昨年からこの時期に、仕事の仲間とキャンプに行く流れができた。普段はほとんど絡まないのだけれど、年齢も近くて、同業者同士なので共通話題も多く、いつものソロキャンプとは180度違ったワイワイガヤガヤなキャンプ。
みんながみんな私のようなペースで普段からキャンプをしているわけでもないので、アクセスのいい、有名キャンプ場ということで、今回はふもとっぱらへ。
前回行ったのが2016年の1月。
この時はまだそこまでキャンプが人気ではなくて、だだっ広いサイトに3組くらいしかいなかったのだけれど、ゆるキャン△あたりから大人気キャンプ場になっている模様。今回は日曜INなので、夕方には人がいなくなると思っていたら、想像以上に人が多くて驚いた。多いといっても敷地がだだっ広いので、数十メートル間隔で点々とテントが張られている感じ。
受付の人も「日曜だし、日帰りの人も多いのでそこまで混んでませんよ」と言ってはいたのだけれど、まぁ私の感覚からするとやはり多いかな。しかしながら、人気に奢ることなく、値段も相変わらずリーズナブル(車込みで一人3000円)だし、何といっても目の前に富士山がドカーンとあるこのロケーションは最高。人気があって当然といったところでしょうか。でもこの日は曇っていて富士山なしですw
現地集合現地解散なので、行きは横浜から大井松田まで高速。その後は下道で、富士山を巻くように走り、カオデの調整をしながらだらだら走って、着いたのがは14時。一番乗りだったので先に自分のテントを張っておこうかと作業を始めると、残り二名も続々と到着。15時には宴会が始まっていましたw
天気予報では晴れだったのだけれど、結局この日はずっと曇りで富士山も見えず。夜には軽くみぞれ交じりの雨も降ったりしつつも2時まで飲んでました。夜中も思ったほど冷え込まず(といっても震えるくらいには寒い)、参加者がみんながみんな大量の薪を買ってきていたので、ひたすら全開で焚火をしていました。
今回は友人のペール缶型のストーブを使ったのだけれど、これがものすごく暖かかった。最近まで「キャンプでストーブなんて・・・」と思ってはいたものの、今回といい、ここ最近のZeroさんとのキャンプといい、薪ストーブの熱量には離れられないものを感じ始めていますw 近い将来買うことになるでしょう。
ストーブに関しては安くて実績の多いものがイイと思うので、本間の製品が筆頭候補。<すでに構想段階に入ってますねw
もともと薪ストーブは必要ないと考えていた理由は、ソロではありえない荷物になることと、やはり持ち運び・保管に難があるという理由なのだけれど、 実際に使ってみるとそのデメリットを補って十分な魅力を感じます。 一番はその温かさ。次に風に影響されず、火の粉や煙で悩まされづらいという、焚火台の弱点を見事に補っているところ。焚火台はワイルドで雰囲気はあるけれど、慣れてしまうと利便性が欲しくなる。隣の芝は青いといったところでしょうかw
まぁそんなギア談義などもしつつ散々飲んだくれて、最後のほうは人生相談みたいなのがアラフィフおっさん同士で始まり、ホトホト眠くなってしょんぼりしてきたところでお開きに。
今回は電熱ベストを着て寝るという邪道の極みな装備、さらに象足で足元もばっちり。あまりの快適さにぐっすり寝ることができました。
高いけれどこのエアマット、冬は最強。これだけで底冷えを防ぎきります。
今やこれなしでは膨らませない。というより撤収の時に絶対必要w
翌朝。キャンプでは珍しく8時まで寝てました。二日酔い・・・ 富士山拝めるかなとテントからのぞくとダメでしたw ほかのメンバーはまだ寝ていたので一人でモーニングコーヒー。
しばらくするとやっと出てきました。
これが薪ストーブ。もともとグリーンでしたが一晩ですっかり焼けました。相当火力出ます。残っていた炭の熱で簡単に火がつくのを見て、さらに欲しくなったw
前日のおでん鍋にチキンラーメンと卵を投入!
人生で一番おいしいチキンラーメンになりましたw ちょっとしょっぱかったかな?でもそれがイイ。
食事を終えて、撤収するころには本来のふもとっぱらの風景となりました。富士山を見ると安心しますw
午後には仕事が残っているので、11時くらいには出発しました。
気温が高めだったというのはあったけれど、なかなか充実したキャンプでした。でも、最近キャンプ場のリピートばかりなので、そろそろ新規開拓がしたいところ。
ふもとっぱらを出てふと富士山を見上げると見事な帽子雲。悪天の予兆らしいですw
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