中古のノートパソコンを買ってみたらいろいろと感動した話

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※Mac関連はサッパリわかりません。Windowsのみの話です。
※SSD換装やメモリ増設くらいはできる人前提です。

昨年末から、Windows7のサポート終了に合わせ、知り合いのパソコンのOSアップグレードやSSDへの換装を何台かやりました。すべてノートパソコンです。 

私自身、パソコンいじりが好きだったので、かつてはSONYの最軽量とか喜んで買ったいたこともありましたが、実際の使用ではストレスしか残らず(特に発熱問題と画面の小ささ)「自作の倍のコストでこの性能かよ!」ということで、ノートPCに対するトラウマがあり、自分からノートパソコンを買おうと思ったことはありませんでした。仕事に必要でノートを買うことになっても、フロンティア神代とか(ナツイw)価格コムおすすめモデルなど、世間とはズレた買い方をしていました。

今回、10年前くらいのノートを数台いじっていて「あれ?意外に使える?」という気がしてきました。むしろSSD入れちゃえば、Core世代ならまだまだイケるという印象を受けました。しかも快適。

いわゆる普及機は野暮ったさがあって、画質などもそれなりですから、まぁこんなもんだなと思っていたのですが、薄型の高級機、これはスマートでイイ!めちゃめちゃ欲しくなりましたw

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はじめての中古パソコン

欲しくなったら止まらないw 早速何を買おうか考えますが、そもそも使い道すらよくわからない。今仕事で使っている東芝の格安ノートを娘にあげて(改造済)、その代わりになるノートPCというのが一番シックリきそうなので、一応そういうことで探し始めました

ただノートパソコン、いまだに古臭いシステムでコスパ悪いの多すぎます。結局へそ曲がりな私は中古を安く買っていじり倒すことにしました。もう皆さんわかりますよね・・・

使うよりバラバラにしたいだけなのですw

今まで中古パソコンとか考えたこともなかったので、相場すらわかりません。使うか使わないかすらわかっていないパソコンにお金はかけられないので、予算は5万円までの中古としました。これなら使わなくてもダメージ少ないし、人にあげちゃってもいいかなと。

もしぶっ壊しても、壊れるまでのスリルと経験はプライスレスですしw

ノートパソコンの種類(個人的見解)

一口にノートといっても色々な種類があります。最小・最軽量を突き詰めると値段はどんどん高くなり(メーカーが威信をかけて気合入れてくる)、汎用性が高くなるとコスパがよくなります。そして大きさ・重さ無視でスペックを上げていくとまた値段は上がっていく感じ。

薄型・軽量「俺超イケてる」路線

薄くて軽くてスタイリッシュ。スタバでどや顔するのがこの枠かな。といっても私もこれ欲しい!やってみたい!やることはこのブログ記事書くくらいですけどねw

Dell/XPS・SONY/VAIO Pro・Lenovo /X1 Carbon・Panasonic/Let’sNoteなど。実際この辺りは新品も高いが(つか今どき20万超えてるノートなんてあるんですねw)、中古でも人気がある。でも拡張性が低く、軽量を求めるあまりディスクドライブがないとか当たり前、LANポートまでなくなっているという薄さのもの。それなのにCPUはかなりいいものを積んでいて、ものすごくチグハグなイメージ。

5年前の中古でも5万からが中古相場です。

なんでもついてるけどちょっとやぼったい路線

一般的だし値段もそこそこで拡張性もあり、家庭に一台ならこれがいい。筐体がでかい分、パーツ配置にも余裕があって、安定性も高い。でもメーカーが独自の機能をつけて価格を上げたり、スペックをスポイルしていることも多い。中古でもたくさん出ていて、非常に買いやすい。本当にいいものならばこれがベストな選択肢。

2万~5万くらい。あれこれソフトもついていてSSDとか換装してあるものが多く、買う方としてもこれがベストと感じます。でも私はこれいらない。これならNUC組みますw

ノートでデスクトップ超えちゃおう路線

重くてもいい、でかくてもいい、とにかくパワーで押し切るタイプ。そんなに中古も出回らないし、人気もない。密かな狙い目。ただ絶対数が少ないのと、かなり古い機種が出回っているかな。それだけ堅牢(というか持ち出せないので長持ち)ということだろうか。

相場を見るほどタマが出ていない。おそらく企業が買ってそれをどこぞの会社が再生して出す感じなのかな?3万から8万くらいとかなり幅広い。

実際に使ってみればわかるのですが、薄型・軽量はカッコいいけれどキーが打ちづらい・テンキーが無い・高精細だけれど老眼には厳しいなどのウィークポイントが。逆にワークステーションは何でもできるけどノートの必要があるのだろうかという疑問がわきます。この辺りは個人の利用用途に合わせて「何が本当に必要なのか」を考えて選んだほうがいいと思います。

中古パソコンの選び方

中古のパソコンを買う際に、どこで買うのかという問題があります。アキバなどに行って自分で実物を見て決める・ネットで買うなどなどありますが、どちらにせよ中古品の場合は運要素が絡んできます。こればかりは中古を買うということの最大のリスクであることに変わりはないのですが、その前に抑えておきたいポイントもいくつかあります。

ソフトの有無

OSに関しては通常入っていますから特に問題無いように思いますが、Win7のままなのか、10にしてあるのかは大切。10になっていた場合はアップグレードなのかクリーンインストールなのか。自分で入れなおす前提ならばどちらでもいいのですが、できない・面倒という場合はしっかり見ておいたほうがいいでしょう。

そして、一番注意したいのはOffice。今Officeは3万くらいしますから下手するとノート本体より高くなります。この辺りはヤフオクなどのもののほうが圧倒的に入っている確率が高い。Office2010は2020年秋でサポート終了ですからOfficeのバージョンにも気を付けたほうがいいです。私はサブスクのOffice365を使っているので、Officeいらないから安いほうがいいと考えました。

ハードの性能

中古の場合、オークションは特にハードを改造済みのものがあります。HDDをSSDに・RAMを増設済みなど。この辺りをお金で考えると「え?これ本体ただじゃん!」みたいなものもあります。SSDやRAMはそこまで壊れるものでもないので、改造済みのもの方が私はいいと思います。見た目は微妙だけどSSDやRAMだけ引っこ抜きたいくらいのパソコンが普通に出品されています。

テンキーの有無

皆さんはどうかわかりませんが、私はこれものすごく大事。Excelを使うことが多いので、これがないと能率が全然違う。家でWebとメールくらいならいらないかもしれませんが、それはiPadで充分かな・・・ この辺りもバランスが大事。

あと今回どうしても譲れない条件で、キーボードのバックライトが欲しかった。真っ暗な中でパソコンって何やってんの?って話なのですが、結構キーボードがわからなくて困ることが多い。というか光るキーボードを使ったことがないwどうしても欲しかった機能です。

改造しやすさ

これは個人差がありますが、先にも書いたように、使う以前に改造したいというのが私にはあります。ノートが嫌いな理由の一つに「細かすぎる」「分解も一苦労」というのがあったのですが、今の時代、売れているノートなら業者さんが分解方法を書いてくれています。場合によっては動画まであります。昔はこれが少なかったのでおっかなびっくりでしたが、今はどうにかなるレベルまで楽になっています。

ちなみに軽量モデルはRAMの増設ができません。8Gあるならまだしも、4Gだと私は無理。その機種はどこまで改造できるのかは興味があるなら調べておいたほうがいい。

普通の機種ならHDD交換・RAMの増設くらいはすぐにできます。

ちなみに改造を視野に入れる場合、国内メーカーはパソコンもガラパゴス化していてメーカーごとに、さらには機種ごとにオリジナルな部分や癖があり、非常に扱いづらい。Win10サポートもしないとか、独自のデバイスを入れていて「もうサポートしません」なんて普通にありますし、これが原因でWindows10が安定しないなんてことがあります。私がいじった感じでは富士通が癖が強い、次いでNECかな。東芝は改造しやすいほうだと感じました。

逆にいじりやすいのは海外メーカー。DELL・Lenovo・HPあたりは「中古買ってください」と言わんばかりのいじりやすさ。ドライバや付属ソフトも簡単に見つけてダウンロードできるのには驚きました。中古で買ってクリーンインストールしていじり倒すというのが比較的簡単にできるのでおススメ。

私がおススメする中古パソコンの条件

一応今回私が購入する際にいろいろ考えて、誰でもそれなりに満足できるであろう条件をご紹介。

2014年以降でCore-i5以上

別に10年前のものでもいいのですが、10年前だともうハード自体が寿命に近いものが多いと感じます。特にHDDはもう故障寸前なんてものが多い。SSDに変更前提ならいいにしても色々とへたりが出てきます。液晶もあまり古いと焼き付きとかLED不良などが考えられます。

Core-i5以上というのは、古いi3は普通にもたつきがあります。私はデスクトップがi5ということもあり、最低ラインがi5です。

アフターパーツの豊富なもの

ノートで嫌なのはキーボードの文字が消えているとかテカってしまっているもの。これは仕方のないことなのですが、そのキーボードは買い換えられるのかというのは大事だと思います。となると国内メーカー物は厳しい。Lenovoなどだと世界レベルでパーツが売られているので「ダメになったら交換すればいい」くらいに考えられます。

今回驚いたのは海外メーカーはサービスマニュアル(分解方法の説明書)を配布しているんですね。まったくブラックボックスの国内メーカーとフルオープンな海外メーカーとの差はでかいです。

自分の利用用途に合ったもの

一番大事なのはこれ。持ち歩かないのにコンパクトモデルはいらないし、頻繁に持ち歩くのに1.5kg以上は厳しい。先のテンキーもそうですし、ものによっては画面のタッチ入力ができる場合もあるので、この辺りは「一番メインで何をするか」にあわせて製品を選んだほうがいいです。

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