キッチンの蛇口が壊れた!
昨年くらいからかな?我が家の台所の水栓のプラスチックヘッド部分にクラック(亀裂)が入り、シャワーを使うと水が漏れて、顔にかかるという間抜けな状態になっていましたw 妻に直そうといっても「水量落とせば飛んでこないからいい」といいます・・・ おかげで毎日コーヒー用のお湯を沸かそうとポットに水を入れるたびに顔や服がびしょびしょになっていました。
ずっと気になっていたのですが、今回洗濯機を買って、時代の進化にただただ感動。あれこれ買い直ししたくなっております。今現在不具合のある部分から順番に交換していこうと思い立ち、まずは水栓を交換することにしました。
蛇口(水栓)交換を調べてみた
ちなみに、この水栓、ヘッド部分だけ外して交換できそうに見えますが、一般にヘッド部分だけの販売はネットで探しても出てきません。ホームセンターでも売られておらず、係員さんに聞いてみたところ、メーカーからパーツで取り寄せることは可能だけれど、20数年前だと当然廃版だと思いますし(未確認)「メーカーが、交換するならパッキンなどの安全性を考え、丸ごと交換を推奨している」ということでヘッドは売られていないのだそうです。しつこくネットで類似品のシャワーヘッドを探すと7~8千円します。ちなみに、台所以外の洗面所やバスルームのシャワーヘッドは普通に売られていたりします。この辺り何故なのかは謎ですw
丸ごと交換を前提でネットで検索すると、4000円くらいから謎メーカーの新品があり、有名メーカーならば2万円弱。ですので今回は丸ごと交換することにしました。
水栓を探すときには、伸びるタイプか、浄水器が必要か、デザインや色はどうか、材質は金属かプラかなどいろいろ考えておいたほうが良いと思います。私は今までと同じ機能(伸びてシャワー付)でいくことにしました。
取付工賃に関しては、一般的に業者さんで頼むと作業代が8千円~1万5千円くらいかかります。出張料が込みだったり別だったりしますが、15000円は覚悟しておいていいでしょう。トラブル対策に技術料と考えて15000円は妥当だと思いますが、私はセコイのでDIYでチャレンジしてみることにしましたw
今回私が選んだのはAmazonの一番人気TKGG32EBRです
素人DIYのメリットデメリット
素人DIYでのメリットは・・・
- 安い!パーツ代だけですから当然安上がりです。
しかもネット通販ならばかなり安く買うことが出来そう。ホームセンターより2000円は安いかな? - 仕組みが分かると壊れた時の対応がしやすい。
今回色々調べると、そんなに複雑な構造ではないし、壊れる場合はだいたいパッキン老化による水漏れ。これはパーツでパッキンが売られているので対処しやすそう。 - 自由が利く
予算の幅が広がるので、ワンランク上の水栓も選択肢に入ってきます。メーカーも規格さえきちんとわかっていれば対応できます。もともと我が家にはTOTOの水栓がついていたのですが、TOTOの場合、どんなに古くても対応表があり、そこから最新機種の代替品を調べることが可能でした。コレ物凄く便利。ですので分解しないでも我が家の穴は44mmでスペーサーが必要な事が分かっていたので安心してDIYできました。
ここにスペーサーをかませて、36Φの製品を取り付けられるようにします。
素人DIYのデメリット・・・
- トラブルに対応しきれない可能性がある
水栓だけの問題だったら交換で済みますが、そのもとの配管や別の部分に問題があった場合対応しきれない可能性があります。 - 雑w
私だけかもしれませんが雑ですw - 水周りだけに漏水の心配が常にある。
結構おっかなびっくりでした。これらのデメリットを考えると普通は工賃払った方が安心です。DIYはお勧めしません。
ただうまくいったときの感動はプライスレスです・・・私はこのためだけに頑張っているといっても過言ではありません。もしDIYでチャレンジするならばいざというときの修理屋さんも考慮しておいたほうが良いでしょう。
必要な工具
意外に必要な工具少ないです。ウォータープライヤー・モンキーレンチ・ドライバーがあればいけますが、1箇所特殊工具が必要かもしれないところがあります。私は一応用意したのですが(これもネットで安いです)、結果的には使いませんでした。TOTOの場合、六角レンチは入っていて、説明書もかなり親切に取り付け説明がされていました。
予習&イメトレ
この手のDIYは今だとYOUTUBEでほとんどの作業が動画説明されています。ただ動画の内容通りにやっても、実際は違っていたり、説明不足だったり、ランダム要素も少なくないので、何本か確認しておいた方がいいでしょう。私はここをメインに、実際の配管情報と照らし合わせイメトレしました。
実際の施工
古い水栓の外し方はこの動画が良かったです
おおまかな流れはこの動画の通り。あとは自身の環境で若干の応用が必要ですが難しいことはありませんでした。
悩んだ箇所
最初の水道の元栓が固着していて動きませんでしたw 雑巾とプライヤーで一気に力をかけたら簡単に回りました。
これはもともとついていたジョイント部ですが、上下のボルトを外してジョイント部をとらないと穴から抜けません
特殊工具を使うはずのところですが、キッチン台取り付け部の裏側、ギザギザの皿状の部分を回すと思っていたのですが、その下にナットが入っていて、特殊工具無しで簡単に取れましたw
古い水栓を取り外した状態。
スペーサーは二枚組なのですが、キッチン台がぶ厚すぎて、下側のスペーサーは使いませんでした。取り付け後にガタが出なければ上だけでいいと思います。
今の製品は最後ナットで締めこまず、ググッと差し込むだけの簡単設計。ここから漏れると笑えないので、説明書をよく読んで、きっちり施工しましょう。
完成
アレコレ試行錯誤しながらも1時間ほどで交換完了。元栓を開けて水漏れが無いこと、水栓自体にガタが無いことを確認、水出しです。
んむ感動。我ながら大きなトラブルもなく、きれいに施工できました。この一年のせいで、今でも水を出すとき、漏れ出てくる水をよけようとしている自分がかわいいw
もちろんこの後、何の意味も無く水やお湯を出したり止めたりして楽しめました。
やってみれば意外に簡単な部類のDIYだと思います。穴の径に合わせた製品を用意できれば8割できたも同然かな。自信の無い人は素直に業者さんに頼みましょう。
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