしちゃうところかな。関東近辺の平らなサイクリングコースを探したいと思いますw

番外編 浜名湖・浜松観光

 翌日は天気が荒れてきたのですが、Tさんが観光コースを考えてくれていて浜名湖(浜松)観光です。

その一 うなぎパイファクトリー

 浜名湖と言えばウナギ、そして「夜のお菓子うなぎパイ」でしょう。

 当日の朝Tさんから聞いたのですが、夜のお菓子の意味は皆さん知っていますか?これは販売元によると、夜の家族団らんで楽しむお菓子という意味で名付けたのだそうです。絶対嘘ですよね・・・w これ昔は確かに夜のお菓子と書いてあったけれど、今のご時世使えないんじゃないかという疑問とともにうなぎパイファクトリーへ。Tさんが「社員の人に直接聞いてみる!」というので楽しみにしつつ行ってきました。

 ここはうなぎパイの生産工場をそのまま公開していて、入場無料なうえにお土産のうなぎパイまでいただけます。ちょうど私たちが付いた時には小学生が社会科見学に来ていました。Tさんがいつ聞くのかワクワクしていたのですが、聞く気配がないので「早く聞いて下さいよ!」といったところ「お姉さんたちがキレイで聞けない・・・」と言っていました。

 「夜のお菓子」は今でもガッツリ使われていて、最上級のうなぎパイV.S.O.P.ではなんと「真夜中のお菓子」にグレードアップしている始末。うーむ面白いw

その2 航空自衛隊浜松広報館 エアパーク

 うなぎパイファクトリーが無料なことに驚きましたが、浜松と言えばここ、航空自衛隊のエアパークです。ここも無料で航空自衛隊の歴史博物館というか実際に航空自衛隊の機体を見て触って乗り込めるという楽しい名所です。

 前に一回来たことがあるはずですが、だいぶ様変わりというかパワーアップしていました。

ゼロ戦もあるし、歴代のブルーインパルスの機体があったりします。

ファントムで記念撮影です。

全天球シアターは時間が合わず見られませんでしたが、フライトシミュレーターがあったりVRブルーインパルスもありました。特にVRブルーインパルスはメニューから好きなパイロットの視点を体感できるというマニアック仕様。その運転技術に驚かされました。

その3 里味

 これはウナギ屋さんというか食事処の名前です。エアパークのすぐそばにありますがうなぎの中でもレアな「青うなぎ」を食べることができます。ちょうどお昼時だったこともありかなり人が多かったです。うなぎはそれなりの価格ですがランチ1,000円というのが人気なようです。

 私たちは青うなぎのうな丼(5,500円)をいただいたのですが、これかなり肉厚で柔らかいんです。私はあまり食事を偉そうに語ることはできないのですが、ちょっと驚いたので食通のTさんに聞いたところやはりこれはおいしいとの太鼓判をいただけました。このウナギは本当においしいです。


 なんとなくノリで始まったハマイチですが一泊二日でかなり充実した旅行ができました。横浜から300キロ弱と簡単にはこれる距離ではありませんが、定期的に来ても楽しいかなと思えるくらい走りごたえのある道だったと思います。この夏は暑すぎて一切旅行らしい旅行をしていなかったこともあり、久々の楽しい旅行ができました。