2020年の冬、それまで使っていたiPad pro10.5を娘に譲り渡し、Lenovoの2in1パソコンを使っていました。
このノートパソコンが私の生活スタイルと非常に相性が良く、とても気に入っているのですが、昨年の夏くらいからやはりタブレットもあった方が良いなと思うようになりました。理由は重さとバッテリーです。
1.3キロが微妙に持ち運ぶには重くてかさばるのと、バッテリーは足りないことは無いのですがカツカツで、充電器が必要でした。45W出力のモバイルバッテリーというのがなくて、Ankerの充電器を一緒に持ち歩いていましたが、如何せん嵩張ります。また2in1って質量は変わらないのでタブレット型にしても持ちづらくてデカいのです。
んじゃやはりiPadかなと思ったのですが、老眼対策で12インチ限定となるとiPad Proしかなく、必要なアクセサリーと一緒に見積もっただけで20万円弱してきます。お気に入りパソコンの倍の値段は無いなぁと買えずにいた2021年の9月、LenovoからAndroidのハイエンドタブが発表されました。それがLenovo Tab P12 Proです。それ以降毎日発売日をチェックしていましたが、海外では発売されるも日本では発売の気配もなく、半ばあきらめて、今年(2022年)出そうな新型iPadにするかなぁと思っていた1月末、突然発売のニュースが流れてきました。「ちょっと遅くね?」とは思ったものの、iPadはどのみち高価だろうし、性能的には相変わらず魅力的なので、ひと悶着ありながら(後述)購入に至りました。定価はちょっとお高めですが、キーボードとペンがついての価格なので、トータルで見ると普通かな?
Lenovo Tab P12 Pro
Lenovo Tab P12 Proは簡単に言えば最新最速クラスのAndroidタブレットになります。タブレットの高級路線は実質iPad独占(実際よくできていますよね)な状態で、ここ数年発売すらされていませんでした。Galaxy Tab 7が久々のハイエンドAndroidタブでしたが、日本での発売はありませんでした。
このタブレットが発表されたとき「お、ついにiPadの対抗が出るんだ」なんて思ったのですが、スペックを見れば見る程魅力的です。
- 12.6型有機EL
- Snapdragon870
- 8G RAM
- 256G
- SDスロットあり(1Tまで)
- ペン入力可能
- 4スピーカー
- 対応キーボードカバー
- Windows PCのサブモニターとして利用可能
- 565g
これだけ見てヤバイなと。RAMとかストレージはどうでもいいのですが、赤字の部分が魅力的。iPad Proの良いところをガッツリ抑えています。しかもこちらはキーボードカバーとペンが同梱。そして何よりワイヤレスPCモニターになるというのは画期的。iPadもアプリで対応できるようですが、こちらはLenovo謹製アプリなので多分いいはず。これだとX390YOGAとこれで、モバイルデュアルモニター環境が可能になります。しないけどw
とりあえず今日届いたのでしばらくいじり倒して、これからいろいろレポートしていきます。開封してひと通りインストールした感じだと、かなりWindowsパソコンに酷似しているので、どうしてもWindows感覚で操作してしまいちょっと使いづらい感じ。ただし仕上げや反応・発色は最新だけあってかなりいいです。
私の予想ではAndroidアプリの貧弱さがハードの足を引っ張ってしまうのとアスペクト比(縦横比率)が人によっては(iPadに慣れ切っている人)使いづらいかもしれないと思います。
※現状Ankerの45wの充電器は使えませんw 接続が安定しなくで再接続を繰り返し充電不能。ただしLenovoの60W充電器なら問題なし、Zendureの充電器も30Wで問題なし。相性があるっぽいですね。他にもいろいろ粗探ししてみますw
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