今回のシリーズ長いですよ・・・
翌朝。前日の大雨から一転晴れ渡っております。予定は中房温泉から燕山荘までの1200m強の上りです。
いつもならまぁちょいきついかなというところですが、今回おっさん三人組はそれぞれ20kg強のザックを背負っていますw
私は朝からテンション上がりまくりで、身支度もさっさと終わらせ雨上がり写真撮影ですw
四葉のクローバー確認。初めて見たかな・・・ この縦走の幸運を予感させます。あまり効果なかった気もしますが・・・
この看板のあたりは多くの人がこれから始まる激闘に備え準備をしていました。
これいつもきれいだなぁと思いながら登っています。下しか見ていないのでw
第一ベンチ。この尾根は第一から第三、富士見台という四カ所のベンチが適当な場所に設置されています。すべてで休憩をとる必要はないのですが、我々は休まずにはいられませんw
後にY師匠曰く「わしは(ちと変わった人なのです)登りはじめ10分で単独撤退を考えていた」とのこと。おっさん太りすぎwww
Tさんと私はそれほどでもないのですが、Y師匠は「歩荷力こそすべて」な人なので25kgくらい背負ってます。きついなら減らせばいいのにw そのせいで私たちも20kgは背負っていたりします。テント泊装備なしで20kg・・・ほとんど食べ物だったりしますw
雨上がりとはいえ登山道は比較的しっかりしていました。
第二ベンチ。 多くの人が休憩しています。今回は途中まで某大学の登山部の人たちと一緒でした。
Yさんは80Lのザック満載。
途中中房温泉が見えました。結構な急登です。
最近の私の行動食はナルゲンボトルに入れたグラノーラです。今回はココナッツ味のマンゴーブレンドでしたがすごくおいしかったです。問題点は口が細くて入れづらいところかなw まぁ口のでかいボトルを買えば済む話ですが・・・ これかなりカロリーも高くていいと思います。
今回はアブとブヨにひたすら集られながらの登山でした。下のほうではそうでもないのですが2400mmくらいから一人20匹くらい集られながら歩く羽目になりました。町中なら耐えられない数でしたw
天気はいいのですが標高も高く湿度も低め温度は15度くらいかな?登りにはいい天気でしたが展望がありません。ひたすらに樹林帯を登ります。
お腹が減ったなぁと思った頃(登山開始から4時間くらい)で合戦小屋に到着。この小屋宿泊はできませんが食べ物が充実しています。私の場合、普段登山では小屋でお昼ご飯を食べることはしないのですが 、今回ばかりは食べました。
山菜そば。七味かけすぎですがw 疲れているのもあったとは思うのですが、山小屋のそばとは思えないくらいおいしかったです。
そして合戦小屋名物「スイカ」!塩をガンガンかけて食べます。1/8キレで800円と超高い気がしますが、水分塩分甘味が体に染み渡りものすごくおいしかったです。
合戦小屋から先は多少展望もありますが、このあたりからY師匠が力尽きてきますwあと1.5時間くらいですが2回休んだかな・・・
やっとこ燕岳(二百名山)が見えてきました。写真をクリックするとわかると思いますが山頂には登山者がいっぱい。早く着きたいw
その手前には目的地の燕山荘。
安曇野の町が見えます。
やっとこ燕山荘に到着。
5時間半くらいのところを7時間くらいかかったのかなw 手ごわかった・・・ 師匠はすでに廃人になっていました・・・
雲が安曇野側に出ていて、太陽は雲が多いながらも北から射し込んでいます。Tさんと「これは!ブロッケンチャンスなんじゃない?」という話になり、干からびている師匠を宿に残しw二人で燕岳へ向かいました。
途中のイルカ岩。この手の岩はよくありますが見るからにイルカですw
おぉ!予想通りブロッケン現象が!日光が強ければ強いほどはっきりと出るようです。
がっつり映ってます!
燕岳山頂から。雲が多くて時間的にも夕日はちょっと無理そうですが、きょう一日の疲れを吹き飛ばしてくれる景観です。
だいぶ冷え込んできました。
雲が印象的でした。
燕山荘内部。2段式で一室に5名なのかな。狭いですw 数ある山小屋でも人気のある小屋ですから大変なことになっています。
温度差が激しくてレンズが曇りましたが燕山荘の夕食。まぁこんなもんでしょうかw
そしてこの日は泥のように眠りました。明日からの縦走が楽しみですが、天気が心配・・・
つづく・・・
コメント