鳳凰三山 その1

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台風一過で皆既月食が予想される10月8日、Tさんと共に初の南アルプス、鳳凰山に登ってきました。鳳凰山は薬師岳・観音岳・地蔵岳の三つの山の総称で、鳳凰三山と呼ばれています。最高峰は観音岳、地蔵岳にはオベリスクと呼ばれる花崗岩の巨石があります。これは麓の韮崎市からもはっきりと見ることが出来ます。

 

 多くの人が鳳凰三山は良い!と言います。アクセスも良いですし、山容も雄大で、南アルプスが一望でき、縦走気分も楽しめます。登山道沿いには川が流れ、雄大な滝を楽しめます。が、実際はそんな甘い山ではありませんでしたw

 

朝4時に横浜を出発。圏央道が開通したので早速利用してみました。途中コンビニに寄ったりしながらおよそ3時間で青木鉱泉に到着。おそらく30分位16号使うより早いですね。


青木鉱泉の駐車場は750円/日。朝停めておくとワイパーに請求書が挟まれますw 登山道入口には水場があり、登山届の箱もあります。簡易的な登山届も書くことが出来るようになっています。


ドンドコ沢ルートで登ります。コースタイムおよそ6時間、最初は楽しいです。最初は・・・

紅葉は下の方はまだこれからかな?上の方はもう散り始めています。

このルート、滝がいくつか出てくるのですが、どれも本格的です。最初に2つ滝のようなものが出てきますが、これは違うのです。

台風の後で水量が多いです。

南精進ケ滝。メインルートから一寸入ったところで眺めることが出来ます。本格的な滝で驚きました。

このあたりは紅葉していますね。

鳳凰の滝。左右から滝が流れてきます。ガスが出ていて残念。

同じくらいのペースのご夫婦によると、こんなに水量の多いのは初めてだとのこと。

このあたりから登山道の斜度がハンパなくなってきますw


白糸の滝 。一瞬ガスが晴れたりしました。


まだ写真撮る余裕有りますw 今回は初のフルサイズ、D750で登山です。


五色の滝。かなりデカイです。滝壺まで降りることが出来ます。メインルートから10分位歩くかな?ここでカメラのアイカップ落としましたw 滝の落差が大きいので、太陽が出れば虹が出ると思います。誰に聞いてもこの滝が一番のオススメだそうです。

五色の滝からさらに1時間、オベリスクが見えてきます。ココからは沢沿いに小屋まで気持ちのいい山歩きが出来ます。が、すでに消耗しきっていますw


やっとこさ、今日の宿泊地、鳳凰小屋に到着。平日ながら20人くらいの宿泊客とテン場にも何張りかお客さんがいました。

予定では軽く地蔵岳行く?なんてTさんと話していたのですが、到着した頃にはそんな話は無かったことになっていましたw 荷物おろしてお酒飲みます。

小屋の中はかなり渋いですw 昭和を感じます。

小屋のあたりは快晴!紅葉を眺めながら他のお客さんとお酒を飲みながら夕食まで山談義です。

夕食は17時半からカレーです。左のお肉、大豆だそうです。これがうまい!カレーは食べ放題で私は2杯、Tさんは余裕の3杯です。


夕食を終えて外に出ると・・・食が始まっています!


300mmで撮ったのですが、月がどんどん動くのでこまめに角度調整をします。


あともう少しのあたりで、影の部分がぼんやり赤くなってきます。これ露出の調整がムズいです。

これがBloodMoon。ものすごく寒かったんですが、苦労して来て良かった!
最後まで見るつもりだったのですが、20時過ぎで皆さんもう寝てますw

この夜はかなり冷え込みました。布団と毛布1枚では耐えられず、しばらく布団をかぶってホカロン3枚投入しながらもブルブル震えていました。最終的には寒さに耐えられず、毛布を3枚追加してやっと眠ることが出来ました。

明日は日の出を見るべく4時起きですw

ドンドコ沢ルートはキツイですが1時間おきくらいに滝が出てくるので飽きません。ルートもちょっと分かりづらかったり、登り辛いと感じましたが、たぶん南アルプスはみんなこんな感じなのだと思います。

D750を持っていきましたが、やはりフルサイズ重すぎます・・・ボディとレンズ二本で2キロ強ですが、Captureでショルダーベルトに1.5キロかけていると鎖骨が痛かったです。マイクロフォーサーズの方が全然楽ですね。というか、24-70はコンデジのRX100Mk3にして、望遠側はマイクロというのがいいかな。実は今回かなり手ぶれの写真が多かったです。E-M5とE-M1で強力な手ぶれ補正に慣れきった私には登山しながらのぶれない撮影は厳しそうです。予定の段階で自分の歩荷力と相談しておかないとフルはキツイと実感しました。

 

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